禅から学ぶシンプルライフ!禅修行&禅語&掃除術【あさイチ】

禅

2016年3月23日放送の「あさイチ」の中の「あなたもいかが?“禅”に学ぶシンプルライフ」

室井佑月さんが、京都・宇治にある禅の道場で1泊2日の修行に挑戦。
また、禅から生まれた禅語を紹介。

さらに、「動く座禅」ともいわれる禅的掃除術の方法も紹介!

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人気の座禅

一向に片づかない家、言うことを聞かない子ども、煩わしい近所づきあい・・・日常にイライラした心を静めるのに人気なのが禅。

心が洗われると人気の座禅会。
全国200か所以上の禅寺で開かれています。

女性の参加者も増えているとのこと。

禅は海外でも人気沸騰中!
アメリカやオーストラリアヨーロッパまで「ZEN」は世界共通のことばになっているんです。

スタジオには禅の心を教えてくださる曹洞宗の住職 枡野俊明さんにきていただいています。

禅の修行に挑戦&禅語

そして、室井佑月さんが京都で1泊2日の禅の修行に挑戦。

禅とはいったい何なのか、
室井佑月さんと石井かおるアナが京都に修行に行ってまいりました。

京都・宇治にある禅宗の道場にやって来ました。
禅の極意を伝授してくれるのは大田和史博さん。
禅の宗派の1つ黄檗宗の和尚です。

禅の修行では今、この瞬間に集中することをひたすら学びます。
そうすることでよけいな不安や悩みから解放され、
今をしっかりと生きることができるといいます。

【修行①食事】
午後5時。
最初の修行は食事です。
献立は、一汁一菜。
ごはんに、おみそ汁そして切り干し大根の煮物にたくあん2切れです。
食事中、私語は厳禁。
音を立てることも許されません。
ただただ食べることに集中するためです。

お互いに協力をし合おう。
命をいただくありがたさをかみしめる。
それが禅の食事です。

ごはん1粒も残すことなくきれいに食べ終えたと安心していたら…。

大田和さん「しゃもじにに白いのがついている。これではなに1つ残っていないとは言えない」

お米1粒ともいえないようなものまで徹底的に食べ切らなければなりません。
お茶とたくあんで器を洗うようにこそげ落とします。
この集中力が修行。

【修行②座禅】
午後6時半、座禅の時間です。
30分座禅を組み少し休憩を挟んで、また30分。
合計1時間の修行です。
この時間だけ参加することもできます。

背すじを伸ばし、ゆっくりと腹式呼吸を行うのがコツ。
少しでも動くと警策(けいさく)と呼ばれる棒が飛んできます。

室井さんは、みずから申し出たわけではありませんが警策が飛んできました。。
前半の30分が終了。

大田和さん「もうこれでいいという方は退出してもらって結構です。」

このことばを聞いて室井さんは、あっさり離脱。

後半の座禅が始まりました。
今井アナは、寒かったのですが耐え忍びました。

今井アナ「でも、寒さで体の感覚がなくなっていくにつれ実は無の境地に近づいていく感じもしたんですよ。」

翌日は朝4時半に起床。

【修行③作務】
朝食の前に作務と呼ばれる掃除を行います。

和尚から、お風呂場の掃除を命じられました。
掃除も禅の修行の1つ。
動く座禅と呼ばれています。

掃除に打ち込むことでよけいな思考を断ち切り煩悩を取り払うのです。
もちろん私語は厳禁。

そしてなんとか足かけ2日間の禅修行が終了しました。

寒さもあり、かなり大変だったようです。


実は科学的にはちゃんと禅の効果が証明されているそうです。

ある調べでは座禅をすると心を安定させる脳内伝達物質のセロトニンが増えるそうなんです。

腹式呼吸による作用なんだそうですけれども、セロトニンが増えて心が安定して、穏やかになるとのことです。

禅語

座禅を組むことによって心が落ち着くこともありますけれども、
禅にはことばというもう1つ心を落ち着かせてくれるものがあるんです。

数ある禅語から16をピックアップ。

スタジオゲストの枡野俊明さんが禅語を用いて、スタジオ出演者や視聴者の悩みに答えました。

【禅語】
和敬清寂 / 夢 / 明珠在掌 / 莫妄想 / 本来無一物 / 放下着 / 平常心是道 / 日々是好日 / 而今 / 知足 / 禅即行動 / 行解相応 / 脚下照顧 / 喫茶去 / 一期一会 / 阿吽(あうん)

まずは内藤剛志さん。

内藤さん「僕61になります。
俳優という仕事をしていますけれども、
若いころはいくらでもやれると思っていたんです。先が長いから。
でも60歳を過ぎると有限だなと感じるんです。
あとどのようなペースでいけばいいのか分からないんです。

何を目標にしていいのか分からない感じがします。
未来はずっとあると思っていた。
定年された方も、そう思われるんじゃないですかね。
どのようにこのあとの人生を生きていけばいいのか。」

枡野さん「而今ということばを差し上げます。
今という瞬間を生き抜くということです。
過去でもなく未来でもなく今もです。

とらわれないということですね。
とらわれないためには自分が今できること、
目の前に巡りあっているものに対して必死になってそれに集中することです。

心配しすぎないということもありますよね。
心配は将来のことです。
まだきていないことですね。
今のことに集中するんです。」

内藤剛志さんへのアドバイス。
而今(にこん)→今を大切に生きなさい。
過去の失敗や栄光に執着すると肝心な今が過ぎ去る。



禅的掃除術

座禅や禅語。
それだけではありません。
禅の教えというのは少し取り入れるだけで毎日のお掃除が楽しめるかもしれないんです。

掃除が大の苦手だという主婦を訪ねました。
神奈川県鎌倉市に住む田中歩さんです。

家族は夫と子どもが4人6人家族です。
早速、家の中を拝見。
撮影に来るというので片づけたそうなんですが、
それでも床やキッチンに物があふれていました。

掃除とは何なのか?その精神を伝授するのは今村暁さんです。
掃除に禅の教えを取り入れています。

リビングを見た今村さん。
喝が入るのかと思いきや。
今村さん「もっとすごいごみ屋敷みたいなのを山ほど見てきたので、
今はちょっと頭の中が混乱しているぐらいで。スッキリされると思います。」

頭の中が混乱しているってどういうこと?

今村さん「ゴミの重さは心の重さ。
いろいろストレスを抱えて心が重い状態になっているのではないかなという気はします。」

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【今村式禅の掃除術】
・無駄なものを徹底的に捨て去る

禅の教えの1つは物への執着心をなくすこと。

1年以上使っていない物に印を付け、
そのうえで処分するかどうかを決めます。

歩さんなかなか手放す決心がつきません。
今村さんの話をいろいろ聞いて意を決した歩さん。

げた箱にあふれていた靴にてきぱきと印を付け
なんと11足も捨てることにしました。

使っていないものを選び出すこと6時間。
ごみ袋は全部で20以上になりました。

キッチンは物がなくなって、すっきり。
リビングも見違えるほどきれいに片づきました。
キープできるかどうかここからが正念場です。

石井アナ「VTRの中でも言いましたが、
単純に1年使っていないものにぽんぽん付箋を付けていきます。

そのうえで本当に残すべきかどうか判断します。
そこが難しいところではありますがあまり考えない。
まず判断するということがポイントです。」

そして重要なのが、ここからです。

いかにこの先、このない状態をキープするのか
そこで今村さんが田中さんに出した宿題は2つです。

1.毎日一か所10秒は掃除をする。
2.毎日日記をつける。

今村さん「毎日日記を書いてほしいんです。
“こんな体験してみたい。”“もっとゆっくりしたい”なんでもいいので、Iwantを書いてほしい。」

どうして、そんなことを書くの?

今村さん「部屋が散らかっている時って、頭の中が混乱しているから、
“まあいいや”“これでいいや”という毎日になっていて、
自分でやってみたいことの感性が湧き出ないことが多い。
きれいになるとスッキリしていろいろやってみたいことが出てくるんです。 」

今村さん「掃除は部屋を片づけるだけではなく心を変えていくこと。
それを歩さんに気付いてもらうための日記です。」

リビングに定点カメラを据えて観察。
1日目は掃除機をかけました。
2日目は照明のほこり取り。

毎日10秒は掃除する。
今村さんの教えを守ってますね。

この日の日記です。
やってみたいことの1番は「やっぱり部屋の片づけ、掃除」。

3日目になると日記に変化が表れます。
やってみたいことから掃除が消え家庭菜園や料理が登場。

掃除から心が解放された証しです。

そして4日目になるとやってみたいことは7つに増えました。

ストレッチにフラダンス、友達と持ち寄りランチ。
実際に近所のママ友を招いてストレッチや、ひな祭りのパーティーを開きました。

家族にも変化が表れました。
3歳の娘・仁菜ちゃん。
ママの姿を見てせっせと拭き掃除のお手伝い。

長男の健太君は、きれいになったリビングで宿題を始めました。
幼稚園の凌太君も、宿題のまね事。

そして夫の章仁さんも。
お酒が好きな歩さんのためにワインをプレゼント。

「主人がこんなににこにこ笑顔でお土産も買ってきてくれるなんて今までなかったこと。
すべては部屋がきれいになったおかげかな」(日記書かれていました)

書き出すというのは掃除と結び付かない感じがしますが、
これで心の変化というか整理もできるということです。

【ゴミ屋敷予備軍チェック】

掃除の指導をしてくれた今村さんが考えたものです。

・着ていない服が家にたくさんある
・意識的に換気することはほとんどない
・通販番組が大好きでつい衝動買いしてしまう
・突然イライラしたり、悲しくなったりすることがある
・つい先延ばしにしてしまうクセがある
・掃除が習慣になっていない
・時間ぎりぎりにならないと起きられない

いくつ当てはまりましたか?

・0~1個 問題なし
・2~3個 汚部屋予備軍
・4~5個 ゴミ屋敷予備軍
・6~7個 ゴミ屋敷?

有働アナは1つ
イノッチは3つ
室井さんは5つ
内藤さんが4つ。
柳澤さんが3つ
でした。

石井アナ「この状態を見て皆さんに桝野さんだったらどのような禅のことばを送りますか?」

枡野さん「とにかくすぐ動く、考えてしまうとなかなかできません。
いついつやろうというとまたあしたになってしまって、
それがまたその次の日になったりとか。
思った瞬間に動いていく。
禅即行動というものがありますけれども、すぐ行動に移すということです。」

視聴者からのお悩み相談

有働アナ「長野県30代の方です。
子どもを大きな声で怒ってしまい後悔の繰り返しです。
まだ5歳に、怒ってもしかたがないと分かっているのにイライラが抑えられないときがあります。
気持ちをすっと落ち着かせる方法はありますか?ということです。」

枡野さん「まず呼吸を調えることが大事なんです。
反応する頭にすぐに持ち上げるからどなってしまうんです。
1回おなかにとどめるということです。
丹田呼吸といって丹田というのはおへその下から一寸五分というんですけれども腹式呼吸です。
イラっとしたときにですか?大きな呼吸をして、例えばそのときに自分の中で自問ではありませんが、ありがとうとか何でもいいです。
そういうようなことを3回唱えるとカッとするものが収まるんです。」

井ノ原「ふだんから腹式呼吸をやったほうがとっさに出てくるものですか?いきなり腹式呼吸をやろうと思ったらそれすらも飛んでしまって。」

枡野さん「そうですね。 日頃から腹式呼吸というのはすぐに入れるような訓練、意識をしておいたほうがいいです。
背すじを伸ばすというのはいいんですね。
これは呼吸を調えるために調身・調息・調心ということばがあるんですが、体を調える。
姿勢ですね、そうするとおのずと呼吸が調います。
呼吸が調いますと今度は心が調います、順番です。
まずは姿勢です。
姿勢が悪いと絶対に腹式呼吸ができません。」

室井「1個質問していいですか?禅語にある放下着というのは下着を放っておくんですか?」

枡野さん「そういう意味ではないんです。
放下着というのは放っておけ、とらわれるなということです。」

有働アナ「27歳の息子さんが働くことに体と心がついていけなくてずっと家にいる。
見守るだけでいいのかしった激励すればいいのか迷い続けているという質問をいただきました。
これは放っておけばいいですか?」

枡野さん「いや、これは恐らく親が一生懸命動いて働いているということを背中を見せることです。
行解相応ということばがありますが、行と行動が一致するということで、先にやってみせるということ。
私もそのようにしなければいけないんですけれども、
後ろからついていくという命令されたら絶対に嫌なんです。
引きこもると親の背中も見せられませんね。

その場合は、やはりそれは部屋に行って話をするとかということから始めなければいけませんね。」

有働アナ「なるほどね。
あとは子育て中の方で4か月の息子を育てていて、ストレス解消が食べることだけでこの食欲をコントロールしたいということです。」

枡野さん「1つどこかにストレスが抜けるところが欲しいんですね。
それが食欲に向かっているということです。
例えば、大きな声を出す。体の外に出すということです。」

井ノ原「カラオケとか行けばいいですか?」

枡野さん「一般の家で大きな声を出すと隣近所に迷惑ですからカラオケのようなところに行って歌うのもよし、体の中がすかっとします。
体の中にためるから心に重く重くのしかかるんです。」

有働アナ「千葉県40代の方からです。
あす、乳がんの告知を受けに行きます。
夫と小学生の子ども2人の育児に奮闘中です。
笑顔で進む道を選んでいきたいと思っていますが動揺してしまいそうです。
何かよきアドバイスをお願いしますということです。」

枡野さん「これはとにかく一番私たちがありがたいのは命があるということです。
生かされているということなんですよ。
ですから告知をされるんですけれども、
つらいことですが命があるからこそ、今こうやって生きていかれて楽しいことも悲しいことも経験できる、すばらしいことです。

そこで日々是好日ということばがあります。
人生というのは、つらいこともうれしいこともあります。
つらいことがあるからうれしいことが実感できるんです。
うれしいことがあるからつらいことも実感できます。
両方あります。
その日その日を大事に生きるということです。」

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