愛媛県 麦みそで大腸がん予防!今治タオル体操で便秘解消【ゲンキの時間】

麦みそ

2016年5月8日放送のTBS「健康カプセル!ゲンキの時間」は
「大腸がん攻略日本一!愛媛県に学ぶ~ 発見!快腸生活のススメ 」

愛媛県はなぜ大腸がんでの死亡率が低いのか。
愛媛県の4つの名産と大腸の健康のヒントにせまります。

特に注目は麦みそと今治タオル体操です。

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大腸がんとは?

国立がん研究センターの調査では、
過去30年で大腸がんの患者数は右肩上がりに増加しています。
最近では、最もかかりやすいガンとされています。

その大腸がんの死亡率が低い都道府県ランキングで、
愛媛県は男性が1位、女性は2位に。

愛媛県民はなぜ大腸がんになる人が少ないのか
愛媛大学医学部付属病院光学医療診察部
准教授の池田宜央先生を尋ねました。

大腸がんの原因は、
動物性脂肪の摂り過ぎだと考えられています。

動物性脂肪を摂りすぎると、
腸内での消化を助けるため胆汁が大量に分泌。

その胆汁が腸内細菌と結びつくことで、
大腸がんの原因になると考えられているのです。

ただ、愛媛県は肉をあまり食べていない、
という訳ではないのです。

愛媛の人たちは動物性脂肪はしっかり摂りつつも、
魚や野菜もしっかり食べているのだそう。

大腸がんを防ぐには、腸内環境を整えることなのです。

池田先生によると、
愛媛の4つの名産品がそれに関係しているとのこと。

柑橘類

愛媛県と言えば柑橘類の生産量日本一。

実は柑橘類には食物繊維が豊富に含まれていて
腸内環境を整える働きがあるのです。

実は愛媛県は鯛の養殖も日本一です。
愛媛県民にとって鯛は日常食。

鯛などの魚にはEPAが豊富に含まれています。
EPAには腸管の粘膜を修復したり炎症を抑えたりする働きがあります。

さらに鯛に含まれるビタミンB6は、
大腸がんのリスクを低下させるという研究結果もあるのです。

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麦味噌

愛媛県では、味噌は麦味噌が主流として使われています。

味噌には、米味噌、麦味噌、豆味噌があり、
日本で最も一般的なものは米味噌ですが、
愛媛県では麦味噌が主流。

この麦味噌の原料となるのが、
愛媛県が生産量日本一というはだか麦です。

大麦は、皮麦とはだか麦に分類されます。

それぞれの特性に合わせて加工されますが、
はだか麦はほとんどが麦味噌として加工されます。

はだか麦について教えてくれたのは、
愛媛県産業技術研究所食品産業技術センターの森本聡さん。

はだか麦に含まれる機能性成分として、食物繊維があげられ、
その中でも注目されているのは
β-グルカンと呼ばれるう水溶性食物繊維。

食物繊維には不溶性と水溶性の二種類があります。
不溶性食物繊維は、
水に溶けずに便の材料となりかさを増やします。

一方水溶性食物繊維は水に溶け
ドロドロになるため便を柔らかくします。

この不溶性と水溶性の理想のバランスは2:1。

不溶性は食事で摂りやすいので、
水溶性を意識して摂ることが大事。

はだか麦には、β-グルカンという水溶性食物繊維が豊富なので、
腸内環境を整える働きがあります。

さらに、β-グルカンには、免疫力をアップや、
コレステロールを下げる作用もあります。

また、同じ味噌の原料となる米と比較しても、
β-グルカンの量が多いのが分かります。

麦味噌ははだか麦に麹菌を入れ、大豆、塩とまぜ発酵。
1ヶ月~3か月熟成させてできる。

愛媛県の麦味噌は、麹の割合が多いのが特徴。
そのため、ツブツブがはっきりしている。

この麹菌は、腸内環境をよくする働きがあるので、
大腸がんの予防効果が期待できる。

麦味噌の麹菌にはアミラーゼという分解酵素が豊富で、
腸内のビフィズス菌など善玉菌の活動を活発化する
働きがあるといわれているのです。

愛媛の麦味噌メーカの社長の田中さんお宅におじゃまします。

田中家には麦味噌を使った料理がたくさん。

【麦みそ汁】
具はネギと油揚げ。
とても飲みやすいようです。

【郷土料理「さつま(佐妻)」】
愛媛県の郷土料理さつま(佐妻)にも麦味噌が使われています。

麦味噌料理さつまは、タイやアジなどの白身魚をすり潰し
麦味噌で味付けします。

さらに、糸こんにゃくやミカンの皮、キュウリ、
ゴマなどを入れたもの。

出来上がった冷たい汁を、
アツアツの麦ごはんにかけるのです。

さつまには、麦味噌やタイなど、
腸内環境を整える食材がたっぷり。

また、麦みそとお魚だけでなく
麦ごはんというのも腸に良い。

麦味噌が手に入りにくい場合は、
キウイフルーツを摂るのもおススメです。

麦生活でどれだけ腸内環境がよくなるのか
麦生活検証実験。
協力してもらうのは下痢や便秘に悩むゲンキチャレンジャーの3人。

番組では、腸内環境が悪いモニターさんが麦生活を実践しました。

・1日3食の味噌汁を麦味噌で作る
・1日3食のごはんを麦ごはんに変更

腸内環境の変化を便の善玉菌の数で比較。

腸内には、善玉菌、悪玉菌、中立菌(日和見菌)がいます。
善玉菌は、消化吸収を助け、有害物質から腸を守る働き。
善玉菌が多いほど、腸が健康だという証拠。

モニターさんは3日間麦生活を送ります。
おかずは普段通り食べました。

麦生活前と後の善玉菌の数の変化。
•65歳の男性:10→12
•50歳の女性:24→43
•36歳の男性:182→403

たった3日間の麦生活だけで
3人とも善玉菌が増加しました。

松生クリニックの院長 松生恒夫先生は
柑橘類やタイもよいが、注目は麦味噌。

脂質や塩分も低く大腸がん予防効果が期待できる。

麦味噌が手に入らない場合はキウイフルーツもオススメ。

キウイフルーツの食物繊維は、不溶性:水溶性=2:1と
理想的なバランスです。

ちなみに、愛媛県はキウイフルーツの生産量も日本一。

キウイフルーツなら簡単に手に入るし、
そのまま食べるだけなので手軽です。

整腸効果抜群の今治タオル体操

食生活にも、愛媛県が健康である秘訣があるそう。

愛媛県は海沿いが多く急斜面に囲まれた険しい地形。
海岸部の平地面が少なく段々畑が多い。

こうした土地柄から、
よく歩いて運動するので、
腸にとても良い。

今治タオル体操は、
タオルで有名な今治で16年前に始まった体操。

健康増進の目的で、
婦人会が今治の民謡“木山音頭”に合わせて作りました。

今では小学校から高校まで、地元で愛されている
体操になっています。

いまでは老若男女を問わず広く親しまれています。

体をひねったり、横に倒したりすることで
下行結腸を刺激、前屈は腸全体を刺激します。
これらの動きが腸の健康につながっていたようです。

体操をやっている人に今治タオル体操を続けることで
何か変化があったか聞いてみると
便秘が治ったそうです。

適度な運動は健康の基本。
みなさんも身体を動かし、大腸がんを防ぎましょう。

松生恒夫先生は
今治タオル体操には腸に良いポーズがたくさんあり、
ひねりは特にいい。
運動で副交感神経を刺激することで
腸の蠕動運動が活発化すると説明。

今治タオル体操の動画はこちら↓

なお、大腸がんの血便は痔と間違いやすい。
自己判断はよくない。

大腸がんは早期発見すれば治療によって
90%以上の確率で治るので
早期発見するために定期的な受診をうけるとよいとのことです。

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