卵かけご飯

2017年9月13日放送の「めざましテレビ」のココ調は
「卵かけご飯本当のおいしい食べ方調査」。

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卵かけご飯を検証

卵かけご飯も人によって食べ方が色々。

では一体どのようにして食べるのが、
一番美味しいのでしょう?

そこで卵かけご飯を科学的に検証。

卵かけご飯の食べ方

街で卵かけご飯の食べ方を聞いてみると
街で多く聞かれた食べ方が、次の3つ。

卵を直接ご飯に乗せ、しょうゆをかける
「卵(たまご)直(ちょく)パカ派」

卵を混ぜてから
ご飯にかけてしょうゆをたらす
「卵先(さき)まぜ派しょうゆ後(あと)バージョン」。

更に、卵と一緒にしょうゆも混ぜてから、
ご飯にかける
「卵先まぜ派しょうゆ先バージョン」!

少数意見で挙がったのが、白身は使わず、
黄身だけご飯に乗せて醤油をかける「黄身だけ派」

先に白身だけご飯と混ぜてから、
黄身を乗せて醤油をかける、
「黄身あとまぜ派」。

都内で100人に聞いたところ、
最も多かったのは「卵直パカ派」でした。

では、どれが一番美味しい食べ方なのでしょう?

卵かけご飯を科学的に検証

そこで、卵かけご飯の食べ方別の美味しさを
科学的に検証することに。

今回使用するマシーンは「味覚センサーレオ」

この機械は、食べ物を食べた時に感じる
5つの味覚を数値で採点。

更に、食べ物同士を混ぜた時の相性度も
科学的に検査してくれます。

今回はしょうゆを加えると、
純粋な検査結果が分かりにくくなるため、
卵とご飯だけで味に差が出るのかを検証。

比較するのは
「卵直パカ派」
「卵先まぜ派」

「黄身だけ派」
「黄身あと混ぜ派」

4つの卵かけご飯を
「味覚センサーレオ」へ。

果たして結果は?

鈴木隆一さんによると
旨みでけで言うと「一番高いのは
黄身だけ混ぜたタイプ」です。

うまみの数値が最も高かったのは
「黄身だけ派」。

次に「黄身あとまぜ派」で、
「卵直パカ派」と「卵先まぜ派」は、
差がありませんでした。

黄身だけ派→2.72

黄身あとまぜ派2.63

卵直パカ派→2.5

卵先まぜ派→2.52


ところがご飯と卵がどれくらい
マッチしているかを表す相性度では、
「黄身あと混ぜ派」が、
頭ひとつ出てトップという結果に。

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しかし、他の3つとの差はおよそ3%。

黄身あとまぜ派→98.9

黄身だけ派→95.6

卵直パカ派→95.8

卵先まぜ派→96.2

これは、どの程度の違いなのでしょう?

鈴木さん「すっごくおいしいのとまぁまぁおいしいくらい」

どうやら、結構な差があるようです。

鈴木さん「うまみに着目いたしますと、黄身だけのパターンは
非常に卵のうまみはあるんですけれども、
ちょっとご飯の味を消しちゃっている

卵かけご飯として一番おいしいのは
白身だけを入れてかき混ぜた後に
黄身だけを入れたサンプルが一番、
ご飯の甘みも卵のうまみも上手くたっている。」

科学的な分析では
「黄身あとまぜ派」の勝利!でした。

プロの卵かけご飯の食べ方

では卵かけご飯のエキスパートたちは、
どう食べているのでしょう?

『ココ調』が向かったのは、
岡山県北部にある美咲町。

この美咲町出身で、卵かけご飯を
日本で初めて食べたと言われているのが、
明治時代のジャーナリスト岸田吟香 (きしだぎんこう)。

これにちなんで美咲町では、「卵かけご飯」で
町おこしをしています。

その中心を担うのが、
新鮮な卵かけご飯が食べ放題で楽しめる
「食堂かめっち。」。
多い日で650人が訪れる人気店です。

食堂を立ち上げた町おこしの仕掛け人
川島さんの食べ方は?

卵をわり黄身と白身を分け
ご飯の上に白身をのせます。

白身とごはんを混ぜた後
黄身をのせて混ぜ
最後にしょうゆをかけていました。


また、羽田空港にある卵かけご飯専門店の
店長にオススメの食べ方を聞くと。

やはり、先に白身とご飯を混ぜ、
あとから黄身を乗せる「黄身後まぜ派」でした。

分析結果もトップで、
エキスパートも勧める「黄身後まぜ派」。

卵会社に入社以来、一貫して卵かけご飯を研究してきた
堀口絹子さんにも聞きました。

堀口さん「新鮮な卵ほど濃厚卵白といわれる
ドロッとした卵白が多いんですね。
白身をご飯に混ぜるとドロッとした濃厚卵白が
メレンゲによって消える。」

ご飯と白身を先に混ぜる事で
メレンゲのようなフワフワ食感になり、
更に、黄身でコーティングする事によって
黄身のコクやうまみを存分に味わえるといいます。

最後に、お好みでしょうゆをたらして頂く
最高においしい卵かけご飯!

ぜひお試しください!

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