【家庭の医学】冷え症に良い漢方薬!舌でわかる体質

漢方薬

2017年1月31日放送の「たけしの健康エンターテインメント!
みんなの家庭の医学」で「名医が教える”漢方”SP 」


ここでは冷え性の治療の様子や
舌でわかる体質について紹介!

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注目され始めている漢方

近年、医学界で特に注目されているのが
不調改善法の漢方。

漢方治療は実際の医療の現場で西洋医学と融合し、
広く使われ始めています。

事実、2015年12月には科学的根拠にもとづいた
漢方薬の効能のガイドラインが作成され、
高齢者の様々な病への漢方薬の有効性が
世界で初めて明らかにされました。

ガイドラインでは、認知症・脳卒中・肺疾患等の
症状緩和の効果が認められています。

千葉大学医学部附属病院に、
漢方を取り扱う和漢診療科があります。
2005年に開設されました。

漢方が高い効果を発揮するのが、
原因のよくわからない未病と呼ばれるもの。

代表的な3つが冷え性・便秘・肩こり。



冷え性患者の原因究明と対処法

1年でも寒いこの時期、
多くの女性は冷え性に悩まされます。

千葉大学和漢診療科で、
冷え性患者の原因究明と対処法をど
のように行っているのかを取材。

今回、冷え性に悩む女性2人に密着。
1人目は45歳の山田さん。

家の中なのにニット帽や
ネックウォーマーなどをつけて
26℃のエアコンとストーブを
つけているにも関わらず、
足の表面温度を測ると
健康な人なら30℃以上ある
足先の表面温度は19℃。

手の指先も20.3℃でした。

冷え症対策としてこまめに運動したり
唐辛子を食べたりしていますが、
効果はあまりないとのこと。

2人目は53歳の片山さん。
それほど着込んでいませんが、
手足は寒いが顔は熱いといいます。

手足を温めるため、
暖房はエアコンより電気ストーブを付けたり
ひどいい時は靴下などを4枚重ね履きする事も。

足先の表面温度は13.4℃でした。

冷え症対策として
カイロやお湯で手足を温めているそうですが、
あまり効果は感じられないそうです。

山田さんの診察の様子。

千葉大学の並木隆雄先生は、
普段の冷えの症状を細かく聞き出します。

漢方診察では、最初に問診を行います。

問診を終えると、並木先生は脈を取り始めました。
脈を診るのは漢方独特の診察法で、
脈診といい、脈の強弱を診て体調を推察します。

すると、今度は舌を見せるよう指示。
舌の状態を診察するのは
これも漢方独特の診察法で、舌診といいます。
舌の表・裏・色・形などを診ます。

次に腹診を行い、へそのまわりを押しながら
硬さや痛みのある場所を探ります。

続いて片山さんの診察の様子。
同じように最初に問診で症状を詳しく聞き出し、
脈診と舌診、腹診を行いました。



冷え性の原因はストレス

並木先生は山田さんの冷え性について、
山田さんの冷え性の原因を、
ストレスだと診断しました。

ストレスは夏冬関係なく
手のひらなどに汗をかいてしまう。

特に、手のひら、足の裏、わきに汗が
多く出るといいます。
山田さんはわき汗がすごいんですと
驚いていました。

並木先生はストレスが原因の冷え症
だという事がなぜわかったのでしょうか?

診断のカギは、舌診と腹診にありました。

舌診の際、並木先生は色・厚さ・大きさ・形など、
数十種類の舌の状態を見分けていたのです。

山田さんの舌は健康な舌と比べてやや白い苔が多く、
これはストレスで自律神経に異常がある際に
よくみられる特徴だといいます。

また腹診のときには、お腹の反発力が弱かった。
これはストレスで心身が衰弱したときに
よくみられる状態といいます。

山田さんはストレスに弱い体質だと判断しました。

実は漢方には体質を決める3つのポイントがあります。
それは気・血・水と呼ばれるもの。

気とは自律神経や精神状態
血は血液の流れに関係する状態
水は体内の水分に関係する状態
のこと。

山田さんの場合は、舌の苔の量と
お腹の反発力の弱さから、
“気”に問題があり冷え性が起きていると
並木先生は診断しました。

実は山田さんは冷え性を感じ始めた20年前に
転職しており、慣れない仕事にかなりの
ストレスを感じていたといいます。



冷え性の原因は血液の滞り

片山さんの冷え性の原因について、
並木先生は「血がドロドロしている事」と
診断しました。

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舌が全体的にわずかですが、紫がかっていて
これは血流が悪くなっているときにみられる特徴。

さらに腹診でも、お腹を押すと鈍い痛みを感じるのも、
血の巡りが滞っているときに現れやすい症状だといいます。

血液検査の結果をみてみると
悪玉コレステロールの数値が高く
血液の状態がよくないことが判明。

冷え症の原因は血液の滞りと診断されました。


処方された漢方薬

ストレスが原因だと診断された山田さん。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯
(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょう)」という
漢方薬が処方されました。

ストレスなどで高まった交感神経を鎮める効能を持ちます。

血液の滞りが原因だと診断された片山さんには、
「加味逍遥散(かみしょうようさん)」が
処方されました。

血の流れをよくする働きがあります。

【ツムラの加味逍遥散】

漢方では体質を見極め個人に応じた治療を行う。
まさにオーダーメイドの治療です。

その後、山田さんと片山さんは、
処方された漢方薬を1日3回1週間服用。


1週間後の様子

冷え症がどうなったのか訪問。

山田さんは、治療前と比べて薄着になっていました。
手足の表面温度も、足が26.1℃、
手も24.5℃と大幅アップ。
一方、片山さんも足が22.4℃と、
9℃もアップしていたのです。

1週間で驚くほど効果が表れた
漢方の冷え症治療。

西洋医学では、病気の原因を見つけて
ピンポイントで攻撃する。
これに対し、漢方はその人の体質を診て
その体質を改善するとのこと。

漢方では、その人の体質を見極めることが重要。



舌のチェック法

舌にはいろんな情報が含まれていて
皮膚の下の状態を見るようなもので、
血液や水分の状態がよくわかるといいます。

舌の苔はとくに胃や腸など
消化管の状態と関係しているとのこと。

【代表的な4つの舌のタイプチェック法】
健康な舌はほんのり赤いピンク色できれいな状態。

①血流の悪い人は色が紫で裏に血管が浮き出ている。
紫色の舌は、更年期の女性に多く
冷え性・便秘・肩こり等が起こりやすい。

②自律神経が乱れている舌は苔が多く厚ぼったい。

ストレスから胃の状態が悪くなると苔が増える。
抵抗力が低下して風邪をひきやすい、疲れやすい、
冷え症になりやすい。

③イライラしがちで高血圧の人の舌は、色が赤い。
ストレスから交感神経が興奮し、
イライラしやすくなっている。
高血圧、のぼせ、肩こり頭痛などが起こりやすい

④水分過剰でむくみやすい人の舌は、
歯型がついている。

水分過剰で舌がむくんでいる状態で、
全身のむくみ・下痢・めまい・頻尿等になりやすい。



まとめ

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