心不全予備軍が激増中!心蔵機能若返りに鉄分【家庭の医学】

心臓

2016年1月12日に放送の「みんなの家庭の医学 3時間SP!」で心臓若返りのカギを握る栄養素について取り上げられていました。

いったん衰えた心臓は薬による治療で症状を抑えることはできても機能自体を改善するのは難しいとされてきました。

しかし、鉄分をちゃんとることによって心臓の若返りが期待できることがわかったのです。

心不全予備軍が激増中

私たちの全身に血液を送る筋肉の塊・心臓。
この心臓は1日に何回およそ10万回ドキドキしていて、
心臓は1年365日片時も休まず鼓動し続け、80歳まで生きたとすると生涯で実に29億回もドキドキしているのです。

こんなに働き続ければ年とともにその機能が衰えてくるのも当たり前。

全身に血液を送り出している左心室と呼ばれる部分。
しなやかに膨らんだりしぼんだりすることでポンプのように血液を送り出します。

ところが心臓の衰えが進み機能が落ちてしまうと左心室のしなやかさが失われまさに息も絶え絶えに。
十分な血液を全身にしっかり送り出すことができなくなってくるのです。

これは心不全と呼ばれる状態。

こうなるとちょっと階段を上っただけでもすぐに息が切れてしまったり、
疲れやすいといった症状に襲われることに。

実は今、知らず知らずのうちにこんな心不全一歩手前の状態にまで心臓の機能が衰えている心不全予備軍が激増中だというのです。


高齢者にその栄養素が不足しているか検査

詳しい話を伺うため早速名医のもとへ。
東京都健康長寿医療センター 副院長の原田和昌先生。

国内外の心臓病に関する研究に精通する心臓病治療の第一人者。

心不全予備軍の増加の原因として
心臓のエネルギー源となる重要な栄養素の不足が原因なのではないかと最近、医学界が注目しているそうです。

最先端の研究だけにまだ完全に証明はされていないものの
高齢者の中にはその栄養素が潜在的に不足している人も少なくないはず
と先生は言います。

そこで65歳以上の方に集まってもらい、その栄養素が不足しているかどうか調べてみることに。
下は66歳から上は78歳まで健康状態や食習慣もさまざまな男女8名。

まずは血液を採取。
体内に貯蔵されている心臓のエネルギー源となる栄養素の量を調べました。
その栄養素の基準値は100ng

8人中4人が不足していました。

さらに8人の心機能を調査することに。
行うのは6分間歩行テスト。

6分間、どれだけ歩けるけるかで心臓の機能を判定。

ある栄要素が不足している4人のうち3人が心不全予備軍の可能性ありとなりました。
一方、栄養素が足りている4人のうち3人がクリア。

というわけで今回の検証では心臓のエネルギー源となる栄養素が不足している人と足りている人で明らかに心機能の差が見られたのです。


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鉄分は筋肉を動かすエネルギー源

実はいったん衰えた心臓は薬による治療でさえ症状を抑えることはできても機能自体を改善するのは難しいというのがこれまでの医学界の常識でした。

でも、そんな常識を根底から覆す衰えた心臓の機能を改善させる画期的な研究結果がつい最近発表されたのです。

心臓の衰えが進んだ人にエネルギー源となる栄養素を1年間注射で投与し続けたところ心機能が劇的に改善したというのです。

その研究論文は一昨年発表されるや今後の治療ガイドラインが変わるかもしれないというほどの衝撃を医学界にもたらしました。

心臓を若返らせる可能性のある栄養素とは…。
答えは鉄分!

わたしたちの体内には約3~5gの鉄分があります。


【鉄分の役割】

①血液中で酸素を全身に運ぶ
②全身の筋肉を動かすエネルギー源

今までは①が重要視されてきたのですが、心臓にとっても鉄分は重要な役割をはたしていることがわかってきました。

鉄分は筋肉を動かすエネルギー源になり、鉄分が不足すると筋肉は動かない。
心臓は筋肉の塊なので鉄分が不足すると心臓も動きが悪くなるという。

鉄分不足は、食事で十分補える可能性があるという。
レバーや赤身肉、ハツなどをとるという良いという。

先ほどの研究でも心機能のアップが確認されたのは鉄分の注射での投与のみ。
食事によって心機能が改善するかどうかを調べた研究はまだありません。

ということで、番組でその検証を行ってみる事に!

先ほどの検査で体内の鉄分が基準の半分以下と少なく心不全予備軍の可能性ありとされた68歳の宮子さんの食事を紹介。

パン屋を切り盛りする宮子さんは家族で40年パンを作り続けてきました。
朝食はお店であまったパンと野菜と牛乳。
お昼は、午後3時、残り物のサンドイッチと残り物のおでん、みかんと佃煮。
夕食は、焼き魚と玄米ご飯など。

鉄分を調べると、合計6.1㎎。
平均(60~69歳女性)8mgより少ない量でした。

仕事が最優先でご自分の食事は二の次になっていたのかもしれません。

ではそんな鉄分不足の宮子さんの心臓を若返らせるには一体どれだけの鉄分を摂ればいいのでしょうか?

心臓を若返らせるために必要と考えられる1日の鉄分量は原田先生に伺ってみると1日10㎎以上とのここと。

しかし毎日10㎎の鉄分をとるのは大変。

そこで、カリスマ家庭料理研究家・奥薗壽子さんに10mg以上の鉄分を毎日無理なく摂り続けられる料理と時間がなくて調理が面倒という宮子さんでも簡単に作れるレシピをお願いしたのでした。


感想

鉄というと貧血というイメージが強かったのですが、筋肉を動かすエネルギー源になるとは知りませんでした。

毎日10㎎の鉄分がとれるカリスマ家庭料理研究家・奥薗壽子さんのレシピはこちらです↓

奥薗流鉄分たっぷり常備菜「切り干し大根のゴマ和え」レシピ【家庭の医学】

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