パン

2021年1月26日放送の「林修の今でしょ!講座」

健康志向で大人気!コンビニ最新ヒット商品 医学で斬ってみた!

ここではコンビニのローソンが売っているブランパンについて紹介です!

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ローソンのブランパンとは?

今、健康志向でローソンのブランパンが大ヒット。

ロールパンをはじめ、食パンドーナツなど
シリーズ累計3億個を売り上げる人気商品。

アンケートでは
普通のパンより太りにくい
昔に比べておいしくなった
体にいいらしいなどの声が。

特に目立ったのが
普通のパンよりも太りにくいという声。

運動不足やストレスで自粛太りが気になる中
本当に太りにくいのでしょうか?

食品工学や小麦が専門の工学院大学の山田先生に
教えていただきます。

ブランパンは糖質を80%カットしています。

糖質はある程度とらないといけないのですが
パンは元々が糖質が多い食べ物なので
80%カットされても全く問題ないとのこと。

パンの糖質の正体は
パンの原料の小麦粉のでんぷんです。

原料の小麦粉には大体70%ぐらい
糖質が含まれています。

ロールパン100gのうち
だいたい46.6%が糖質と言われています。

それに対してブランパン100gに含まれる糖質は
わずか7.86gほどしかない。

通常のロールパン100g→ 約糖質46.6%

ブランパン100g→ 約糖質約7.86%

ブランパン1個には糖質2.2gしか含まれていません。

なぜそんなに糖質がオフになってるかというと
小麦のブランを入れているため。

通常小麦粉は胚乳と呼ばれる部分のみを使用しますが、
ブランパンは外皮(ブラン)という
糖質がほとんど入っていない部分も使用しています。

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ブランは昔から栄養があることはわかっていたのですが
まずいので捨てるものだったのです。

おいしくならない最大の理由は
ブランパン最大の特徴である糖質のでんぷんが少ない事。

そのためブランパンはふんわり膨らまずボソボソの食感に。

ではどうやって
今のしっとりでふわふわの食感になったのでしょうか?

ブランパンがおいし理由

開発チームが行ったのはでんぷんの代わりになるものを探し
原料の配合を一から見直す事。

何百回という試食を繰り返し
ブラン粉にあるものを加えることでしっとりでふわふわのパンを
作る事に成功しました。

それがオレンジの皮の内側についている白い繊維。

白い繊維に含まれるペクチンを加熱すると、
デンプンと同じ働きが得られることが分かったのです。

これを粉にして混ぜる事で普通のパンと
変わらない食感を手に入れたブランパンは

今ではパン好きな人が糖質を気にせず
おいしく食べられるパンになりました。

しかし、ブランパンだけ食べていると
ある栄養素が足りないとのこと。

ブランパンと組み合わせるとよい食品

小麦のブランにはタンパク質があまり含まれていません。

タンパク質を補い、食物繊維の働きをさらに高める
乳酸菌が入ったものを組み合わせると良いのだそうです。

ブランパンに足りない栄養素を補うおすすめ商品は「6Pチーズ」。

チーズにはタンパク質も乳酸菌も含まれているでさらに良い。

肉や卵などもおすすめ。


ブランパンはいつ食べるのがいい?

夜が一番カロリー吸収率が高く脂肪になりやすいので
そのため夜にブランパンを食べるのがいいとのこと。

糖質が気になる人は、朝、昼に好きなものを食べ
夜、ブランパンにするのがよいとのことです。

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