血管を老けさせないSP!奥薗流!尿酸値オフレシピも【家庭の医学】

家庭の医学

2015年11月18日に放送された「みんなの家庭の医学」の「血管を老けさせないSP
2016年3月19日にBSで再放送されましたので紹介します。

内容は
プリン体カット&朝食効果で血管を老けさせない秘訣を大公開!2つのことを朝食で実践するだけで血管が若く保てる!!奥薗考案!尿酸値オフレシピ

スポンサードリンク

プリン体カットと朝食効果とは?

わたしたちの身体は、どう逆らおうとも老いていきます。
老いの中でも恐ろしいのが全身に栄養を運ぶ命の綱である血管の老化です。

若いころは新しいゴムホースのようにしなやかな血管も高コレステロールや高血圧などで動脈硬化が進むと古いゴムホースのように硬くなってしまい、最終的にはほとんど血液が流れる隙間が失われてしまうことも。

これこそが血管の老化。

このようになってしまうと、心筋梗塞や脳卒中など即、死につながる重大な病も引き起こしかねません。つまり血管の老化は、命の危険に直結しているのです。

ですが、そんな血管の老化を防ぐ画期的な方法が最新の研究で明らかに。
その血管の老化のカギを握っているのが最近話題のプリン体!
そして毎朝口にする朝食!
なんとプリン体カットと朝食の食べ方次第で血管の老化を防ぐ効果が期待できるのです。

というわけで、今回はプリン体カットと朝食効果で血管を老けさせない方法を大公開。
その驚きの効果を紹介。


プリン体&尿酸値&通風

今スーパーなどで売れている「プリン体ゼロ」のお酒。

しかし「プリン体」ってどういうものかご存知ですか?

「プリン体」と言えば誰もが思い浮かべるのが痛風。
プリン体を摂り過ぎると、尿酸値が高くなり、痛風になってしまう。

様々な飲食物に含まれるプリン体が体内に取り込まれて分解されると、尿酸というカスができます。

尿酸が増えすぎると尿酸が結晶化し、主に足の関節などにたまっていき、何らかの原因ではがれ落ちると免疫反応が起こり、免疫細胞がはがれ落ちた結晶を攻撃し炎症を起こすことで痛風が発症します。

つまり、プリン体を摂取しすぎると尿酸値が高くなり、結果的に痛風になってしまうのです。
しかし、それだけではなかったのです!

最近の研究で判明した衝撃の新事実!
それは尿酸は血管を老化させるというもの。

年とともに硬くなっていく血管。
それを助長するのはコレステロールや中性脂肪などだというのがこれまでの常識でしたが、
実は尿酸も血管の老化に大きく関わっていることが判明。

命ちを落としかねない恐ろしい病を引き起こす可能性も。

近年、尿酸値が基準値を超えた高尿酸血症の患者数は500万人以上とも言われています。

でも、尿酸値が高いと聞くと男性だけだと思いがちですが、大間違い。
実は女性でも尿酸値は高くなるのです。

確かに女性が持っている女性ホルモンには尿酸値を下げる働きがあるのですが、
それはつまり閉経後には女性でも尿酸値が高くなりやすいことの裏返しでもあります。

なので、女性も年齢を重ねるごとに尿酸値が高くなるリスクが増していくのです。

では、尿酸値が高い状態が続くとどうなってしまうのか?


尿酸値が高い状態を放置した男性

Tさん(49歳男性)は、尿酸値が高い状態を放置した結果、
一時は生死の境をさまよう事態を経験しました。

それは今から8年前。都内のお菓子メーカーに勤めていたTさんは、
会社の健康診断で尿酸値が7.5と基準値の7を少し超えていることが判明。
しかし、社内には尿酸値がもっと高い人が何人もいたため、再検査を受けに行くことはなかった。

4ヶ月後、右足の親指の付け根に激しい痛みを感じたTさん。
病院で検査を受けたところ、痛風と診断され、医師から食事制限とアルコールを控えること、とりわけプリン体を多く含む食べものを控えるよう命じられる。

以来、野菜中心のプリン体オフの食生活を始め、好きなお酒も控えるようにしたTさん。
すると、わずか2ヶ月で尿酸値は基準値内にまで下がり、尿酸値は意外に早く下がるものと思ってしまったため、食べ過ぎ飲み過ぎの生活に戻り、尿酸値は再び7.5と基準値を超えてしまう。

そして最初の痛風発作から5年後。
突然、胸全体がじんわり熱くなり、締め付けられるような痛みを感じたTさん。
その3日後、胸に鉄アレイを落とされたような激しい衝撃に襲われ倒れてしまったTさん。
彼の身に起きた病の正体とは?

病名、心筋梗塞。

心筋梗塞とは心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈と呼ばれる血管が詰まり血液が届かなくなった心筋が壊死する病。
その最大の原因こそ動脈硬化。すなわち血管の老化です。

動脈硬化によってしなやかさを失い固くなった血管にコレステロールが蓄積。
こうしてできた塊が何らかのはずみで敗れると血小板が集まって血栓を形成。
血管を詰まらせてしまうのです。

血管の老化を勧めた大きな原因と考えられるのが尿酸です。

実は最新の研究で、体が尿酸に分解するときにできる活性酸素が血管のしなやかさを保つ物質の働きを悪くすることが明らかになってきたのです。

さらに尿酸そのものも血管の細胞に取り込まれることで炎症が発生。血管を硬くしてしまいます。

尿酸が動脈硬化を進行させ血管を老化させてしまうのです。

尿酸値が1mg/dl上昇すると血圧が10mmHg上昇、総コレステロールが20mg/dl上昇するのとほぼ同程度、動脈硬化を進めてしまうと言われています。

Tさんのように尿酸値が高いけれど痛みがないからといって放っておくとその間に動脈硬化が着々と進み、若くして命に係わる病を招く可能性もあるのです。

では尿酸値が気になる人はどうすれば血管を若く保てるのでしょうか?

スタジオでは、尿酸値が気になる人が摂り過ぎに注意したい物を、桑原政成先生(虎の門病院 循環器センター内科)が解説。

尿酸値を下げれば血管のしなやかさがUPし、血管の老化予防の効果が期待できるとのこと。

尿酸値対策には摂り過ぎない方がいいものと積極的に摂った方がいいものがあります。

スポンサードリンク

尿酸値対策

【摂り過ぎに注意したいもの】

プリン体の多い食べ物
(食品のプリン体含有量は100mgあたり)
(きわめて多い 300mg~)鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝酒蒸し
(多い 200~300mg)豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、サンマ干物など
プリン体摂取量は400mg以内に

アルコール
プリン体カットのアルコールならいくらでも飲んでいいと思ってしまう人がいますが、アルコールが代謝される時に大量のエネルギーが使われ、そのエネルギーの代謝産物が尿酸となって上がってくるので、アルコールをとることそのものが尿酸値が上がってしまう。

清涼飲料水
清涼飲料水に含まれる甘みの成分の果糖も尿酸値を上げてしまう。

総カロリー
総摂取カロリーが上がると肥満になり、肥満も尿酸値を上げる原因になる。

【積極的に摂った方がいいもの】
水分
水分を多く摂ると尿酸が結晶化しにくく脱水も防げるため尿酸の排出がスムーズになる。1日2リットル以上の水分を摂ることが望ましい。

アルカリ性食品
野菜類、ほとんどのきのこ類、豆類、果物類、海藻類などに含まれる。
わたしたちの尿は普段弱酸性に保たれています。
ところが尿酸値が上がると酸性が強くなる。
そうすると尿酸が尿に溶けにくくなり、やがては結晶化。それが尿道などに詰まって激痛をおこす可能性も。

アルカリ性食品は尿を中性化する働きがあるため、
積極的にとることで尿酸が溶けやすくなり結晶化を予防し、尿酸の排出がスムーズになるのです。


奥薗流!美味しく食べて尿酸値オフ&血管を老けさせないレシピ

アルカリ性食品を美味しく食べながら、無理なく尿酸値を下げるプロジェクトを敢行。

尿酸値の高い人が1週間尿酸値対策をすると尿酸値を下げることが出来るのか実験。

奥薗壽子さんが、「美味しく食べて尿酸値オフ&血管を老けさせないレシピ」を考案。

レシピの条件
アルカリ性食品:酸性食品=2:1の割合
プリン体量100mg以内

主食になるごお米、小麦、麺や肉魚は酸性食品。
それらの摂取を減らしつつ食べ応えのあるメニュー。
夕食を1週間分の奥薗流尿酸値オフレシピを考案。

【1日目:奥薗流小松菜のクリームスパゲティ レシピ】

奥薗流小松菜のクリームスパゲティ

奥薗流小松菜のクリームスパゲティ

材料(1人分)
スパゲティ 80g

ピザ用チーズ 20g
オリーブオイル 大1
粗びきこしょう 適宜

A
ベーコン(1センチ幅) 2枚(40g)
玉ねぎ(薄切り) 1/4個(50g)
小松菜(ざく切り) 1/2束(100g)
しめじ(小房) 1/2パック(50g)
塩、こしょう 各少々

B
豆乳 100cc
片栗粉 小1/2

『作り方』
1.スパゲティを袋の表示通りにゆでる。(湯500㏄に対して塩小さじ1)

ポイント
スパゲティはご飯よりプリン体が少ない。
酸性食品であるスパゲティを少なめにし、その分アルカリ性食品の小松菜とシメジをたっぷり使用。

2.フライパンにオリーブオイルを入れ、Aを順に炒めて、塩、こしょうをする。

Bを混ぜたものを加えて、混ぜながら加熱する。

ポイント
ホワイトソースには牛乳の代わりに豆乳を使用。
牛乳は中性食品だが豆乳はアルカリ性でプリン体も少ない優れもの。

3.ピザ用チーズとゆでたスパゲティを入れて全体にからめる。

4.粗びきこしょうをかければできあがり。



【2日目:奥薗流レンコンのお好み焼き レシピ】

奥薗流レンコンお好み焼き

奥薗流レンコンのお好み焼き

材料(1人分)
オリーブオイル 小さじ1

A
卵 1個
小麦粉 大3
長ねぎ(小口切り) 1本(100g)
塩 少々

B
レンコン(叩いて砕く) 1節(200g)
生姜(せん切り) 1かけ(10g)

C
豚ばら肉 40g
塩 少々

D
かつお節 小1パック(2g)
お好み焼きソース 大2

作り方:
1.Aの長ねぎを塩もみしてしんなりさせる。
2.Bのレンコンは、ポリ袋に入れて麺棒で細かく砕き、生姜のせん切りとともにAと混ぜる。

ポイント
レンコンを生地に加えることで、アルカリ食品の割合を増やしつつプリン体をオフ。
なおかつ食べごたえも出る。

3.Cの豚肉は半分位に切り、塩を振っておく。

4.オリーブオイルを入れ熱くしたフライパンに2の生地を入れて広げ、Cの豚肉を広げてのせる。
5.蓋をして焼き、おいしそうな焼き色がついたらひっくり返し、豚バラがカリッとなるまで焼く。

6.器に出し、お好み焼きソースを塗り、かつお節をかければ奥薗流レンコンのお好み焼きのできあがり!

3日目以降のレシピは番組内ではくわしくは紹介されませんでした。
家庭の医学HPからどうぞ
http://asahi.co.jp/hospital/onair/recipe2/top.html

1日目:小松菜のクリームスパゲティ
2日目:レンコンのお好み焼き(プリン体:96.2mg)
3日目:大根おろしすいとん(プリン体:92.9mg)
4日目:白菜のポン酢あんかけ丼(プリン体:96.4mg)
5日目:豚汁うどん(プリン体:98.3mg)
6日目:トマトじゃじゃ麺(プリン体:99.5mg)
7日目:かぼちゃのドリア(プリン体:99.5mg)

尿酸値が高かったAさんの1週間後の結果は?

奥薗流1週間尿酸値オフ料理と1日水分2リットルを実践したAさん。
血液検査の結果、検証前7.4mg/dl(基準値7mg/dl)だった尿酸値は5.6mg/dlに大幅ダウン。

さらに血管のしなやかさ(血管内皮機能=FMD)もごく一般的的だった8.7%から10.6%と2割以上アップ!血管が柔らかくなっていました!

朝食効果で血管をふけさせない方法

誰もが食べる朝食に、最近の研究で、血管を若く保つ驚きの効果があることがわかってきました。

たった二つのことを朝食で実践するだけで、血管を若く保つだけでなく、血管の老化を急速に進めてしまう病の発症リスクを軽減させる効果があるというのです。

【朝食効果で血管をふけさせない方法】

【1.必ず朝食を摂ること】
通常、人は食事をすると血糖値が120くらいまで上昇します。
しかしすい臓がインスリンを分泌することで糖分をエネルギーに変えるので、血糖値は食後2時間程度で正常な状態まで戻るのが普通。

しかし、朝食を1食抜くと、次の昼食後には血糖値は140くらいにまで急上昇してしまいます。

それは、朝を抜くと前日の夕食から10時間以上も栄養が補給されない状態が続くため、体が一種の飢餓状態となり、次の昼食時にはいつも以上に多くの糖分を吸収してしまうから。

こうなると血液中には糖分があふれかえり、すい臓もインスリンを大量に分泌してしまいます。

これが習慣になると、すい臓も疲弊し、やがては十分な量のインスリンを分泌できなくなり、糖尿病を発症してしまうことも考えられるのです。

【2.朝食時に野菜から食べる】
朝食の時、野菜から食べると昼食後の血糖値の上昇まで抑えられるとのこと。

これはセカンドミール効果と呼ばれるもので、朝食時に摂った野菜の食物繊維が、朝食後はもちろん昼食後の血糖値の上昇まで抑えてくれるというもの。

ポイントは小腸。
普段は食べ物から栄養分を吸収する小腸ですが、最初に糖分を摂ってしまうとその糖分を真っ先に吸収してしまい、結果、血糖値が上がりやすい状態に。

しかし、野菜を先に食べると食物繊維が小腸にとどまり、後からきた糖分の吸収を邪魔するのです。
結果、糖分の吸収がゆっくりになり、血糖値の急上昇を抑えてくれるわけです。血糖値の

上昇がゆるやかであればすい臓もインスリンをゆっくり分泌すればよいということになり、負担が軽くて済みます。

また、食物繊維は朝食のあと、4時間経っても5時間経っても小腸にとどまっていることがわかっています。
つまり、朝食時の食物繊維が昼食時の糖分の吸収まで緩やかにしてくれるわけです。

検証もしていました。
血糖値を測る機械、持続血糖モニターをつけて5分毎の血糖値を24時間連続して測定。

ベーコンエッグ+千切りキャベツ30gの朝食。
以前の食事に千切りキャベツを加えただけ。

キャベツから食べ始めます。

仙石さんが食べた野菜は千切りキャベツを30グラムほどでしたが、血糖値の上昇は実践前とくらべてずいぶんとなだらかになりました。

そして血糖値も抑えられていたのでした。

スポンサードリンク

コメントを残す

Print This Post Print This Post
サブコンテンツ

このページの先頭へ