「この差って何ですか?」の見た目がソックリなのに名前が違う商品の差。
「つくね」と「つみれ」の違いを
新宿調理師専門学校 講師 角田考平さんに教えていただきました。
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「つくね」と「つみれ」の違い
「つくね」は、手でこねて丸くしたもの
「つみれ」は、分量を摘み取って、そのまま入れるもの
材料が「肉」か「魚」かはとくには関係ない。
つくね
つくねは適量を手のひらに乗せて丸める。
これが「つくねる」。
この丸める作業を続けていくと丸くなって「つくね」になります。
広辞苑で「つくね」を調べてみると「つくね」は「つくねること」と書かれています。
さらに「つくねる」を見てみると、「手でこねて丸くする」と書いてあります。
つまり、「手でこねて丸くしたモノ」が「つくね」なのです。
つくねに向いている料理
つくねは形が崩れにくいので、串に刺して「焼き鳥」にするなど
様々な料理に使えます。
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つみれ
一方「つみれ」は、分量を摘み取って、そのまま鍋の中に入れていく。
摘み取った後、わざわざ丸めず、そのまま鍋に入れるのが「つみれ」。
「つみれ」の語源は「つみいれ」で漢字で書くと「摘み入れ」。
「つみいれ」とは、「摘み取る」と「入れる」の2つの言葉が合わさった言葉なのです。
つくねに向いている料理
つみれは、形が崩れやすいので鍋などにしか使えません。
その代わりに、柔らかい食感を楽しむことができます。
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