【あさイチ】デジタル遺品でおこるトラブル&対処法!パソコン、ネット銀行、SNS

カレンダー

2017年1月18日放送の「あさイチ」は
「あなたも危ない!?デジタル遺品 」

故人のパソコンやネット銀行、SNSで
おこるトラブルや対処法について紹介!

スポンサードリンク

デジタル遺品とは

亡くなった人が使っていたパソコンや
携帯電話などに残されたデータのことです。
家族との大切な写真。
メールやメッセージアドレス帳のデータ。

中には、クレジットカードの番号やパスワードもあり
生前に手を打っておかないと遺族が
トラブルに巻き込まれかねないんです。

例えば、ネット銀行に遺産があるにもかかわらず
その存在にも気付けなかったり
引き落とせなかったりする場合もあります。

逆に、家族に秘密で取引していたネットの金融商品で
巨額の借金を残してしまうことも。

さらに、ブログが乗っ取られ知人を
ネット犯罪に巻き込んでしまう可能性もあります。

故人が残したFX取引に注意

特にお金のトラブル。
実際こんなことがありました。

日本セキュリティ・マネジメント学会の
萩原栄幸さんです。

ITの専門家として、数多くデジタル遺品の
相談に乗っています。
過去にはこんなお金のトラブルがあったといいます。

友人の死後まもなく
その妻・Aさんから、ある相談が。

夫のパソコンの中に遺産相続に関する
データがあるのでは?

しかしパスワードがわからず
パソコンが開けないため、
萩原さんにパスワードの解除を依頼しました。

無事、パソコンを起動できたのですが。
証券会社からのメールが届いていました。

しかしそれは、資産ではなくまさかの請求メール。

FXで、1500万円の損失が出ているため
早急に支払ってほしいという内容でした。

Aさんは、夫がFX取引をしていたことすら
知らなかったのです。

FX取引とは、為替の変動にあわせて
外国の通貨を売買するハイリスク、ハイリターンの
金融商品取引です。

そんなFXの取引を残したまま夫は、
突然、交通事故で他界。

そのため、しばらくの間FXの取引が放置状態となり
結果的に、巨額な損失を出してしまったのです。

証券会社はその損失を請求するため何度も、
夫の携帯電話に連絡を試みていました。

しかし、携帯電話は事故で壊れていたため
つながりませんでした。

固定電話を知らされていない証券会社は、
夫のアドレスに何通も請求メールを送ったものの
当然、誰も返信しません。

あまりに連絡が取れないためついには、
訴訟の手続きに入ろうとしていたのです。

デジタル遺品には、負債どころか訴訟にまで
発展しかねないリスクがあるのです。

家族はなんとかお金を集め、
結果的に支払い義務があるので
証券会社に払ったということです。

FX取引の確認方法

そういった思わぬ負債に見舞われないためにも、
一刻も早く故人のFX取引の有無を確認し、
取引の中止や口座解約することをおすすめします。

まずは
・口座開設時の書類を探すこと 

もし見つからない場合は、
・各運営会社のコールセンターに連絡する 

相続人であれば口座の有無を
教えてくれる場合もあるとのこと。

FX取引中止などの手続きは、
各運営会社に相談してください。

口座の有ることがわかっても
凍結するまでに期間が4か月かかるとのこと。

なぜかというと戸籍謄本や実印、
相続人全員の印鑑証明書を出さないと
いけないため。

その間も取引は続いてしまうので、
損をしている可能性もあります。

残された家族が、
故人の外貨取引の有無を調べたり
口座を解約するのは大変なこと。

そこで、万が一に備え
家族が知っておくとよいです。

それは
・運営会社の名前
・口座番号
・ID
です。

これらがわかっていれば、
取引中止や口座解約の手続きが
スムーズに行えます。

例えば、ノートに書き記すなど
家族がわかる場所に残しておくことを
おすすめします。



故人が預けたネット銀行の預金

インターネットを利用して
出入金や残高照会などができるネット銀行。

その多くが通帳を発行していないこともあり、
家族が故人の預金に気づかない可能性があります。

何年もそのまま放置していても、
故人の預金が銀行のものになってしまう
ことはないそうです。

銀行が預かってくれているので
相続人が申請をすればそのお金は戻ってきます。

ただこれは、去年の12月に
法律が変わるということが決まりました。

ネット銀行だけなくいろいろな銀行もですが、
出入金せずに放置しておくと
10年未満であれば銀行が預かってくれますが、
過ぎたら預金保険機構に預け直されます。

預金保険機構は政府などの出資によって
できたもの。

預かっている場所が変わっただけで
お金を戻してほしいといえば
本人や相続人に戻してもらえます。

ただ、こちらも故人がネット銀行を利用していた
かわからないとそのままになってしまいます。

その存在を知る方法として、
・キャッシュカードや口座開設時の書類を探す

もし見つからない場合は、
・各銀行のコールセンターに連絡する

相続人であれば口座の有無を
教えてくれる場合もあります。

もし口座があれば
お金が預けられている可能性があります。

預金を受け取るための手続きは、
各銀行に相談してください。

スポンサードリンク

パソコンと同じで
・銀行の名前
・口座番号
・ID
など、手掛かりになる情報を
家族で共有しておくことをおすすめします。



ブログ

続いてはブログです。

デジタルの日記のようなものですが、
実際に管理者がいなくなると
大変なことになることも。

2010年、病気で夫を亡くしたBさん。
問題になったのは夫が生前に書いていたブログです。

旅好きの夫が書くブログは多くの読者から
応援のコメントが寄せられる人気のブログでした。

夫との楽しい旅の思い出が
詰まっていることもあり
Bさんは、ブログを消去せず
そのままにしていました。

ところが夫の死から半年たったある日。

1本の電話がかかってきました。
友人のCさんからでした。

それは、ブログに不正広告が
掲載されているのでは?
という連絡でした。

なんと、全く知らない誰かが
夫のIDとパスワードを盗み
勝手に、不正広告を掲載していたんです。

それを知らない友人のCさんは
カード番号などを入力し
そこで買い物をしてしまいました。

その結果、Cさんの個人情報が
すべて流出してしまっていたんです。

すると、頼んだはずの品物が届かないばかりか
身に覚えのない引き落としの請求が。

放置していた夫のブログが
知らず知らずのうちに詐欺の踏み台に
されていたのです。

こうしたリスクについて警鐘を鳴らしているのは
古田雄介さんです。

古田さんは、雑誌記者のかたわら
故人のブログを3000件以上取材。
その傾向について分析をしてきました。

例えば、亡くなった後に自由にコメントを
書き込めるブログは結構あり、
亡くなられて一周忌、三周忌とたったときに
「この店スゴイよ最高!」みたいなコメントがあり、
この雰囲気にそぐわないURL。

これが不正なURLで、
悪意のある第三者が勝手に書き込んだものなのです。

これをついついクリックすると、
「あなたのパソコンはウイルスに感染しました」と出て
「あと1時間以内に対応しないと大変なことになります。
何ドル振り込んでください。
ここをクリックしてください」
とクリックを促します。

もしクリックしてしまうと
ウイルスに感染するリスクがあります。
自分の情報が出てしまう可能性があります。

この場合、クリックをせずに
電源を落とせば大丈夫です。

なぜ故人のブログに
不正URLが貼られてしまうのか。

詐欺をする側は外からブログのコメント欄に
自動的かつランダムに書き込みをしていきます。

本人が元気な間はこれを見て、
おかしいということで削除したり
あるいは書き込みができないような設定ができますが
亡くなってしまうと、そこに不正URLが
どんどん追加されてしまって
そういう問題が起こります。

不正URLや乗っ取りを防ぐために
悪用されないためにはどうしたらいいのか。

必要なことは削除、
そして遺族が管理することです。

遺族が運営会社に連絡して
削除するという手続きを取れば
トラブルなどは起りません。

ブログの大手3社に取材したら
遺族がちゃんとサポート窓口に連絡をすれば
死亡の確認が取れれば削除できるとのこと。

しかし、故人のブログを
そのままにしておきたい遺族もいます。

そいういう場合は
家族が故人のブログを管理
する方法があります。

運営会社に連絡すれば
遺族がアカウントを引き継ぐことが
できることもあるそうです。
(※中にはブログを引き継げない
運営会社もあるとのこと。)

引き継いだ場合はよく監視して
不正な書き込みがないかとか
そういうことをチェックしていく
必要があります。

しかし、ブログも故人が利用していたのか
わからない場合もあります。

残された家族が、故人ブログの
有無を調べることは大変なことです。

こちらも
・運営会社の名前
・ID
など、
手掛かりになる情報を
家族で共有しておくことをおすすめします。



SNS

自分の死後、実名登録のフェイスブックの
ページはどうなるのか。

フェイスブックの担当者
山口琢也さんに取材したところ
サイト上で遺族が申請すれば故人の代わりに
遺族がそのページの管理者となり、
残すことができます。

ページ上には追悼という文字が表示され、
ページを訪れた人にも管理者が亡くなっていることが
分かるようになっています。

遺族が申請すれば削除することも
もちろんできます。

ほかにもLINEやツイッターも同じように
遺族が申請すれば削除できるということでした。



故人のデータを取り出したい場合

パソコンや携帯電話のデータですが
故人が使っていた場合、
パスワードがついているとその情報、
写真なども取り出せません。

けれども取り出したいという声が
多く寄せられているそうです。

訪ねたのは、データ復旧専門の技術者
阿部勇人さんです。

阿部さんは、企業から依頼された
データ復旧作業のかたわら
パスワードがかかった携帯電話などから
遺族が望むデジタル遺品を取り出す
サービスもしています。

パスワードが分からないパソコンを
どう開くのかスタッフのパソコンで
見せてもらいました。
もちろん、パスワードは伝えていません。

特殊なプログラムを起動すると
パスワードを書き換える画面に。
作業時間は、僅か6分。
パスワードが解除されました。

続いて携帯電話のパスワード解除。
ここでも特殊な装置を取り付けます。

すると、パソコンから
携帯電話にデータが送信されます。

あとは、機械に任せるだけで解除されました。

データ取り出しには20万円ほどかかるそうです…。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ