しょうが

テレ東「主治医が見つかる診療所」で「血管と血液を健康にするちょい足し食材SP 第3弾 」がとりあげられました。

今回は、血管・血液を健康にすると専門家が注目している3つの食材を紹介!

1つ目の食材は「ショウガ」。

炊き込みご飯やかき揚げが登場する中、さらにオススメのちょい足し法は「ガリ」

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しょうがの健康効果とは?

食品医学研究所 所長の平柳要博士。食品医学のスペシャリスト。
平柳要博士がおすすめするちょい足し食材はしょうが。

血管や血液にとって最強の効果をもたらすというしょうが。

古くからインドや中国などでスパイスや薬として重宝されてきました。
現在も漢方薬のおよそ3割にはしょうがが使われているといわれています。

しょうがにはどんな健康効果があるのか?
血液の中性脂肪や悪玉コレステロールを抑えたり、高めの血糖値も抑えるとのこと。
平柳博士は血管の中をきれいにする食材としてはナンバーワンだといいます。

高知県四万十町のしょうが生活

高知県四万十町を杉浦太陽さんが訪れました。
四万十町はショウガの出荷量日本一の場所。
昼と夜の寒暖差が大きいため質のよいショウガが育つとのこと。

ショウガ農家の桐島さんを訪ねました。
ショウガの収穫は11月で、いまは植え付けの準備中。
ショウガを保存している洞窟のことを壺と呼ぶのだそうです。

壺に連れて行ってもらいました。
桐島さんは3年かけて洞窟をほり、5トン保存しているのだそうです。

ショウガは大きいもので30㎝にもなるとのこと。
これを小分けにしてスーパーで販売しています。

ショウガはじゃがいもやゴボウと同じ根菜類の一種で、
根茎といわれる地面に埋まっている茎を食べています。

ショウガを洞窟で保存するのは、ショウガは気温の変化に弱いので、
温度と湿度が一定の所で保存する必要があるため。

洞窟は一年を通じてだいたい13℃に保たれており、
染みでてくる地下水によって温度も約90%に保たれています。
まさに貯蔵庫として最適。

普段のしょうがの食べ方を教えてもらいました。

すりおろしてカツオのたたきの薬味として食べるとのこと。
ショウガは皮ごとすりおろしています。

これは体に良い効果が期待できるとのこと。
しょうがの皮の下には辛み成分のジンゲロールが多く含まれていて、
これが中性脂肪、悪玉コレステロール
血糖値を抑えてくれる働きをするのです。

皮ごと使うのに抵抗がある場合は、スプーンを使って薄くそぐと良いとのこと。

81歳の桐島さんの母も元気で畑に出ていると話しました。
血管年齢を測ると、50歳だったのでした。

つづいて、ショウガ農家の中越さんのお宅におじゃました。
家は手作りのログハウス。

味噌汁にショウガの千切りを入れるといいます。
またショウガとじゃこを加えた炊き込みご飯も。

ショウガは加熱したり蒸すことでジンゲロールがショウガオールに変化し、
ショウガオールは炎症を防ぐ働きがあります。
これが、血管の傷ついた場所を修復し血流をよくし、動脈硬化を予防する効果があるとのこと。

また、ショウガを加熱して作るおすすめのちょい足し料理がかきあげ。

野菜のかきあげにショウガの千切りをいれたメニュー。
四万十町では定番のメニューとのこと。

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続いて、ショウガ農家の武市さんのお宅にお邪魔しました。
ショウガは、濡れた新聞につつんで床下収納で長期保存しているとのこと。
1年はもつとのこと。
すぐ使いたいときは切り分けて冷凍保存するそうです。

肉野菜炒めに冷凍のショウガの千切りを入れて、ショウガ入り、肉野菜炒めを作ていました。

四万十町の多くの家庭で行っているショウガのちょい足しはしはなにかというクイズが出されました。

正解は、ガリ。
四万十町ではみんな自家製のガリを冷蔵庫の中に保存しているとのこと。
平柳博士も自家製を常備しているのだそうです。

ガリは、酢の健康効果もプラスさせるという。
酢の健康効果は血管を拡張させて
血圧を下げて、血流をよくしたりします。

しょうがには代謝をアップさせる働きがあり、
お酢には脂肪燃焼作用があると言われているので、
ダイエット効果も期待できます。

ガリの簡単な作り方&ちょい足しレシピ

平柳博士が自家製ガリの簡単レシピを紹介。


【ガリの作り方】

しょうがのガリ

『材料』
米酢→2リットル
砂糖→200g
ハチミツ→60ml
ショウガ→1kg
塩→50g

『作り方』
1.(甘酢作り)
密閉できる容器に米酢2リットルに砂糖200g、ハチミツ60mlを入れて甘酢を作る。

2.(しょうがの下ごしらえ)
ショウガ1kgはお好みの薄さにスライスした後塩50gをふる。

3.②を熱湯に1分ほどくぐらせしっかり水をきって冷ます。

4.③を①の甘酢に2~3日漬け込んでしょうががピンク色に変わってきたらできあがり。

冷蔵庫で約1年保存が可能。


ガリのちょい足し料理

四万十町の皆さんが普段から食べて健康になっているガリ。
そのガリのとっておき ちょい足し料理を紹介。

【ガリのちょい足し洋風スープ】
1.トマトを細かく切る。
2.コンンソメスープにシイタケとタマネギを入れて、弱火で煮る。
3.そこへ細かく切ったトマトを加えて火を通し、
ガリとニラを入れて一煮立ちさせればできあがり!

【ガリのちょい足しイタリアンソース】
1.ガリを細かく千切りにする。
2.ガリの甘酢をお玉に2杯(約100cc)ボウルに入れ、オリーブオイル大さじ3杯を加え、
 醤油、塩、コショウを適量加え、混ぜ合わせる。
3.出来上がったソースに、ガリの千切りを合わせればできあがり!
サラダや肉料理などにかけて使います。

スタジオでは、ガリのちょい足しイタリアンソースをかけた豚しゃぶサラダが登場し試食したのでした。

血管を修復し、血流をよくしてくれるしょうが。

番組主治医の意見。
丁先生がおすすめするのは乾燥しょうが。
ショウガオールとジンゲ―ロールが半々ぐらいになり両方摂ることができる。

【乾燥しょうがの作り方】
適当な大きさにスライスした生姜を、電子レンジ(500w)で約5分間加熱するだけ。

緑茶に入れて飲んだり、煮物などに入れると味のアクセントにも。

上山先生は過熱したしょうがは体を温めるが、生は体を冷やすので、
冷え性の人は生のしょうがはあり食べないほうがいいとのことでした。

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