トイレ、頻尿

2017年9月12日放送の「この差って何ですか?」の中の
朝起きて「顔がむくんでいる時」と「むくんでいない時」の差。

「薄いおしっこ」と「濃いおしっこ」の差や
尿の色でわかることを紹介!

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「薄いおしっこ」と「濃いおしっこ」の差

東京女子医科大学 東医療センター
泌尿器科の巴ひかる教授に解説してもらいます。

口から入った水分は胃を通り腸で吸収された後、
実は血液の中に入ります。

そして全身を流れた血液は腎臓で濾過されて
不要な水分や老廃物などがおしっことして排泄されます。

おしっこの色の差は”水分量が多い”か どうか。

たくさん水分を飲んだときは薄くなりますし
運動して汗をかいて水分補給しない場合には濃くなります。

水分量が多いと薄く水分量が少ないと濃い。
薄いから健康、濃いから疲れ気味というわけではない。

また、風邪をひいた時におしっこが黄色くなるのは
薬などに含まれるビタミンの色素が出ているだけ。

おしっこの色

おしっこは血液からできているので
健康情報の宝庫となっています。

【ほぼ透明なおしっこ】
糖尿病の可能性あり。

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糖尿病は血液の中で糖が多くなっているため、
糖の濃度をさげるため体全体から水分を集める。

そのため喉が渇き、知らないうちに
水分を多く摂っているため、
透明なおしっこになることが多い。


【茶褐色のおしっこ】
肝臓の病気の可能性あり。
肝臓が悪くなると黄疸ができますが、
その原因はビリルビンが増える事にあります。

茶褐色のおしっこは
ビリルビンが尿の中にでている状態とのこと。

【ピンクのおしっこ】

これは血尿で
原因の多くは痛みがある尿管結石など。

しかし、本当に怖いのは痛みがない時。
ガンの可能性があり、
「腎臓のガン」「尿管のガン」
「膀胱のガン」も考えられます。

ガンの腫瘍そのものから血が出ているので
痛みを感じないとのこと。

【おしっこの泡】
おしっこの泡が消えないとタンパクが混ざっている
タンパク尿の可能性あります。
だいたい10秒以上、泡が消えない場合です。

タンパクが混ざっていると
泡が消えにくくなります。

10秒以上泡が消えないとタンパクが
漏れてる可能性があります。

通常、タンパクは腎臓を通り抜けることはないが、
腎臓の機能が損なわれているとタンパクが
通り抜けて尿に混ざることもあります。

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