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2016年3月13日に放送されたTBS「この差って何ですか?SP」の中の「食用油の差」。
加熱してもいい油と加熱しない方がいい油についてや
病気を予防する効果あるといわれているオリーブオイルとエゴマ油の紹介です。
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加熱してもいい油と加熱しない方がいい油とは?
現在「健康や美容に効果的」と女性誌などで多くの特集が組まれブームになっている油。
実際、オリーブオイル、エゴマ油。亜麻仁油、ココナッツオイルなどお店には様々な油が売られており、その数15種類以上。
では実際どのように使い分けたらいいのでしょうか?
そこで油と食品の関係を研究して30年、慶応大学医学部教授の井上浩義先生に教えていただきます。
油は2種類に分類
油は大きく、加熱していいものとしないほうがいい油に分類できる。
【加熱してもいい油】
加熱しても成分が変わらない油。
・キャノーラ油
・紅花油
・米油
・ひまわり油
・ココナッツオイル
・オリーブオイル
【加熱しないほうがいい油】
100℃以上になると過酸化脂質という悪い油ができる。
味や香りづけとして使うのはo.k。
長時間高温にして使うこのは避けたほうが良い。
繰り返し(再利用)使うのはよくない。
・エゴマ油
・亜麻仁油
・サラダ油
・ゴマ油
・コーン油
・大豆油
・グレープシードオイル
オリーブオイルとエゴマ油
オリーブオイルはオリーブの実を絞ったもの。
エゴマ油はシソ科のエゴマの実を絞ったもの。
なぜオリーブオイルとエゴマ油がいのか。
それは病気を予防する効果があるから。
もちろん他の油にも病気を予防する効果はあるが、
オリーブオイルとエゴマ油の中には健康にいい成分がたくさん入ってる。
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【オリーブオイル】
具体的にはオリーブオイルは心筋梗塞や動脈硬化、高血圧など、血管の病気の予防に効果がある。
その理由はオレイン酸という成分が入っているから。
オレイン酸はゴマ油やこめ油、菜種油などにも含まれているのですが、オリーブオイルとは大きな差があるのです。
【オレイン酸の含有量】
ごま油→40%
こめ油→40%
菜種油→50%
オリーブオイル→75%
健康によいオレイン酸を含むオリーブオイルが体にいい。
ではオリーブオイルはどんな料理に使うのが効果的?
【おすすめの食べ方】
豆腐ハンバーグや麻婆豆腐など。
豆腐の大豆の中にはイソフラボンという成分が入っていて大豆イソフラボンには、血管を広げてくれる効果があります。
オリーブオイルにあるオレイン酸の効果との相乗効果でより血管を若返らせてくれる。
オリーブオイルには値段の異なる3種類の油があるのですがいったいどんな差があるのでしょうか?
・エクストラバージン
・バージンオイル
・オリーブオイル
それはろ過をしているかどうかの差。
高いオリーブオイル(エクストラバージン)はろ過をしている。
中身はかわらない。
栄養価は同じ。
【エゴマ油】
エゴマ油はどんな病気の予防に効果があるのか?
心筋梗塞や動脈硬化、高血圧に加えて国民病とも呼ばれて糖尿病や近年どんどん増えている認知症にもエゴマ油はいい。
エゴマ油の中に含まれるαリノレン酸には脳細胞の活性化に効果があるといわれ、青魚に含まれるEPA・DHAの同じ仲間。
αリノレン酸をとれば青魚を食べなくても体の中でEPA・DHAに変えてくれるのです。
一般的なスーパーで買える油ではアマニ油にも含まれていますが、エゴマ油とはその量に差があるのです。他の油にはほとんど入っていません。
【αリノレン酸の含有量】
アマニ油→50%
エゴマ油→60%
【おすすめの食べ方】
卵かけ御飯
(油をかけるとおいしくなる)
カルパッチョ
体に良いといっても取り過ぎはよくない。
成人だと大さじ3杯ぐらい。
今注目の油はマカダミアナッツオイル
オリーブオイルとエゴマ油以外に病気予防に効果がある注目の油がマカダミアナッツオイル。
マカダミアナッツというとハワイのお土産チョコレートと一緒になっています。
そのマカダミアナッツから摂った油の中にパルミトレイン酸という成分がはいっている。
しわやたるみに効いたり、糖尿病にも効果があるという最新の研究が進んでいるとのこと。
油でとるだけでなく、ナッツをそのまま食べほうがお肌を含めて健康にいい。
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