2016年10月6日放送の「スッキリ!!」の
「キニナルジャーナル 」
「全国学力テスト 9年連続トップクラス
秋田県の教育事情」について紹介!
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全国学力テスト 9年連続トップの秋田県の教育事情
全国学力テストが常にトップクラスの成績を
維持し続ける秋田県。
その理由を調べると
過去の新聞に何やら気になる村の名前が。
「~東成瀬村は、中学生は4分類すべてが
県内トップクラスだった~」
この村にはどんな秘密があるのか潜入を試みました。
人工は約2600人
総面積の約96%が山林という山間の小さな村。
スタッフがやってきたのはこの村で唯一の
東成瀬小学校(全校児童98人)
玄関から入ってみると
迎えてくれたのは近藤幸一校長。
【①目標を明確にする】
校舎に入るとすぐ下駄箱の前に
前項児童の夢がかかれた大きな”夢の木”
がありました。
プロ野球選手やアイドルや警察官など子供たちの
大きな夢がずらりと写真付きで並んでいます。
明確に夢を持つことで
それを達成するためのプロセスを考え、
小さいうちから学ぶ意欲が
身につくといいます。
【②先生が3人いる】
続いて6年生の参集の授業をのぞいてみると
先生が3人います。
秋田では2人の先生で授業を行う
チームティーチングが基本ですが、
東成瀬小学校では6年生の授業では
役場の職員も手伝っているのです。
この日の問題は黒板にはられた4つの図形の中から
アと同じ形の図形を探すというもの。
【③子供の参加意識を高める】
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みんな積極的に手をあげています。
ある子が黒板の前で答えと理由を説明。
するとなぜか手を上げている子供たち。
この学校では発言時とは別に納得した時などに
6つのサインで自分たちの考えをみんなに伝えているのです。
意見→パー
別の考え→ピース
同じ→グー
つけたし→グーで人差し指だけ出す
納得→グーで親指だけ出す
困った→親指と人差し指を出す
このサインを出すことで
子供たちの授業の参加意識を
高められるのだそう。
【④子供同士で教え合う】
先生の合図で生徒たちが
話し合いを始めました。
授業の最大の特徴はみんなで助け合い、
教え合いながら進めていること。
学校ではこれを「学びあい」とよび、
わからなければすぐに友達に聞ける環境を
整えています。
更に友達や先生と学びあった内容を
各自で発表していきます。
最後は先生がまとめて終了。
子供たちが楽しみながら答えを出すプロセスを
重視してるといいます。
実際に文部科学省のアンケート結果で
「学校に行くのは楽しいですか?」という質問に
全国平均より秋田県の小学生の方が
楽しいと答えています。
実は1956年の初の全国区学力テストで
秋田県は最下位でした。
しかし2001年度から教育費に加え、
99億円もの人件費をかけて教師を増やし
少人数学習を推進したことが効果を
発揮したのだそうです。
【⑤校内のいたるところに本がある】
更に廊下を歩いていると
本が階段においてありました。
この学校図書室はもちろん、廊下など
校内のいたるところに本棚があるのです。
普段から本が身近にあることで
あまりなじみのなかった本まで
読むようになったといいます。
感想
いろいろな努力があったのですね。
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