【みんなの家庭の医学】高血圧症の対策にホルモンANP!プールで増やす方法

高血圧

2016年8月2日放送の「みんなの家庭の医学」は
「8月こそチャンス!今すぐ始めたい長引く
身体の不調改善法スペシャル」

その中の高血圧の血圧改善について紹介。

高血圧症の改善にホルモンANP!
プールで増やす方法。

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高血圧とは?

推定患者数4300万人。
60代以上の2人に1人が患っているという病。
それは高血圧症。

大きな原因は塩分の摂り過ぎ。
血液の塩分濃度が高くなると
その濃度を薄めようと
周りの細胞から水分が集まります。
すると血液の量が多くなり
血管の壁を圧迫してしまうのです。

これが高血圧の状態。
高血圧が続くと、
血管が固く狭くなってしまう動脈硬化を引き起こし、
やがて心筋梗塞や脳梗塞など
命にかかわる重大な病ににつながってしまうのです。

高血圧を改善する方法といえば減塩が大切なのですが、
減塩習慣を続けるのはなかなか難しいのが現実。

またしっかりまもったとしても。
思うように改善できない場合もあるといいます。

ではどうすればいいのでしょうか?

高血圧改善のヒントはクジラと海女さん

近年、高血圧を簡単に改善できるヒントを
与えてくれた巨大生物がいます。

その巨大生物はクジラ。
クジラは最も大きな哺乳類。
そしてその大きな特徴がとても長生き。
中には200歳を超えるクジラも確認されています。

でもどうして長寿なのか?
もしかしたらクジラの長生きには
海に潜ることが関係しているのでは
という仮説を立てた人がいます。
それが産業技術総合研究所の菅原順先生。

しかし、管原先生の研究対象はあくまでも人間。
ということで日常的に海によく潜る海女の血管年齢に注目。

海女さんの血管の状態を調べていたら
非常に血管年齢が若く柔らかいことがわかったのです。

海女さん(115人)の平均年齢は65歳ですが、
血管年齢は実年齢より平均で
11歳若い血管を持っていたのです。

なぜ海に潜る海女さんの血管は若々しいのか?

東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生に、
海に潜ることと血管の若さとの関係性について聞きます。

関係しているのは水圧。

水に潜った時に水圧によってANP(ナトリウム利尿ペプチド)
というホルモンが分泌されることが関係しているという。

水に潜ると水圧により手足の静脈が圧迫されれます。
すると心臓により多くの血液が戻り、
心臓の一部が大きく拡張します。

その際に心臓の筋肉からANPというホルモンが
大量に分泌される。

心臓で分泌されたANPは全身へ送られるが、
特に大きな影響を与えるのが腎臓。

腎臓に働きかけると排尿が促され、体の中から
高血圧の大敵である
余分な塩分が尿とともに体外に排出されるのです。

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その結果、血圧が低下し、
血管が若く保たれるというのです。
事実、ANPは血圧を下げて心臓への負担を減らす
心不全の治療薬として使われています。

海女さんはこのANPをどれだけ出しているのでしょうか?

日本で最も多くの海女さんがいる三重・伊勢志摩を訪れ、
3人の海女さんの漁に同行。
90分の漁を終えた海女さんたちの血液を採取し、
ANPの量を測定。

安静時のANPの量と比較すると、
潜水直後のANPの量が大幅に増加していたのです。

3人とも血圧も正常な値で、
血管年齢も実年齢より10歳以上若かったのです。

やはり水圧が加わることでANPが分泌され、
血管が健康に保たれていたのです。

とはいえこれは真似できません。
しかし、夏といえばプールの季節。

プールで血圧改善ホルモンANPを増加できる?

プールで血圧改善ホルモンANPを
増加させることはできないのでしょうか。

国士舘大学の須藤明治先生監修のもと調査。

2人の人にプールに
・膝まで浸かる
・腰までつかる
・みぞおちまで浸かる
・首まで浸かる
という4段階の深さで10分間水圧をかけ、
ANPの分泌量がどれだけ増えるかを調べてみたのです。

結果は
ひざと腰まで浸かる場合はANPは増えていなかったが、
みぞおちまで浸かる場合は1人のANPが大幅に増加。

首まで浸かる場合には2人とも増加していたのです。

この結果で分かったことは
プールでもみぞおち以上水に浸かれば
ANPが増加する可能性あり。

そこでさらに検証。

1日プールで過ごせば
ANPの分泌はどれだけ分泌する?
血圧は下がる?

慎重185センチ、体重112キロ、普段の血圧は上が130台
という高血圧予備軍の山岡さんに協力してもらいます。

ANPの効果について検証。

検証当日の午前7時、まずは山岡さんの血圧を測定。
上は143で、ANPの値は12.6でした。

検証の舞台となるのは、東京・稲城市の
「よみうりランド プールWAI」。

まずは水深1mのプールに入りましたが水に浸かるのは腰まで。
これではANPの増加は期待が薄い。

その後水深1.1mのスイミングプール、1.4mの波のプール、
5mのダイビングプール、90㎝のスライダープール。

閉園時間ギリギリまでプールを楽しんだ山岡さん。
合計で約4時間半プールに浸かっていました。

早速、血液検査と血圧を測定。

ANPは検証前の12.6から31.6まで増加。

上の血圧は検証前は143だったが、
検証後は132に下がっていました。

1日プールで遊んだだけでANPが増加し、
血圧も大幅に低下させることができました。


がん予防の期待も

東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生と
ANPについてスタジオトーク。
ANPは1984年に日本人の研究者により
世界で初めて発見されたホルモン。

心臓にがんができない理由の1つがANPとされています。

がんがANPをやっつけるわけではなくて
ガンの手術を受けた患者さんに
ANPを投与すると
がんの再発・転移を抑制したということが
証明されているとのこと。

また、ANPは心拍数が上がると分泌されるため、
息が弾む程度の運動をすれば
ANPが分泌されるとのことです。

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