【たけしの家庭の医学】骨の老化防止ホルモンのメラトニンを活性化する方法!

2017年7月25日放送の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で
「骨の老化防止ホルモン&夏バテ体質が判明!」。

その中の骨の老化防止ホルモンのメラトニンを
活性化させる方法を紹介!

 

スポンサードリンク

骨の老化防止ホルモンとは?

近年、高齢者を中心に急増しているのが
転倒による骨折。

中でも、大腿骨頸部の骨折には注意が必要で、
大腿骨頸部は一度折れると元通りになるのは困難。

骨折した人の4割近くは、
元通りに歩けない状態になってしまうとのこと。

そんな骨折から自分の身を守る重要ワードが、
骨の老化防止ホルモン。

このホルモンが多ければ多いほど
骨折のリスクを下げ予防につながることが
分かってきました。

オーフス大学病院の研究では、
骨の老化防止ホルモンを50代以上の20名の女性に
1年間投与し続けたところ、
大腿骨頸部の骨密度が平均で2.3%アップしたとのこと。



骨粗しょう症の予防が期待

骨の老化防止ホルモンによって、
骨粗しょう症の予防が期待できます。

東京都健康長寿医療センターの折茂肇先生によると、
骨折の最大の原因は骨粗しょう症。

骨の量は20~40歳が最大で、
その後は加齢と共に落ち続けるが、
骨粗しょう症は沈黙の疾患と呼ばれ
自覚症状がほとんど出ません。

骨粗しょう症とは、カルシウム不足などが原因で
骨密度が低下し、骨がもろくなってしまう病気のこと。

骨粗しょう症になると、ちょっとした衝撃でも
簡単に骨が折れてしまう。
痛みなどの症状がないため、病の存在に気づきにくい。

50代後半以上の10名の協力で、
骨粗しょう症をはじめ骨に異常がある人が
どれだけいるか調査しました。

最高齢の76歳の金濱さんの場合は、
骨粗しょう症だけでなく背骨が骨折
(通称:いつのまにか骨折)
していました。

金濱さん自身は、骨折の痛みを
全く感じていませんでした。

背骨の骨折は、70代男性で約1割、
70代の女性で約2割が10年以上に引き起こしかねない
比較的よくある症状。、

その原因こそが骨粗しょう症。

60歳を過ぎれば、骨粗しょう症は
誰の身に起きてもおかしくないといいます。


メラトニンとは?

骨の老化防止ホルモンの正式名称はメラトニン。

脳の中で作られるホルモンで夜に多く分泌され、
睡眠を促すホルモンとして知られています。

最新研究では、抗酸化作用と認知症の予防、
骨の老化防止などの効果も判明。

メラトニンは、骨粗しょう症の予防に
役立つことが期待されています。


なぜメラトニンが骨の老化を防止するのか。

折茂肇先生によると、体では絶えず古い骨が壊れ
新しい骨ができるというサイクルを繰り返しています。

スポンサードリンク

骨の中には骨を壊す細胞と骨を作る細胞の
両方が存在しており、骨が破壊されると
骨を作る細胞がカルシウムとコラーゲンを使って
修復します。

1年間で約1割の骨が新しい骨に入れ替わっているが、
加齢により骨の細胞のバランスが崩れ、
骨を壊す細胞が活性化。
新しい骨作りが間に合わなくなってしまうのです。

骨を壊す細胞の活性化を抑えるのがメラトニン。

東京医科歯科大学の服部淳彦先生によると、
骨を壊す破骨細胞をメラトニンが抑制するといいます。

破骨細胞は適量の塩酸を分泌して
骨を溶かしているが、
活性化すると過剰に塩酸を分泌し
骨をボロボロにしてしまいます。

獨協医科大学の平田幸一先生は、
メラトニンの最先端研究を行っている
日本睡眠学会で
副理事長を務めています。

メラトニンは、日中はほとんど分泌されていないが
夜11時頃から急速に増え、午前4時頃にピークを迎えて
朝10時頃にはほとんどなくなります。

メラトニンは夜にしっかり分泌させることが重要で、
分泌のカギを握っているのが太陽の光。

朝に太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、
メラトニンは14~16時間後に分泌されます。

また浴びる光の量が多いほど、
メラトニンの分泌量も上がります。



メラトニンを分泌させるポイント

メラトニンを分泌させる2つのポイントは、
太陽光を浴びる時間帯と光の量。

獨協医科大学の平田幸一先生によると、
夜11時に就寝する場合は朝7~9時に
太陽光を浴びると良い。

光の量は、ギラギラした太陽光でなくても
曇り時々晴れ程度の天気で、約30分浴びると良い。


太陽光でどれだけ改善するか検証

朝7~9時に約30分の太陽光を浴びて、
骨が弱った人の症状がどれだけ改善するか検証。

背骨の骨折が判明した金濱さんに
協力してもらいました。

金濱さんの現在のメラトニン分泌量と、
骨を壊す細胞の活動量を計測。

メラトニン分泌量は70代の平均値の半分程度で、
骨を壊す細胞の活動量は正常値309のギリギリ手前、
291でした。

まず、太陽光を計測する照度計を使い、
どんな時間帯にどのくらい光を浴びているのかを計測。

その結果、毎晩11時頃に就寝している金濱さんでしたが、
太陽光を浴びるベストタイミングの7時に
十分な光を浴びていませんでした。

日中はパソコンに向かって過ごす事が多い金濱さん。

太陽光を30分浴びるのが理想のところ、
金濱さんは10分しか浴びていなかったのでした。

金濱さんには、普段より20分多く積極的に
家の外に出る生活を送ってもらいました。

期間は5日間。
検証翌日、メラトニン量と骨を壊す細胞の活動を測定。

その結果、メラトニン量は検証前と比べて
およそ2ポイント上昇。
骨を壊す細胞の活動量も291から277に減少し、
改善が認められたのでした。

スポンサードリンク

コメントを残す

Print This Post Print This Post
サブコンテンツ

このページの先頭へ