なまり節(サバ)

テレ東「主治医が見つかる診療所」で「血管と血液を健康にするちょい足し食材SP 第3弾 」がとりあげられました。

今回は、血管・血液を健康にすると専門家が注目している3つの食材を紹介!

3つ目の食材は「サバ」。

動脈硬化の予防を期待できるEPAが豊富。

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おすすめのちょい足し食材は、青魚の王様「サバ」

千葉県循環器病センターの平井愛山医師。
日本慢性疾患重症化予防学会代表も務める血管・血液のスペシャリスト。

そんな平井先生が衆目している魚の脂の成分とはEPA。
血液をサラサラにして動脈硬化の予防を期待できる。

EPAはイワシやマグロなどの魚の脂に多く含まれており、血中の中性脂肪値を下げて動脈硬化を防ぐ働きがあるといわれている。

注目され出した1980年代に平井先生は
当時ある実験をしました。
千葉県民の青魚を食べる人と食べない人の血液中のEPAの量を比較すると、食べる人の
方が多かったのでした。

平井先生おすすめのちょい足し食材は、青魚の王様「サバ」
サバにはマサバやゴマサバなどがあるが、ゴマサバに注目。


なまり節とは?

ゴマサバを毎日のように食べている地域があると聞き、さっそくその場所へ。

鹿児島県屋久島へ篠山輝信さんがむかいました。

屋久島は国内有数のゴマサバの産地。
鮮度を保つために、首を折る首折れサバは有名。

屋久島では、昔から各家庭で保存食としてサバ節にして食べているとのこと。
そこで、地元の加工場を訪ね、サバのなまり節をみせてもらいました。

なまり節を地元ではサバ節と呼んでいるとのこと。

硬くなく柔らかいのが特徴です。

ちなみにサバの本枯れ節という固いものも作っていますが、
現地でサバ節といえばなまり節をさすのが普通とのこと。

なまり節の作り方は
頭を落として内臓をとりのぞいたゴマサバを1時間半煮て
冷ました後に中骨を取り除き、燻換気と呼ばれる釜の中に入れ、8時間燻してできあがり。

天日干しをしていないのでとてもやわらかくそのまま食べることもできます。

なまり節(サバ)

加工場のお昼を拝見すると、なまり節を使った料理が並んでいます。

生タマネギの上になまり節をちょい足し。
生野菜の上になまり節をかけたものが定番だという。
サバの風味があるので、ドレッシングをかけなくてもおいしくいただける。

味噌汁にも入っていました。
ダシはなまり節でとりそのまま具になります。

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平井先生は、加工過程で余計な水分がぬけるので重量あたりのEPAが増える。
紫外線にあたるとEPAは壊れるが、なまり節は酸化のリスクがほとんどないとのこと。

民宿を営む寺田さんのお宅へ。
どの家でもなまり節を1本ずつ袋にいれて冷蔵庫や冷凍庫に保存しているのだそうです。

また、サバ節味噌という伝統料理があるとのこと。
味噌にみりんと砂糖で甘辛く味付けし、そこへサバ節を入れて
フライパンで軽く炒めれば出来上がり。

ご飯や生野菜にサバ味噌をちょい足しして食べるのが定番。

サバ節味噌

サバ節味噌

更にサバ節のふりかけというのもあります。
砂糖とみりんと醤油でなまり節を乾煎りしたものだという。
冷奴にのせたりして食べたりするとのこと。

63歳寺田さんの血管年齢を測定、50歳だった。

さらに、有馬さんのお宅にお邪魔した。

サバのなまり節を使ったちょい足しアイデア料理
サバ節パスタを紹介。

サバ節パスタ

鶏肉にベーコンやシイタケ、タマネギなど具だくさんのパスタになまり節をちょい足し。
なまり節のダシがきいた和風パスタができた。

サバのなまり節は、ほかにもサバスモークや、サバの燻製という名前で売られており、アンテナショップや大手スーパーや購入できるそうです。

通販でも売られています↓

血液をサラサラにするEPAを豊富に含んだ青魚の王様「サバ」

屋久島の皆さんは保存のきく、なまり節に加工して昔から当たり前のように様々な料理にちょい足ししていたのでした。

番組主治医の意見。
南雲先生はDHAという脂も含まれていて子どもの脳の発育などにいいので子どもに食べさせたいと話した。

丁先生はサバ以外でもイワシでもさんまでもEPAを含むので積極的にとればいいのではと話した。

中山先生はサバはビタミンDが豊富でカルシウムの吸収をアップしてくれるので骨粗しょう症にもよいと話したのでした。

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