がっちりマンデー:小林製薬の「消臭元」vsエステーの「消臭力」!儲かる「業界の2強」

2019年8月18日放送の「がっちりマンデー」
儲かる「業界の2強」

小林製薬の「消臭元」と
エステーの「消臭力」の違いを紹介!

小林製薬の「消臭元」vsエステーの「消臭力」

消臭芳香剤の2大巨塔というと
小林製薬の「消臭元」とエステーの「消臭力」。

空気の嫌な匂いを消す芳香剤として
一文字違いで競い合っているこの2つは
20年前から販売競争を繰り広げてきました。

90年代以前は
小林製薬がサワデー
エステーがシャルダンと
香りを売りにしたコンパクトな芳香剤が
主流でした。

そこに1995年、日本初となる
消臭効果に特化した
大容量(350ml)の長持ちタイプの消臭芳香剤として
小林製薬が消臭元を発売。

フタを開けろ紙で消臭するというユニークな手法が受け
半年間で5億円を売り上げる大ヒットに。

その後もお部屋用を販売したり、
香りの種類を増やすなどして売上を伸ばしていた消臭元。

しかし、そこに真っ向勝負を仕掛けてきたのがエステー。

消臭元発売後から5年後の2000年、
なんとたった一文字違いの消臭力を販売スタート。

これには小林製薬に
「消臭力にパクられた感はあった?」と聞くと

「消臭元によく似てるな。
リスペクトしてくれたのかな。」といいます。

真相をエステーに聞いてみると
「パクリではない」と断言。

「力強い力士とか、プロレスラーの力道山とか、
力がつく人は強い方が多い。
それで消臭力という名前にしました。」

消臭のパワーを力強く見せるためにこの
名前になったようです。

しかしこの2つ、名前は一文字違いでも
その仕組みには大きな違いがあるとのこと。

【消臭元】
消臭元は直接下の液体に浸かったろ紙を引き上げ、
でかいろ紙で消臭するのが特徴

【消臭力】
消臭力は細い吸引用の棒で液体を吸い上げ
上の部分にあるろ紙で消臭する仕組み。

発売当初は消臭元の方が圧倒的に
売り上げは上でした。

そこで2004年、エステーは
ある奇襲作戦に打って出ます。

350mlだったのを400mlに変更。

もともと消臭元と同じ350mlで売っていた
消臭力のサイズを突如400mlに変更!

その結果
なんと売り上げ1.6倍といきなりのバカ売れ!

もちろん消臭元も黙っていません。
消臭元もすぐに400mlに変更したのです。

ここからも消臭元と消臭力は
お互いに独自の戦略で突き進んでいきます。

消臭元はとにかく効き目重視。
消臭元が一貫してこだわってきたのは
でっかいろ紙。

機能や効果感は絶対負けない。
その結果、消臭元の液体タイプの年間売上げは
73億円までに成長。

2018年にはギネス記録にも認定されたのだそうです。

一方、消臭力はちょっとい違ったアプローチ。

2011年にはあまりにも有名なCM。

ポルトガルの少年、ニゲル君が
ただただ「ショーシューリキ」と
歌うだけの斬新なCM。

このCMは大きな話題となり、優れたCMが選ばれる
「BRAND OF THE YEAR」では「消費者を動かしたCM展開」で
全産業で唯一8年連続選ばれる快挙も。

スポンサードリンク

さらに、デザインもお部屋のインテリアとして
馴染むよう商品ラベルを裏側にもデザインを施す
こだわりも。

これは消臭元とは違う細い吸引棒だからできる技。

さらにろ紙にもちょっとした仕掛けがあり
ろ紙にナノパウダーを配合しています。

ろ紙に小さなつぶつぶを埋め込むことで
消臭剤を出すだけではなく嫌な匂いを
吸い込むというた構造に。

クルマのエアコンに取り付けるタイプのもの
や悪臭を瞬間的に取るトイレ用スプレーなど
もお互いに次々に芳香業界を広げる
新たな商品を次々に投入していきます。

そして2019年現在は両社くしくも
商品パッケージをグッと高級感あれるプレミアム路線に
シフトしています。

スポンサードリンク

コメントを残す

このページの先頭へ