認知症予防にコグニサイズやクルクミン、かんきつ類:病気予防の最前線【WBS】

認知症予防
老夫婦、病気、介護

2019年10月4日放送の「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の
知っておきたい!病気予防の最前線

「物忘れ」は認知症の前触れ!?

認知症を防ぐ方法などの紹介!

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「物忘れ」は認知症の前触れ!?

多くの中高年が増えたと感じている物忘れ。

わたしたちの脳にはおよそ1000億個以上の
神経細胞が集まっていて、その細胞同士の情報伝達によって
物事を記憶したり思い出したりしています。

しかし、加齢や生活習慣病による脳の老廃物の蓄積、
さらにストレスなどで神経細胞が減少し、物忘れが起きます。

物忘れは加齢により誰でも起こりますが
物忘れの頻度が多くなり、
大事なことを忘れるようになると認知症。

将来の認知症予防につながる
最新の物忘れ対策法を取材しました。

認知症研究の第一人者の遠藤英俊医師

訪ねたのは国立長寿医療研究センターの
遠藤英俊医師。

国内の認知症研究の第一人者です。

この日、夫に付き添われ遠藤医師のもとを訪れたのは
70代の認知症患者。

8年前に診断されて以来、
一人での生活が難しい状態です。

夫によると
風呂に入ったのに「まだ入っていない」と
言うことがあるそうです。

そんな認知症患者の脳のMRI画像を見ると
白い部分が脳で、ところどころに大きな黒い隙間が見えます。

同年代の健康な人と比べると隙間の大きさは一目瞭然。

脳の神経細胞が過剰に減少し、
脳が萎縮してしまっているのです。

認知症患者の数は現在およそ460万人。
2025年には5人に1人が発症するとも
いわれています。

脳の萎縮を抑える方法

脳の萎縮を抑える方法はあるのでしょうか?

遠藤先生によると
国立長寿医療研究センターで開発した運動があるとのこと。

有酸素運動と知的活動を組み合わせた
コグニサイズという運動。

これを1年以上継続すると認知症になりにくくする
ことができるといいます。

コグニサイズ

コグニサイズとは頭を使いながら有酸素運動を行うというもの。

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例えば、
1・2・手をたたく・4・5・手をたたく・7・8・手をたたく

これは数を数えながら行う足踏み。

3の倍数のときには声を出さず手だけを
たたくというルールです。

ほかにも、歩きながら100から7を引き続ける暗算を行う運動や
決められた歩数のときだけはしごの外側に足を踏み出す運動など
バリエーションは様々。

有酸素運運動で脳の血流量が増え、脳を活性化。

知的活動を同時に行うと神経細胞によく
神経細胞のネットワークが強化され、記憶力が高まると
考えられています。

100人の認知症予備軍の人を対象にした研究では
コグニサイズを10ヵ月続けた人は、
そうでない人に比べ、脳の萎縮が抑えられ、
さらに記憶力も向上したという結果が得られたのです。

食べ物による予防

また最新の研究で食べ物による予防効果も分かってきました。

遠藤医師の研究室にあったのは大量のレトルトカレー。

世界中で認知症予防の食品が研究されているとのこと。

その中でクルクミンは断トツで有効な成分。

クルクミンが最も多く入っているのがカレーのスパイス。

カレーに多く含まれるスパイス、クルクミンには
脳の老廃物を排出する働きがあり認知症予防に
つながるといいます。

遠藤医師はカレーを週に3回ほど摂取すると効果的
だといいます。

さらに、かんきつ類を多く食べている人は
認知症のリスクが15%低いというデータがあるとのこと。

成分の1つのノビレチンが脳の神経細胞に良さそうだ
というデータがあります。

1万人以上を対象にした研究で
かんきつ類による予防効果はすでに確認されていますが、
遠藤医師は皮や果汁に多く含まれるノビレチンという成分に着目。

マウスを使った実験ではノビレチンが脳の神経細胞同士をつなぐ
突起を成長させることが明らかになりました。

脳内の情報伝達が密になることで
認知症の予防を期待できるのだといいます。

認知症になりたくない人はたくさんいるが、
何もしなければ老化は進んでしまいます。

中高年こそ運動し、食事に気をつけることが
予防につながるといいます。

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