【家庭の医学】熱中症予防に梅昆布茶!高齢者は温度に鈍くなっている

2016年7月26日放送の「みんなの家庭の医学」で
「あなたの対策は大丈夫?熱中症&紫外線 意外な落とし穴SP」

ここでは熱中症について紹介!

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熱中症が増えている

今年だけですでに全国1万3000人以上が
熱中症で救急搬送されています。

熱中症を防ぐポイントは、
こまめな水分補給と室内の温度調節など、
盛んにいわれているが、
熱中症死亡者数は20年前と比べて
約3倍に増えています。

熱中症患者が増えている理由について、
熱中症研究の第一人者、昭和大学病院の三宅康史先生曰く
「急に暑くなった時に、短時間で急激に発症する熱中症と、
3日から4日かけて徐々に発症するタイプの2つがある。

徐々に熱中症になるタイプは、実は高齢者が非常に多い。」

年配と若者で暑さの感じ方を検証

とうことで高温多湿の真夏の環境で、
年配と若者ではどんな違いが出るか検証。

年配チームと若者チームそれぞれ3人に、
温熱環境試験室と呼ばれる温度や湿度を自由に調整できる部屋に
入っていただき真夏日の環境を再現。

10分ごとに1度ずつ温度を上げ、50分後には35度まで到達。
湿度も70%から85%まで上昇させます。
合計1時間の変化の中で皆さんの様子をじっくり観察。
室内には水・うちわ・本・雑誌などを用意。
部屋にエアコンはない。

もしエアコンをつけたいと感じたら、
その時点でボタンを押しエアコンの効いた
涼しい部屋へ移動する。

最初は気温30度、湿度70%の環境。
若者は暑い様子、
年配の方は暑くないようです。

5分後に若者の1人が水分を補給。
更に3分後にもう1人の若者の方が水分補給。
20分後に気温を32度に上昇させ、湿度も80%に。

若者たちは全員水分補給をしました。
そして1人はエアコンを付けたいと知らせ、
25分で部屋を出たのです。

一方年配の方たちは、本などを読み
汗をあまりかいておらず、
水分補給もしていない。

40分後には気温34度湿度85%まで上昇。
若者は2人ともうちわをあおぐ手が止まらず
エアコンを付けたいと知らせ部屋を出ました。

年配の方たちは、暑がる様子もなく
汗もかいていません。

そして50分経過気温35度に達しても変わらず
年配チームは何事もなかったように検証終了

検証の結果、若者チームは暑さに敏感だったのに対し、
年配チームはほとんど暑さを感じないことが
分かったのです。

この違いについて愛知医科大学の
西村直記先生に話を聞いた。

西村先生「誰もが年を取ってくると
暑さや寒さを感じる温度感受性が鈍くなってくる」

皮膚の下には温度を感じるセンサーが
張り巡らされているが、
加齢によってセンサーが鈍くなると
周囲の暑さを感じ取れなくなり、
脳が汗の信号を出さなくなるという。

事実、若い人は大量の汗をかいていたが、
高齢者は汗をかいていなかった。

ここが重要で、人は汗をかき蒸発させることで
体温を下げているが、汗をかけないと表面温度が下がらず、
徐々に体温が上昇。

体温上昇に気付かないままでいると、
熱は体にこもり続け熱中症を発症するのです。

数日かけて発症する熱中症は、
徐々に進行するため、本人も周りの人も気付きづらく、
重症化し命に関わるケースが多い。

熱中症が治っても
深刻な後遺症が残る場合もあるとのこと。

温度の感受性は40代ぐらいから鈍ってくるそうです。
つま先、足裏、下肢末端が鈍ってきて
徐々に全身が鈍ってくるとのこと。

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熱中症予防に有効な飲み物は梅昆布茶

昭和大学病院の三宅康史先生が、
熱中症予防に有効な飲み物を紹介。

世界初の熱中症診療ガイドラインに、
その飲み物について掲載されているそうです。

熱中症診療ガイドラインに新たに記載された、
熱中症予防に有効と考えられる飲み物。

それは「梅昆布茶」。
梅昆布茶は。経口補水液と同じくらいの
塩分が含まれているという。

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人は汗をかくと水分とともに
塩分も身体から出て行く。

塩分が減ると体内の水分を溜める働きが弱まるため、
熱中症予防には水分とともに塩分を摂ることが大切。

梅昆布茶を飲む効果的なタイミングは、
汗をかく行動をする前後。
身体を冷やすためにも冷やして飲むのが望ましい。

熱中症対策には、
エアコンを適切に使うことが効果的。
しかしエアコンの熱中症対策にも、
大きな落とし穴があるとのこと。

エアコンをつけていても熱中症になる

江東病院の三浦邦久先生によると、
エアコンをつけていても熱中症になる
ケースがあるという。

屋内で熱中症を発症した患者のエアコン使用状況の
データによると、12%の人が使用中だったにも関わらず
熱中症を発症しています。

実際にエアコン使用中に熱中症を発症した人を取材。
中村さんは、2階の寝室でエアコンをつけて
寝ている時に、熱中症を発症した。

その日、中村さんはエアコンを最も強い状態で
運転していたという。

しかしそのまま熱中症を発症。
救急搬送されることに。

河野さんも、エアコンを使っていたにも
関わらず熱中症を発症した一人。

エアコンを26度の設定で明け方4時まで
かけていたという。
しかし熱中症を発症してしまった。

河野さんが、熱中症を発症した時の様子を再現。
河野さんは当時、なぜか壁が熱く感じたためな
るべく離れて寝ていたという。
中村さんも熱中症を発症した当時、
部屋の温度よりも壁を熱く感じていた。

洋室や寝室などがある一般的な住宅の2階で、
エアコン使用時に壁の温度がどのように変化するのかを検証。

東南向きの洋室と南西向きの寝室の二部屋で、
エアコンを28度に設定。

一日を通して室温と壁の温度がどう変化するのかを探る。

センサーを部屋の中央に吊るして室温を記録。
さらに同じ高さで洋室と寝室の壁の温度も図った。

検証を始めると、洋室では徐々に太陽が高くなり
日差しが強くなると、安定している室温に対し
壁の温度は上昇を開始。
室温より約2度高くなった。

一方で寝室は、エアコンで28度前後を保ち続ける
室温に対し、壁の温度は上昇。

壁の温度は外気温とほぼ同じになった。

日没になると、壁の温度は驚くべき数値となった。

日没から約2時間が経った午後9時、
27度と涼しくなった室内に対し、
壁の温度は依然として29度近くの熱を
帯びたままでした。

室温とは関係なく上がってしまうのが壁の熱の正体。

江東病院の三浦邦久先生
「現在熱中症で注目されているのは壁から出る輻射熱」

輻射熱とは、日中太陽光にさらされた建物の壁が
溜め込んでしまった熱のこと。

近年の研究では熱中症を発症する条件として、
高い気温や高い湿度に加え、第三の要素として
輻射熱が重要視されているとのこと。

輻射熱は壁の中に溜めた膨大な熱量を、
長い時間をかけて部屋の中に放出。

対策としてはベッドや布団が
熱のこもりやすい壁沿いにある場合は、
壁から10数センチ離すことが重要です。

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