冷え性改善!小林弘幸先生の正しい入浴法&塩化物泉の温泉【家庭の医学】

温泉

2015年1月26日放送の「みんなの家庭の医学」は「悪化させる温め方が判明!冷え症徹底改善法SP」

2016年3月26日にBSで再放送されたので紹介します。

間違った対処法で身体を温めていると、かえって冷え症が悪化!
自律神経を整える、名医オススメの入浴法とは?

また、温泉のスペシャリストが勧める冷え症を改善できる温泉を大公開!

スポンサードリンク

間違った温め方で冷え性が悪化

小林弘幸先生(順天堂大学 医学部 教授)によると、間違った対処法で身体を温めていると、かえって冷え症が悪化することがあるという。

そこで番組ではまず冷え症に悩んでいるという二人の女性に、普段の冷え症対策を見せて頂くことに。

冷え症に悩む女性2人の普段の冷え症対策を拝見。

【冷え症歴30年、48歳のフリーターFさんの場合】
家の中は18度と暖かいにも関わらず、外履き用のムートンブーツ、フリースの靴下カバー、厚手の靴下などを4枚も履いています。 上半身も下着の上に温かいフリース地の服などを3枚も重ね着。
足の表面温度を測ってみると、健康な人なら30度はあるという温度が19.6度しかありませんでした。

冷え症対策は
先ほどの重ね着の上に仕事中はさらに毛布のような服を着て、ヒーターで身体を温める。

食生活では生姜を2日に1回は食べ、就寝用の布団は6時間も前から電気毛布で温める。
お風呂は、42℃のお湯に30分近く浸かる半身浴。

【冷え症歴14年、34歳の主婦のIさんの場合】
暖かい室内でも重ね着と分厚いコートが欠かせないという。

冷え症対策は
南米アンデス原産の芋の葉や茎から作られたヤーコン茶や生姜のホットドリンクなどを1日10杯は飲んで身体を温めること。
そしてお風呂は、41℃のお湯に30分浸かる全身浴。
寝室では、寝る1時間前から布団乾燥機で布団を温める冷え症対策を行っていた。



自律神経を整える入浴法

順天堂大学の小林先生が2人の冷え症対策の間違いをチェック。

最大の間違ったポイントは入浴法。
温度が高過ぎと入る時間が長すぎ。

42℃のお湯に30分近く浸かる半身浴のFさんと41℃のお湯に30分浸かる全身浴のIさん。
どちらも自律神経のバランスを崩してしまいます。

お風呂に入ることはいいことなのですが、入り方を間違うと、自律神経を悪化させてしまう。
自律神経を悪くすると血流が悪くなって冷え症を悪化させることになってしまう。

そもそも人は、血管を緊張・収縮させるとことで血流量を変化させ体温を調節しています。
この血管の緊張と収縮を司るのが自律神経。

自律神経である交感神経が優位になると血管が収縮し末端の血液量が減ります。
逆に副交感神経が優位になると、血管が拡張し末端まで血液が流れます。

わたしたちは熱いお風呂に長く入っていると、
交感神経が優位になり血管が収縮。

すると末端の血流が悪くなり、
次第に冷え性を悪化させてしまうのです。

また、熱いお風呂や長い間お風呂に入っていると、その間に自律神経が乱れてしまう。
いったん乱れた自律神経はなかなか戻らない。

外に出ても自律神経の乱れが続くという現象に。
次第に慢性的な乱れから、冷え性はさらに悪化して行くと考えられるのです。

半身浴と全身浴の差こそあれ、熱いお風呂に30分入ることは交感神経が優位になり
冷え性を悪化させていたのです。

スポンサードリンク

冷え性の原因は、血流の不足。
わたしたちの体は、体温と同じ37℃前後の血液が全身に流れているのですが、
手足の末端の血流が悪くなると、温かい血液が行き届かず冷えてしまいます。

その原因は自律神経の乱れで血流不足が起きている。

なので、衣類や食べ物で冷え性対策をしても、根本の自律神経が乱れていると効果がでない。

冷え性を改善するためには自律神経を整える入浴方法の仕方が大事。

【小林先生おすすめ自律神経を整える冷え性改善入浴方法のポイント】
1.お湯の温度は39~40℃

42~3℃で入ると湯船の中と外の温度差に体が対応できない。
その結果、交感神経が優位になり血管が収縮してしまう。

温かく感じるのと血流がよくなるとは違う。
熱いお風呂に入ると自律神経の乱れで入浴後、冷えやすくなる。

2.時間は全身浴1:半身浴2
全身浴と半身浴は両方行うほうがよい。
全身浴1:半身浴2の割合で15分以内の入浴がよい。
例えば全身浴5分、半身浴10分など。

まず、肩にかけ湯をし、それから全身浴に入ります。
自律神経は温度差に弱いので、まずかけ湯で温度に慣れさせます。

かけ湯で温度になれたら、首まで浸かります。
首には、自立神経のセンサーがあるので、首を温めるとよい。
首まで浸かると副交感神経が優位になり血流がよくなりやすい。

その後、半身浴をし、外にでる準備をします。
全身浴から急に外に出ると、自律神経が乱れやすい。

全身浴から半身浴をすることで自律神経が乱れず冷めにくい。

15分というのは目安なので、心地よく感じる入浴時間で入るのがよいそうです。



塩化物泉の温泉で冷え性改善

実は温度と時間以外にも冷え性に効果的なものがあるそうです。

それは温泉浴

昨年32年ぶりに温泉法の注意書きが改定されました。
環境省の号令で温泉療法の専門医が集結、温泉の成分と効能を改めて精査したのです。

例えば草津温泉などの酸性泉は以前は慢性皮膚病という表示だけでしたが、
アトピー性皮膚炎や糖尿病などにも効果があることがわかったのです。

改定にも尽力した温泉のスペシャリスト、前田眞治先生(国際医療福祉大学大学院 教授/日本温泉気候物理医学会 理事)に冷え性を改善できる温泉を教えてもらいます。

前田眞治先生よると冷え症には保温効果のある塩化物泉がおすすめとのこと。
塩化物泉とは文字通り、塩分を多く含む温泉。
塩分含むお風呂は普通のお風呂と同じ温度でも体に熱が伝わりやすく、
すぐに温まるという特徴があるのです。

しかも塩分が高ければ高いほど体が温まるといわれ、冷え症改善に効果があると期待されます。
さらに湯上り後も保温効果が長続きするのも特徴の1つ。


【塩化物泉で塩分濃度が高いベスト5】

1位:兵庫県の有馬温泉
2位:青森県の黄金崎不老ふ死温泉
3位:静岡県浜名湖舘山寺舘山寺温泉
4位:石川県の和倉温泉
5位:和歌山県の白浜温泉

前田先生は塩化物泉に1週間入り続けることで冷え症の改善効果が得られるとのこと。

そこで、間違った入浴法で冷え症を悪化させていた主婦Iさんに、
近所の塩化物泉の温泉に1週間通ってもらい、冷え症をどれだけ改善できるかを検証。

近所の塩化物泉の温泉とは町田市のロテン・ガーデンで、1週間15分の入浴をします。
入浴後12時間たっても体が温まっていれば冷え性改善の効果があるとのこと。

7日間の検証が終了。
Iさんは入浴12時間後でもサーモカメラでみると足に熱が保たれていたのでした。

6日前と比較してみても一目瞭然だったのです。
Iさんも冷え性の改善を実感しているとのことです。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ