【ゲンキの時間】アンガーマネジメントで怒りをコントロール!心身を健康に

頭痛や風邪の病気の女性

2016年11月27日放送の「健康カプセル!ゲンキの時間 」は
「心筋梗塞のリスクが5倍!?
寿命を縮める「怒り」との付き合い方」

病気のリスクを大幅に高めるという「怒り」。
そんな怒りを鎮める、魔法の言葉を紹介!

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怒りと健康の関係性とは?

怒りと健康の関係について解説してくださったのは、
杏林大学名誉教授精神神経科専門医の古賀良彦先生。

古賀先生によると、
怒ると血の巡りが悪くなったりするそうです。
 
1950年代、アメリカの心臓外科医が
心臓疾患と診断された患者の中に、
怒りっぽい性格の人が多くいることに気が付きました。

そこで、イライラして怒りっぽい人をタイプA、
そうでない穏やかな人をタイプBとして研究したところ、
タイプAの方が心筋梗塞など心臓病に
かかりやすいことがわかったのです。
 
怒りの感情には自律神経が関係しています。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、
怒ると交感神経が優位に。



怒りと交感神経の関係を実験

そこで怒りと交感神経の関係を
細かく調査することに。

用意したのは電極を身体に着けると
心拍数から交感神経の活動を計測する機械。

この機械を身体につけてもらい
10円玉を10枚立てて1列に並べる実験をします。

まずは鈴木さんにやってもらいます。
怒りの実験とは知らせず
ヴェートーベン久保隆さんが隣で邪魔をします。

イラつくことが多いと交感神経のグラフが
激しく上下しています。


怒って交感神経が活発になるとなぜ健康に悪い?

なぜ怒って交感神経が活発になると
健康に悪いのでしょうか?

交感神経が活発になると血圧をあげるよう
体に指令を出してしまうのです。

怒ってばかりいると、血圧が高くなり
血管にダメージが。
 
すると、血液が十分に心臓や脳に
運ばれなくなってしまう。

その結果、怒りっぽい人は心筋梗塞の発症率は
そうでない人の約5倍。
脳梗塞も約2倍ほど多いといいます。
 


アンガーマネジメントで怒りをコントロール

怒りっぽい人は自分を変えていく事が大事。
ではどうすればいいのでしょうか?

そこで訪れたのが日本アンガーマネジメント協会。

アメリカ生まれのアンガーマネジメントですが
日本にも協会があるのです

代表はアメリカでスキルを学んだ安藤俊介さん。

安藤さんの行うセミナーは近年有名企業や政府など
積極的に行われその著書も多数。

安藤さんによると、怒りの感情は
アレルギーに似ている部分があるのだそうです。

ある出来事があった時に、
怒る人もいれば怒らない人もいます。
 
例えば、花粉症。
花粉に敏感に反応する人と、
まるで反応しない人がいます。

それと同じで、同じ出来事であっても
イライラする人とイライラしない人がいるのです。

実は先ほどの10円玉を立てる実験を
鈴木さん以外の方にもやってもらったところ
その反応は様々。
中にはなんと10枚全て立てた人もいました。



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コアビリーフの幅を広げる

私たちが怒る理由というのは、
自分が信じているコアビリーフというものが
裏切られた時。

コアビリーフとは、
自分が“こうあるべき”と
信じているもののことです。
 
 
大事なのは、このコアビリーフ
(=~べきの境界線)が
人それぞれで違うということ。

「自分と同じ」「少し違うが許せる」「許せない」
という範囲があり、人によって違います。

例えば、仕事で「早めにやっておいて」と言われたら、
いつまでにその仕事を終わらせようとしますか?
 
5~10分でしなければと思う人もいれば
その日のうちにすませればいいと思う人もいます。

5~10分で終わらせてほしい人が、
その日中に終わらせると考える人に仕事を頼めば、
これは一波乱ありますよね。
 
「少し違うが許せる」の幅が狭いと、
怒ることが多くなってしまいます。

自分のコアビリーフの幅を
意識的に広げていくことが、
アンガーマネジメントが
うまくいくコツです。
 

怒りで身体が不調に

身体のあらゆる部分の働きを
自律神経がバランスを取っています。

けれども、怒ることでこのバランスが
崩れてしまう。

例えば、頭痛がしたり、手足が痺れたり、
下痢になったり、便秘になったりと身体の不調に加え
よく眠れなくなってしまうこと。 

怒って交感神経が高まると寝不足になり、
昼間の生活がうまくいかなくなります。

するとストレスがたまり、イライラして怒る
→交感神経が再び高まる
と負の連鎖が起きてしまいます。

「怒り」クイズ
怒りやすい人への実験で証明されたものはどれ?
A.抜け毛が多い。
B.目が悪くなる。
C.ヤケドが治りにくい。

正解はC
 
怒りは傷の治癒力にも関係してきます。
傷が治るためには、
十分な血液が栄養素や酸素を運ぶことが必要。
 
けれども、怒りで交感神経が血管を収縮させてしまうと
栄養素や酸素が運ばれにくくなってしまいます。
そのため、怒ってばかりいると
傷が治りにくいということが起きてしまうのです。



怒りは上手にはき出していく事が大事

コアビリーフは、
その人が持っている確たる信念のことです。
 
一番悪いのは、怒った時に激昂すること。
諭すようにちゃんと言う怒り方がよい。
 
そうすることで、怒られた側も、
怒った側のコアビリーフを
理解することが出来ます。

ずっと怒りをこらえていたら
交感神経の高まりが余計高まって
本人のストレスになります。

上手に怒りをはき出していく事が
大事です。



怒りを抑える方法

先ほどの実験で10円玉を1枚もたちてられず
イライラしていたのが朝日さん。

久保さんが何やら文字の書いてあるカードを
朝日さんに見せました

カードを見せたその数秒後、
イライラ指数がグッと急降下。

このあとも以前のイライラは
全く出なくなりました
カードには何が書かれていたんでしょうか

6秒数えてください

「6秒数える」が怒りを鎮めるキーワード。

いきなり自分の感情を爆発させずに、
上手にブレーキをかけてあげるのが大事。。
まずブレーキをかけておいてから、
その後に自分の気持ちをゆっくり出していく。
 
 
【仕事場でも行われているアンガーログ】

山口県の介護施設でも
目覚ましい成果がありました。

夜間コールが多くてイライラが募るためか
こちらでは働き始めて1年以内に辞める人が多く
毎年10名以上の離職者がいたそうです

そこで施設長の河内さんが職員たちと
アンガーマネジメントを試したところ
それを離職者0に。

そのアンガーマネジメントの方法とは?

それはイラッとしたことをその場で書き留める
いわば怒りの日記
かなり直接的な思いが書かれています。

これで何が分かるかというと
自分が怒っているパターンや
傾向が見えてくるので予防もできます。

例えば朝の電車で必ずイライラするのが
分かっていればその電車に乗らなければ
いいということが分かってきます。

自分がどういうところで怒りやすいか
という傾向が分かればそれを回避するためには
どうすればいいか
あらかじめそういう状態にならない
工夫もできるのです。

これにより腹が立って
仕事が進まないことがなくなり残業が50%減。

また、施設利用者への対応がよくなり
夜間コールも減ったそうです。

【自己催眠】

ほかにも簡単な自己催眠をかけるという方法があります

椅子に座って目を閉じ手を下げます

そして心の中で「両手が重くなってきた」と
暗示をかけましょう。

次に額が涼しくなってきたと思う
その次にお腹が温かくなってきたと思う。
 
実はこれ、最も副交感神経が
優位なときの状態なんです。

怒りっぽい人はこれを1日数回行いましょう
 
自分のやりやすい方法で
アンガーマネジメントをしてみてください。

また、古賀良彦先生によると
「笑う」こともとても大事で、
だからいつも何か話すときに口角をあげて
話をするのも良いとのことです。

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