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頭痛

「林修の今でしょ!講座」の中の
「5月病を解消する『体を悪くする疲れ解消講座』」

とれない疲れは脳が疲れているから。

疲れがとれる食物や睡眠法などを疲労研究のスペシャリスト、
大阪市立大学医学部 疲労医学講座 特任教授の梶本修身先生が紹介!

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体の疲れの正体は自律神経

梶本修身先生は皆さんが感じる疲れの正体は実は“脳の疲れ”と解説。。

例えばかぜをひいた時に“身体がだるい”と感じる理由は、
体を動かさないための脳の防御反応。

脳が、体に疲れていると錯覚させることで、
強制的に身体を休めさせているのです。

では脳が疲れる原因はなんなのでしょう?
脳が疲れる原因は自律神経。

脳の中心にある脳幹の全身の機能をつかさどる神経。
ここの調子が悪くなるから脳が疲れるのです。

自律神経とは、その人の意志とは無関係に
体の隅々に指令を出している司令塔の役割をはたしている。

消化・吸収、汗をかく、脈が早くなるなど
脳の中で無意識で働く存在なのです。


こんな習慣で自律神経の疲れがたまる。

【自律神経を疲れさせる要因】
・スマホ・パソコンの長時間使用
文字情報が多いので、
わたしたちが意識しなくても勝手にこれらの情報を
整理したりしようとするた
め自律神経ががんばりすぎてしまう。

・ながら食べ
テレビを見ながら食べ続けていると、消化吸収を続けて、
それを司令する自律神経が疲れてしまう。

・冷暖房などによる急激な温度差
自律神経が疲れると体温調節がしづらくなり
冷え性を悪化させてしまう恐れがある。

また、熱いお風呂に入るということも
自律神経が汗をかいたり心拍を速める
指令を出すので負担がかかる。

汗をかくというのは
体温を下げようと自律神経ががんばっている証拠。

自律神経の乱れは、なかなか自覚しにくいもの。
ただ、自律神経が弱ると体にサインがでてくるそう。
そのサインに気付くための6つのポイント!

【自律神経の疲れチェックテスト】
1.最近、暑がり寒がりになってきた
2.最近、目がしょぼしょぼする
3.立っていると、すぐに壁にもたれてしまう
4.家族の見ているテレビの音量が大きくまたは小さく感じる
5.夜になるとむくみを感じる
6.最近、めざまし時計をかけても起きられない

一つでも当てはまると、自律神経の疲れが溜まっているサイン。
3つ以上は要注意!


自律神経が弱ってしまうと血圧の上下や血糖値の調整など、
血液のコントロールが出来にくくなる。

その結果、弱った状態が長く続くと、
高血圧・心筋梗塞・脳卒中の発症リスクが非常に高くなる。

なので日頃から自律神経に負担をかけ過ぎないことが
疲れにくい体を作るポイントなのです。

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梶本修身先生が教える自律神経の疲れを取り除く方法


【食事編】

最近の研究で、脳の疲れに有効な成分を豊富に含む食べ物が「鶏胸肉」
だとわかりました。

渡り鳥がニュージーランドからアラスカまで、
1万2千キロもの距離を飛び続られける理由は
イミダゾールジペプチドという栄養成分のため。

イミダゾールジペプチドは、疲れを解消する抗酸化物質で、
鳥の羽の付け根の部分に多く含まれる。

この成分があるため渡り鳥は疲れないで長距離を
飛び続けることが出来るのです。

にわとりは飛ばないが、
にわとりの胸肉部分にもあると分かったのです。

研究したところによると
2週間イミダゾールペプチドを摂取すると
約75%の人に疲労回復効果が見られたのです。
ただ、1回では効果がなく、
2週間以上毎日1日100g摂りつづけることが大切とのこと。

イミダゾールペプチドは熱にも強いので、
調理がしやすいのも特徴。

から揚げ、蒸し鶏、むね肉の焼き鳥などでo.k.

パサパサしがちな鶏むね肉をおいしく食べる方法はこちら↓
鶏むね肉はマイタケで柔らかく!

サプリメントもあります↓

また、自律神経を疲れさせないためには
食事のタイミングも大事。

寝る3時間前までに食べ終えることが大事。

寝る直前に消化の悪いものを食べると
寝ている間に消化&吸収が働き自律神経も疲れてしまう。

どうしても食べたいときはあぶらっこいものを避けて
消化によい物(うどん、お粥など)を食べる。

【~疲れ対策~食事編のポイント】


鶏むね肉を1日100g
夕食は寝る3時間前まで



【風呂編】

熱いお風呂に入ったときにかく汗。
これも汗をかくことで自律神経が体温を下げようと働いている証拠。

自律神経の負担を減らすお風呂の入り方は
お風呂の温度は39℃ぐらいがよい。

熱いお風呂は自律神経にとって辛い環境。

熱い風呂にはいると疲れがよくとれたと思う人もいますが、
長時間暑い風呂にはいると、身体が疲れたという研究データもあるそう。

なので疲れが取れたからよく眠れたのではなく、
より疲れて眠り込んでしまった…ということのようです。

疲れを回復させたい時はサウナも良くないという。

【~疲れ対策~お風呂編のポイント】


お風呂の温度は39℃ぐらいがよい



【睡眠編】

良い睡眠の準備として
寝る2時間前から部屋の灯りをオレンジ色にするとよい。

動物は夕焼け色を見ることで体が寝る準備を始める。
夕焼け色がきっかけで自律神経が体を眠る方向に働かせる

睡眠中に自律神経を疲れさせる最大の敵はいびき
いびきが出ている状態は気道が細くなっていて、
細いストローでひと晩じゅう息をしているようなもの。

【いびきをかいている時に自律神経の仕事】
1.細い気道で頑張って酸素を取り込む
2.心拍を上げて塗煮酸素を送る

睡眠中なのに自律神経は働き続けるため疲れてしまう。

【いびきを減らす方法】
横向きでだき枕を使って寝ること

横を向いて寝るといびきの量が3割から4割減る。

仰向けで寝ると舌やのどのまわりの筋肉が重力で下がるため
気道を狭くしてしまう。

横向きに寝ると舌が重力の影響を受けず
気道を確保しやすくなる

睡眠時無呼吸症候群の人は
上向きに寝ていることが多いという。

普段いびきをかかない人が
疲れている時にかくのはなぜ?

自律神経が弱っていると舌のコントロールができず
いびきにつながりやすいという。

お酒を飲んだ時も同じ。

お酒を飲みすぎると自律神経がマヒ状態になり、
舌の筋肉のコントロールができずに下がってきて
気道をふさいでしまいいびきにつながりやすいとのことです。

【~疲れ対策~睡眠編のポイント】


練る2時間前からオレンジ色の照明に
抱き枕を使い横向き姿勢で気道確保

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