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ウォーキング

「きわめびと」の
「運動会直前 誰でも足が速くなる」。
足が速くなる方法の紹介です。

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きわめびとは東大の深代千之教授

運動会は子どもたちの一大イベント。
でもみんなが楽しみにしている訳じゃないんです。
運動が苦手な子どもには運動会はちょっと憂鬱。

そんなお悩みに答えるのは北京五輪男子400mリレーで
日本を銅メダルに導いた朝原宣治さんに
アドバイスした人物。

つらいトレーニングは一切なし。
それでも足が速くなるとのこと。

今回のテーマは「足が速くなる」。

足が速くなりたいと悩む小学生が9人集まり、
2日かけて極め人の極意を学ぶ。

合宿1日目は品川区で50mのタイムを計測。

そしてお悩みさんを乗せたバスは
きわめびとのもとへ。

やって来たのは東京大学。
そしてきわめびとと対面です。

深代千之(ふかしろせんし)教授。
その専門はスポーツバイオメカニクス。

スポーツバイオメカニクスを極めた
深代教授のモットーは”運脳神経を育てよう”。
筋肉よりも脳が大事だと言うきわめびと。

走り方を頭で理解すれば速くなる

「足が遅い人は走り方を知らないだけ。
正しい走り方をちゃんと頭で理解すれば
足が速くなる。」という深代教授。

深代教授は子どもたちに
自分たちが走っている映像をみせ、
メダリストの朝原さんの走りと比べた。

かかとをおしりをつけると速くなることを、
子どもたちの脳にインプットするため、

深代教授は足の模型や骨の模型で、
股関節を意識して太ももを引き上げる
ことを説明したのです。

運脳を鍛えてから30分後。
子どもたちに再び50m走ってもらうと、
9人中5人のタイムがアップ。

早く走るためのポイントとして、
「かかとをおしりにつける」
「体をひねる」
「腕を振る」
「前傾姿勢」
などがあるが、
全てを考えながら走る事はできない。

しかし、そういう時に活躍するのが
小脳という脳の後ろの部分にある脳。

1つ1つを1度小脳に格納できれば、
自然に統合して走れるようになる。

筋肉などは使わないと能力が落ちるが、
小脳に格納されたものは劣化しない。

自転車の乗り方など、無意識で行っている運動は、
実は小脳が担っています。

なので、小脳に速く走るための
体の動かし方をインプットすれば、
意識しなくても速く走れるのです。

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走力アップドリルとは?

そのために深代さんが用意したのが、
スポーツバイオメカニクスに裏打ちされたドリル。

このドリルを繰り返し練習してコツをつかみ、
小脳にインプットできれば、
自然に足が速くなるのです!

ドリルの内容は体の軸をねじる動作、
大きく腕を振る動作など。

例えば「ワニ」
これは体の軸をひねる動作を
小脳に覚え込ませるドリル。

あおむけに寝たら、
肩と腰をひねって頭の方向へ進む。

続いては「まどふき」
両腕を体の前でまわす
肩の後ろの骨、肩甲骨を動かし、
大きな腕振りにつなげます。

そして「あしバンザイ」
足で立ち、123の掛け声で
両手はバンザイ。
もう片足は後ろに振り上げます。
これは、股関節を大きく動かす事を
小脳に入れるためのドリル。

親も一緒にやっています。
大人も一緒に挑戦すれば
子どものモチベーションもアップうるそうです。

大人と楽しめるドリルもあります。

「人間ドリブル」。

一人はその場で連続ジャンプ。

もう一人はバスケのドリブルのように
肩を押します。

子どもはつま先ではなく
かかとから着地してしまいがち。

このドリルで地面をつま先で蹴る事が
小脳にインプットできるんです。

こういったドリルを通じて
体の動かし方がいつの間にか
身についているのが理想です。

その他のドリルはこちらをどうぞ↓
秋の運動会直前 誰でも足が速くなる

「すぐにはできないと思うけど
練習すると必ずできるようになる。
毎日少しずつやってください。
そうすれば必ず早くなるから。」と深谷教授。

ドリルを繰り返すうちに動きが
小脳にインプットされる。
トレーニングのように疲れるのが目的ではなく、
動きを小脳にインプットする事が大切。

深代教授いわく、運動のうまい下手は
遺伝ではないとのことです。

今回は合宿1日目の様子でした。

【追記】
9月24日の放送は
「秋の運動会直前 誰でも足が速くなる 完結編」
簡単に紹介します。

深代教授いわく、
運動を積極的にやる環境作りが大事だとのこと。

そして、やれないことができるようになると
もう少しやってみようと気になるとのこと。

合宿2日目、東京・奥多摩町にむかう。
助っ人の長尾寛征さんを呼びます。
彼は北京オリンピックにも出場したカヌー選手。

カヌーのポイントは身体のひねり。
この動きを小脳にインプットすれば早く走ることにつながります。

続いてやってきたのは品川区。
次の助っ人は高村雅男さん。

たけうま全国大会で5連覇を果たした人物。
竹馬に必要な前傾姿勢は走るためにも必要だとのこと。

カヌーも竹馬も、ほとんどの子どもたちが初体験。
でも、コツを教わった子どもたちは、
みるみる上達していきました。

そして、運動が出来るようになる楽しさを実感したのです。

やる気スイッチは自分が変われると実感できると
オンになるそうです。

やる気スイッチを押してくれる運動は
他にもいろいろありそうです。

その後、一週間は速力アップドリルなどで自宅で自主練。

自宅練習4日目、しんいちろうくんの元に、
きわめびとから「お子さんと相撲をしてください」という手紙が届きました。

スタートダッシュに応用できるとのこと。

運動が嫌いなゆあちゃんと母親の美代子さんも
2人3脚でタイムをあげるためにいどみます。

美代子さんはこの企画を通して、
親がまず運動を楽しむことが必要だと気づきました。

50メートル走計測当日、
ほとんどの子どもたちのタイムが上がっていました。

ただ、高学年のこどもたちはみんな1週間で結果が出たが、
低学年の子のタイムは伸びなかったのです。

これは小脳の発達具合が関係していて、
あとで必ず効果が出るとのこと。

その後、低学年のしんいちろうくんは運動会のかけっこを2位でゴール。
あまみくんも2位でゴールした。
りくくんもタイムをあげることに成功しました。

深代教授によると早くて1週間、
遅くても2~3週間で成果が出るとのことです。

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