【あさイチ】40代からの脳梗塞対策!更年期高血圧や不整脈に注意

医者

2017年9月11日放送の「あさイチ」は
「40代からの脳梗塞対策」

脳梗塞にならないようにするためには、
実は40代からのケアが重要だと、
専門医はいいます。

そんな脳梗塞の原因や予防法を紹介!

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更年期高血圧で脳梗塞

48歳の斎藤さんは
今年6月突然脳梗塞を発症しました。

体に異変が起きたのはある朝のこと。

いつものように子どもの弁当を作ろうと
冷蔵庫を開けたところ、メニューが決められない。
何とか弁当を作り終え、パート先へ。

午前中電話の応対をしていると、
突然ろれつが回らなくなったのです。
口元には強い違和感が出始めていました。

昼休みに口元の違和感が強くなり、
早退して急いで病院へいきました。

診断の結果は、脳梗塞。
脳の血管の一部が詰まっていました。
その場で即入院。

薬による治療で命を取り留めました。
女性の脳梗塞の原因は、

更年期になると現れやすい
体の変化でした。

脳梗塞は脳の血管の一部に
血栓血の固まりが詰まってしまい
脳細胞の一部が死んでしまうこと。

寝たきりの原因、第1位にもなっている
非常に怖い病気です。

脳梗塞患者数を見ると、
40代から患者が増えてきます。
特に女性は更年期に当たります。

この更年期の体の変化が、
脳梗塞につながっていました。

斎藤さんが更年期の症状を感じ始めたのが
5年ほど前。
だるさや疲れに加え、
高血圧の症状が表れていました。

115だった最高血圧が突然、
144に急上昇したのです。

その後も、毎年、140前後の高い値が
続いていました。

そして、今年はなんと最高血圧が170を記録。
精密検査を受けるよう警告されていました。

その僅か10日後、斉藤さんは
脳梗塞を発症してしまったのです。

いったいなぜ、更年期の高血圧が
脳梗塞につながったのでしょうか。

女性ホルモン・エストロゲンは
血管を守る働きがありますが
更年期になるとその分泌が
減少していきます。

すると血管のしなやかさが失われ
硬くなります。
これが動脈硬化です。

動脈硬化が進むと全身に血流を回すのに
負荷がかかるため血圧が上がります。

高血圧の状態が続くと
血管の壁が傷つきやすくなり
そこに、コレステロールなどの
成分がたまることで
プラークという膨らみができます。

プラークが破れると
そこに血栓が作られます。

その血栓が剥がれて
脳の血管を詰まらせると
脳梗塞が引き起こされます。

斉藤さんは、更年期で
血圧が高くなっていたことに
目を向けなかったことを
後悔しています。

国立循環器病研究センターの山本晴子さんに
話を聞きます。

女性は若い時に低血圧の人が多いが、
更年期から血圧が上がる人が多い。

女性の患者の数は40~50代から
ぐっと上がっています。
これは更年期高血圧と言われています。

男性は逆に女性ホルモンに守られていないので
上がる方は20~30代から上がってきます。
より早い段階から気をつける必要があります。

高血圧の目安は最高が135、最低が85。
自分で測ってこれを超えていたら
病院に行ったほうがよい。

血圧を測る時間は起床時の落ち着いた時間がよいが
朝は忙しいので、日中でも5分ぐらい
ゆっくりした時に測ると良い。

高血圧には特に自覚症状はないとのこと。

山本さんも元々120程度だったが、
高血圧が続いたため、
薬を飲むようになりました。

減塩生活、減量など、かなり努力しないと
薬を飲んでいく事になるとのことです。


心臓が原因で脳梗塞

違うケースもあります。
磯野貴理子さんはこちらのタイプでした。

大阪に住む、松堂さん。
67歳のとき脳梗塞を発症しました。

これまで大きな病気しらずで、
健康には自信がありました。

異変が起きたのは買い物帰り。

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手に持っていた袋が持てなくなり
急いで帰宅し、
自ら救急車を呼びました。

松堂さんの脳梗塞の原因は
心臓だったのです。

心臓が原因で脳梗塞になるとは
いったいどういうことなのでしょうか。

心臓には、4つの部屋があり
一定のリズムで動いています。

しかし、あるとき左心房の収縮が
不規則になり細かく震える心房細動という
不整脈が発生。

その結果、左心房の中の血液が
よどみ始めます。

すると、その血液が固まりやすくなり
血栓が生じます。

その血栓が血流に乗って脳に運ばれ
血管を詰まらせると
脳梗塞が引き起こされます。

一命を取り留めた松堂さん。

退院した今も不整脈はありますが、
薬で血栓ができないようにしています。

こんな症状があれば要注意です。

【要注意の症状】
・息が切れやすい
・階段や坂を上るのがキツイ
・動機がする

心房細動による不整脈かどうか調べるには、
ドキドキした時に脈をとります。

親指側の手首の下辺りに指3本そろえて当てて
15秒ぐらい当リズムを数えます。
数えたあと4倍すると
1分間の脈拍になります。

不整脈が気になる方はそのまま1分ぐらい当ててみて
脈がリズムよく打っているかどうかをみます。

家庭用の血圧計でも
不整脈を知ることができるのもあります。


飲み過ぎに注意

若い人でもリスクが高まることがあります。
それは飲み過ぎ。

お酒を飲んだあとにいびきをかいて
睡眠時無呼吸症候群になったりなどで
心臓に負担がかり、
大量飲酒したあとに不整脈、
特に心房細動が出やすいといわれています。

【飲酒の目安(1日当たり)】
ビール→ 500ml
日本酒→ 1合(180ml)
ワイン→ 2杯弱(1杯120ml)
焼酎(25度)→コップ1/2杯(100ml)

磯野貴理子さんは脳梗塞前は酒豪だったが、
発症後は飲むのをやめたそうです。



脳梗塞の予防方法

脳の専門医、山本晴子さんに
みずから実践している予防法を
教えていただきました

1.ちょっと早歩き。
ふだんの運動に少し負荷をかけるだけで、
何もしない人に比べて30%、
脳梗塞のリスクは減らせるとのこと。
浴室磨き、階段のぼりなどでも良い。

2.食物繊維を多めに摂る。
食物繊維をとることで血糖値も
上がりにくくなるといわれています。

3.水分をしっかりと摂る。
目安は1日1~1.5リットルです。
水分が減ると血液がドロドロになって
脳梗塞を引き起こすこともあるそうです。



脳梗塞になった場合

脳梗塞になったらどうすればいいか。
それはいち早く病院に行くこと。

脳梗塞は時間が経つと範囲が広がり、
命の危険、後遺症が残る可能性も高くなります。

発症から4.5時間以内、
最近大きな手術をしていない方なら、
t-PAという点滴を使った治療で
血栓を溶かすことができます。

さらに、注目なのが8時間以内まで有効な
「血管内治療」。

血管内に管を通し直接血栓を取りだす治療法。
ここ数年で、効果が認められ有効な治療法として
注目を集めているそうです。



脳梗塞かと思ったら「FAST」でチェック

自分が脳梗塞かどうかの判断方法を紹介。

・ろれつが回らない
・片側のマヒ
・視野が半分かける
・ふらついて歩けない
などの症状が上げられます。

ポイントなのは「片側」ということ。

さらに、脳梗塞かもと思ったときの
チェックポイント。

合言葉は「FAST」。

フェイスのF。
口を横にしたときに突っ張ったときに
口が下がったり顔の片側が下がる場合。

アームのA
肩の高さまで両腕を上げます。
大体、同じ高さまで上がると思いますが
片側が下がってしまったり
同じ高さに上げることができない場合。

スピーチのS
ろれつが回らない、うまく話せない場合。

タイムのT
これは2つ意味があります。

1つはすごく時間が重要なので
早く救急車に電話をして
病院に行ってくださいという意味と
もう1つは発症した時間です。

時間をとにかく記録して、
その時間を持っていって
病院で伝えてほしいとのことです。

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