かかと、足、女性

2022年6月13日放送の「あさイチ」の「わたしの不調の原因は“かかとの骨”にあり!?

腰痛・むくみ・外反母趾…足腰の痛みや不調は「かかとの骨」の傾きが原因かも!?
サンダルの選び方やストレッチまで
40代から始めたい「かかとの傾きを防ぐケア」大公開

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かかとが傾く原因とは?

あなたの足腰の痛みや不調は
「かかとの骨」の傾きが原因かもしれません。

かかとの骨、しょう骨は大きな塊で丈夫なのですが
傾きやすいという性質があります。
なぜ傾きやすいのか。
足は骨のパーツをつなぎ止めるじん帯と足を動かす筋肉に覆われています。
この筋肉やじん帯が緩んでくると傾いてきます。

緩んでくる原因は加齢などいろいろあります。
気になるのは更年期です。
もともと女性は男性に比べて筋肉やじん帯が弱いのですが
更年期で女性ホルモンが低下することによって筋力の低下が起こりやすくなります。
さらにもともと体がやわらかいという方もじん帯が緩みやすいので注意が必要です。

一度傾いてしまうとそれを元に戻すことは難しいですが
進行を防ぐことや予防はできます。

整形外科医の塩之谷香さんです。
これまで、1万人以上の足を診察してきた中で
足のトラブルを抱える患者さんの半数以上にかかとの骨の傾きが見られたとのこと。

自分でかかとの傾きをチェックする方法は、下の3つです。

・歩くと疲れやすくなった
・親指の爪が真上を向いていない
・土踏まずが痛い、だるい

さらに簡単にチェックする方法があります。
それが靴底です。
すり減っている部分をチェックしてみましょう。

外側がすり減っている→正常
内側がすり減っている→× かかとが傾いている可能性大
水平にすり減っている→△ かかとが傾いている可能性がある

すり減った靴を履き続けるとかかとの骨の傾きも進行してしまうので
修理するか、靴を新調した方が良いとのことです。

※かかとが傾いているかどうか気になる方は足を専門に診る医療機関に相談してみてください。

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サンダルの選び方

足の悩みサンダルの選び方を靴で解決してくれる専門店を訪ねました。
代表の、栗林薫さんは30年にわたってプロのスポーツ選手たちの足の悩みも解決してきた
靴選びのスペシャリスト。

選ぶ際のポイントはかかとをしっかり固定できるものを選ぶこと。
ほかにも、バックベルトがついているものでも大丈夫。
かかとが当たる部分は平らではなく、おわん状にくぼんでいるものがよい。
さらにかかとを固定するためには履き方も重要です。
かかとに合わせて履くことがポイントなんです。
ぎりぎりまで後ろにかかとを合わせてこの状態で足首をベルトで固定します。

スニーカーの選び方

かかとにヒールカウンターが入っているものを選ぶ
外側からは分からないのでかかとを押してみて崩れないもの

つま先だけ靴を持って曲げてみたとき
つま先の前全体の3分の1のところで曲がる靴を選ぶ

正しい靴を選んでも正しい履き方をしないとこの機能は発揮されないので、
足を入れてかかとを合わせるようにつま先を45度ぐらい上げるとよりかかとにフィットしやすくなります。

かかとの傾き予防ストレッチ

かかとが傾く原因の1つに筋肉やじん帯の衰えがありますが
事前に防ぐストレッチです。

教えてくれるのは理学療法士の松下和哉さんです。

ふくらはぎのヒラメ筋を刺激するストレッチ

ヒラメ筋は、かかとの骨に接続している筋肉です。

1.座った状態で足を抱え手前に引く。
ふくらはぎの下のほうが伸びている感覚があれば大丈夫。

2.片足20秒ずつ伸ばす。

かかとストレッチ

下腿三頭筋(かたいさんとうきん)ストレッチ

ふくらはぎ全体の柔軟性を高めます。

1.立った状態で壁に手をつき足を肩幅に開く。

2.ゆっくりとかかとを上げて下ろす。

3.これを20回繰り返す。

かかとストレッチ

後脛骨筋を刺激するストレッチ

足のアーチ保つのに重要な後脛骨筋を刺激するストレッチ

1.小指を自分のほうに向けるイメージで動す。

2.片足20回ずつ行う

かかとストレッチ

ただ、すでに足にトラブルを抱えている人は悪化する場合があるので
専門医の指導を受けるようにしてくださいとのことです

まとめ

NHKあさイチの放送より
かかとの傾きを防ぐストレッチの紹介をしました。
参考にしてみてください。

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