【あさイチ】年金の仕組みや増やせる確定拠出年金について

2016年8月1日放送のNHK「あさイチ」で
「今こそ知りたい得したい!“年金”」がとりあげられました。

将来、公的年金が実質的に減ることが見込まれています。

年金を増やすことができる「確定拠出年金」。
130万円の壁や106万円の壁など
年金制度の仕組みについて紹介!

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年金制度の仕組み

年金を増やしたい人たちが注目している方法、
それは確定拠出年金。

確定拠出年金とは公的年金の上乗せとして
自分で掛金を出して運用し
うまくいけば将来の受け取り額が増やせるという
仕組みです。

でも、やり方を知らないと損を
することもあるんです。

そこで今日は、年金について大特集。

年金の種類

年金は職業によって様々な種類があります。
自営業やフリーターや学生などは第1号保険者

会社員や公務員などは2号
国民年金に上乗せして厚生年金を受け取る

2号に扶養される配偶者が3号。
年金は夫などが入っている厚生年金から賄われます。
将来的には国民年金を受給するものです。

将来もらえる年金は?

現在、40年間年金を納めた場合、
夫婦で13万円(1人6万5千円)受け取れるが、
厚生労働省の資料をもとに
シミュレーションしたところ
20年後には10万円、35年後には8万円と、
将来的には減っていくと試算されています。

また会社員は年収によって厚生年金が変わるが、
現在と比べると5.6万円減ると試算されています。

NHK解説員の竹田忠によると、若者がいる限り
年金制度が崩壊する事はありえないが、
若者が減るに連れて、年金も減っていくとのこと。

鈴木奈々さんは将来を考えて節約しているが、
老後は旦那さんと旅行に行けるような生活をしたいが、
「いくら貯めればよい?」と質問。

高齢夫婦の家計収支(無職の場合)をみると、
支出は月27万円。
収入は年金の19万円なので、8万円が不足してしまう。

ファイナンシャルプランナーの佐藤正明さんによると、
90歳まで生きると仮定した場合、上記のケースでは
年金だけでは足りない分は2400万円。

鈴木奈々さんのように外食や旅行をしたい場合は、
さらに300万円。
つまり65歳までに3000万円を貯めておかないと
いけないとのこと。

個人型確定拠出年金で増やす方法

年金を自分で増やす方法として確定拠出年金があります。
来年から個人型確定拠出年金は、
主婦も加入できるという事で注目を集めていいます。
確定拠出年金は掛け金を自分で出して運用します。
運用方法には、投資など様々な方法があり、
うまく行けば受け取れる年金が増える可能性があります。

ということでプロが実践する確定拠出年金を紹介。

増やしたい!プラン FP前野彩さん
方法:投資
メリット:うまくいけば増える
デメリット:失敗したら減る
※投資は少額から。
月々5000円くらいから。

損はいや!プラン FP佐藤さん
方法:定期預金
メリット:減らない
デメリット:あまり増えない

損はいや!プラン FP八ツ井慶子さん
方法:保険
メリット:減らない
デメリット:あまり増えない(解約で損をすることも)

確定拠出年金で投資、定期預金などをすると、
所得控除などの税制優遇があります。

ただ手数料などが、かかってしまう。
また運用方法は複数を選ぶことも可能。

申し込むのに3000円ほどかかり、
月々の管理費が500~700円かかります。
年間で言うと数千円。

最初は大体1万円くらい手数料がかかり、
そのあとは年に数千円です。

確定拠出年金は専業主婦には注意が必要。

掛け金が所得控除になるが、
もともと税金を払っていない主婦の場合、
控除のメリットがない。

また利息より手数料が多いと損をする場合もあります。

また、年金なので確定拠出年金は
絶対に下ろすことはできないが、
60歳前に亡くなった場合は
一時的にもらえます。

詳しい情報は国民年金基金連合会
個人型確定拠出年金のHPで。

http://www.npfa.or.jp/401K/

年金を滞納するとどうなる?

奥さんが介護でパートをやめたら夫がリストラ。
年金保険料を自分で納めなければいけなくなった。
2人で3万円。
フリーターの息子にも催告状の紙が来ている。
しかも、息子は1年滞納していた。
一体どうなるのか?

滞納した場合、
受け取れる年金が減ることになります。

さらに25年保険料を収めないと受け取る年金が
ゼロになってしまう。

年金の保険料は20歳から60歳までは
納付しなければいけない
という義務になっています。

少なくとも25年、保険料を納めると
年金をもらえるということになります。

しかし、25年に1か月でも足りなければ
今の制度では年金は1円も出ないのです。

どうしても苦しい場合、保険料の
免除・猶予という制度があります。
収入の状況により、収めなくても
もらえるケースがあります。

また、当時苦しくて支払えなかったが保険料を、
さかのぼって払うこともできます。

この制度について今、政治の世界で
話し合われています。

現在は受給資格期間は25年。
しかし、諸外国の受給資格期間は5年、10年、
”なし”という国も。

安倍首相は来年度から受給資格期間を”10年”に
する準備を始めると表明しています。

しかし、10年でもらえる金額は月15000円ほど。

とても足りないので、少しでも、自分のために
払うということをしたほうがいい。

しかし、基礎年金部分の半分は税金。

最近、財源は300億円かかると言われていたが、
改めて計算し直すと、その倍以上はかかる
という見通しで、今、その財源探しを
行なっているところ。

年金はもらうのが遅いほど得

年金は原則は65歳からもらうのが原則ですが、
60歳からもらうこともできます。

65歳を100%とすると3割引きになります。
その年金の価値で一生涯もらい続けるわけです。

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逆に年金をもらうのを遅らせてみるとどうなるのか、
そうすると増えるのです。
増えるほうが比率的には多いのです。

65歳で100%だったものが
70歳で142%にります。
4割アップになります。
その年金の価値で
一生涯もらい続けるということになります。

年金制度は自分がいつ亡くなるか、
亡くなった時、損得が分かります。

60歳かららったときは大体77歳が分岐点。

それより長生きするんだったら
65歳からもらったほうがいいです。

男性の平均寿命80歳なので、
そこまで生きたら原則の65歳のほうが
お得だということです。

今後、働く人がより高齢化になり、
若い人が減ります

年金全体を支えるにはできれば、
長く働き、もらう期間を後ずさりし、
生き続ける限りはより高い年金が
ずっともらえてお得だというのを
国は働きかけているとのことです。

離婚した場合は?

離婚した場合は年金の一部「厚生年金」が
もらえる場合があります。

夫が厚生年金の場合、結婚している時の部分で
もらえるとのこと。
となると、熟年離婚の方が得だといえます。

国民年金の場合は分割制度はありません。

逆に妻のほうが損をする場合もあります。

それは、夫婦で厚生年金に入っている場合。
妻の稼ぎが夫より多い場合、
夫に一部が入ってしまうケースがあり得ます。

130万の壁

奥さんの年収が130万を超えると
夫の扶養から外れ、
社会保険料が差し引かれるために
手取りが減ります。

しかし、この状況で20年間働くと、
年収が130万円を超えない場合より
月々の年金が1万円程度増えるのです。

【月収10万円(年収120万円)の場合】
社会保険料:0円
手取り金額:10万円
増える年金額:0円

【月収11万円(年収132万円)の場合】
社会保険料:1万6000円< 手取り金額:約9万4000円 増える年金額:約1万1000円 という差がでます。 130万円超えた場合は 他にも病気やけがをして仕事を休んだ場合の傷病手当金や 障害がある状態になった場合の障害厚生年金がもらえるなど のメリットもありえます。

106万円の壁

2016年10月からから
新たな壁106万円の壁が追加されます。

それには対象となる条件があります。

新たな厚生年金・健康保険の対象者
・月額の賃金が88000円以上(年間106万円以上)
・週の所定労働時間が20時間以上
・従業員が501人以上の企業
・勤務期間が1年以上の見込み
・学生でないこと
これらを全てを満たした場合
厚生年金に加入することができます。

対象が大体25万人くらいるということです。

なぜこのような制度を作るのかというと
現在非正規雇用の人は全体の4割。

ということは一家の大黒柱が非正規で
働いているという家庭が多くなるのです。

この人たちのことを不本意非正規という。
不本意だけれども非正規で働いている。

つまり家計の補助として、主婦がはじめから
パートの条件で働いているのではなく
本当は正社員として働きたいんだけれども
非正規で働いている人が多くなっているのです。

不本意非正規の人たちは基本的には
国民年金に入っています。

国民年金は保険料が定額です。
月1万5000円ぐらいです。

収入が低い人ほどこれは負担です。

一方の厚生年金は収入に応じて
保険料が増えていくことになっているので
厚生年金のほうが収入の低い人にとっては
負担が軽くなりますし、
保険料の半分は会社側が持ってくれています。

基本的には今、1号で国民年金に入っている人が
できるだけ厚生年金グループ2号に入れるように
ということで今この制度を変えようとしているそうです。

もらった質問より

Q.年金受給額はどうやったら分かるんですか?

いちばん簡単なのはお住まいの近くにある年金事務所
に年金手帳と身分証明書を持っていけば、
すぐにその場であなたの年金はいくらと出してくれます。

今は誕生月にねんきん定期便というのが送られてきています。

それからパソコンでもねんきんネット
というのがありますので日本年金機構のホームページに入って
登録すれば見ることができます。

Q.もらえるときがくれば年金は自動的にもらえるんですか?

前は何も連絡がなかったのですが、
最近は誕生月、もらえるときの3か月前に日本年金機構から
書類が送られてきます。
年金を請求する書類です。
それに書いて必要書類をつけて送ればいいんのですが
やはり送られてこない人もいるんです。

例えば引っ越したとか何かで。
そういう場合はとにかく自分のもらえる支給時期、
それだけを確認しておいてください。

送られてこなければすぐ年金事務所へ行って
確認をしてください。

今後はマイナンバーとか、そういう形で
分かりやすくなってくると思います。

Q.働いていると年金はもらえないんですか?

年金というのはやはり働いている給与が多いと
それを補填していますよというイメージのもの。

給与と年金を足して一定の額なんですが
そこまでは両方とももらえます。

一定の額を超えると徐々に年金を止めていって
最後ゼロになってしまうということもあります。

そういうところもぜひ年金事務所のほうで
確認してもらえるといいと思います。

Q.少子高齢化になると保険料は
上がり続けるんですか?

厚生年金の保険料はだんだん上がってきたのですが
来年度2017年度で打ち止めになります。
給与の18.3%で止まります。
保険料全体の金額が決まりますので、
その中で払う年金を調整していく。
年金をもらう高齢者はだんだん増えていきますので
年金がだんだん減ってしまうというのはそういうことです。

保険料はもう止まりますから、
その中でより多くの人が年金をもらっていかなければ
いけないということです。

税は助け合いのシステム。
みんなで少しでも働いて保険料を払って
みんなで年金をもらえるようにする、
それが原則です。

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