妊婦の風しんの予防法は?妊娠中に風疹に感染したら?

風しんの妊婦

風疹は子供がかかった場合はたいていは軽症ですが、
特に妊娠初期の妊婦さんが感染すると胎児に感染し、先天性の風疹症候群の赤ちゃんが生まれるリスクが高くなります。

そこで妊娠中の女性が風疹を予防するためにはどのような予防と対策をすればいいのかについてご紹介します。



風しんとは?

風疹とは急性の熱性発疹性感性症で「三日はしか」とも呼ばれています。

風疹にかかると発疹、発熱、リンパ節の腫れなどがおきます。

子供がかかった場合はたいていは軽症ですが、
まれに血小板減少性紫斑病や脳炎などの合併症を発症することがあるので
注意が必要です。

大人でも、過去に風疹にかかっておらず、
1度も予防接種を受けていない人はかかる可能性が高くなります。

発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛になることが多くあります。

もっとも問題なのは妊娠してる女性が風しんウイルスに感染することです。

女性の症状が重くなるわけではありませんが、
妊娠20週前後までの間にかかってしまうと、
先天性の風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性が高まります。

先天性風しん症候群とは?
胎児に風疹ウイルスが感染すると難聴、心疾患、白内障、その他、精神や身体の発達の遅れなどの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。

風疹にかかった時期が早いほど、症状が重くなる可能性が高くなります。(妊娠4週~5週頃では50%以上の危険があります)。

妊娠20週以降に感染した場合、問題はほとんどないとされています。



風しんの予防方法は?

風疹にかからないようにするためには、
風しんの予防接種を受けて免疫をつけておくのが最も効果的です

予防接種は2回受けるのが望ましいとされています

過去に風疹にかかったことがなく、
一度も風しんの予防接種を受けていない人は速やかに予防接種を受けたほうがいいです。

スポンサードリンク

免疫をもっているかわからない人は医療機関で検査ができます。

ただし、妊娠中の場合の安全は保証されていないため、
妊娠中の方は予防接種を受けることができません。

また、風しんの予防接種を受けた女性は2か月間、避妊する必要があります。

しかし、万が一妊娠中に接種をしたことがわかったとしても、
中絶を考える必要はありません。

ワクチンに含まれる風しんウイルスは病原性が弱いため、
実際に予防接種が原因で先天性風しん症候群が発生した事例は報告されておらず、
そのような可能性はほとんどゼロに近いものと考えられています。

これから妊娠を考えている場合は事前に風疹抗体があるかどうか調べておくとよいです。



妊娠中の女性が風疹を予防するためには?

妊娠したあとに抗体がないことがわかっても、
風疹の予防接種をうけることはできないので、
風疹にかからない対策が必要なります。

妊娠中は妊娠20週になるまではなるべく人ごみを避けます。

どうしても人ごみを避けられない場合はマスクを着用します。

また、家から帰った時は手洗いやうがいするなど感染予防のための一般的な注意も大切です。

もし、ご主人も風疹抗体を持っていない場合、
職場などで感染し、家庭内にウイルスを持ち帰ることもありますので、
ご主人や同居の家族には風疹抗体検査を受けてもらい、
抗体がない場合は予防接種を受けてもらいましょう。



妊娠中に風疹に感染したら?

妊娠中に風疹感染を疑う症状が出た場合は、あらかじめ病院に電話を入れ、指示を受けます。

他の人との接触が少なくなるよう別室で診察を受けることになると思います。

もし、妊娠中の女性が風しんに感染していたとしても胎児(あかちゃん)に感染しているとはかぎりません。

胎児に感染しているかを調べるには羊水検査が必要となります。

参考: 日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20130625.html



まとめ

妊娠を考えている方はあらかじめ風疹の予防接種を受けておきましょう!

スポンサードリンク

コメントを残す

Print This Post Print This Post
サブコンテンツ

このページの先頭へ