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バルブ付き密閉保存容器

2016年12月14日放送の「あさイチ」の
「キッチングッズ向上委員会」は「保存容器」

保存容器の上手な使い方や
臭いをとる方法も紹介!

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保存容器

丸い容器と四角い容器

丸い容器は温めムラが少ないです。

電子レンジで解凍したとき
真ん中がまだかちかちって経験ありませんか?
これは四角い容器だからおきるのです。

実は、電子レンジのマイクロ波は、
角の部分に多く集まる性質があります。

そのため四角い容器だと四隅がより温まり、
温度ムラができやすい。

丸い容器は全体的に温まるのです。


保存容器の容量

教えてくれるのは人気レシピサイトのnozomiさんです。

彼女がアップしているのは
作り置き料理です。
そのアクセス数は一日30万人。

そんなnozomiさんが保存容器選びで
重視しているのは容器の容量。

料理によって容器を選び、
できるだけ小さい容器を
選ぶようにしています。

結構ぎゅうぎゅうに入れています。

容器が大きいと冷蔵庫の
場所を取らずすっきりします。

また、空気に触れる量を少なくすることで
食材の日持ちがよくなります。

ちなみに700mlのタッパーには
レトルトカレー4人分
ブロッコリーは丸ごと1個分
豚こま切れ肉なら500g
が入ります。

保存容器の種類

保存容器には大きく分けて
・プラスチック
・耐熱ガラス
・ほうろう
の3種類があります。

電子レンジで使える保存容器は
プラスチックとガラス。

オーブントースターで使える保存容器は
耐熱ガラスとほうろう。


容器のふたの型

保存容器もさまざまなものがあります。

【スクリュー型】

汁物や粉ものにいいです。
かたくり粉を入れたりもいいです。

一般的なふたを使うと飛び散ったりしますが、
そういうときにスクリュータイプを使うと楽です。


【4点ロックタイプ】

臭いの強いキムチや納豆などに適しています。

【真空になるタイプ】

しけらせたくないのりや豆など乾物に適しています。

【のせるだけのふた】
片手で開けられるので調味料に適しています。


視聴者からの投稿

「真空タイプの保存容器に千切りキャベツや
もやしを入れて保存しています。
もやしは1週間たってもシャキシャキしています。」

アドバイザーの野口さんによると
もやしの保存方法としてはプラスチックタイプの
保存容器に水を入れて保存し、水をまめに替えると
保存がよくなるといわれているとのことです。


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容器のニオイうつり

保存容器でいちばん多かった悩みがにおい移り。

教えてくれたのは
臭気判定士の松林宏治さん。

悪臭対策の現場でにおいの度合いを判定する
国家資格の持ち主です。

実は、におい移りの大きな原因は
中に入れる食材ではないのです。

中身でないなら何が原因なのか?

実験をしてみました。

新品の保存容器にカレーを入れ
きれいに洗い、残ったニオイを測るというもの。

実験するのはふだんの使い方を想定した3つ。

1つ目:何度も洗って傷をつけてしまった容器。
2つ目:レンジで1回だけカレーを温めた容器。
3つ目:一晩だけカレーを入れておいた容器。

どれがいちばんニオイが残るのか、
臭気測定器を使い、測定します。

数値の目安は、250までは
人間がニオイを感じない程度。

そこからくさいと感じ始め、
300を超えるとすごく臭いとのこと。

【結果】
3位:傷をつけた容器
→276ポイント(干物の臭いレベル)
傷の中にニオイが染み込んだと思われます。

2位:1晩入れておいた容器
→291ポイント(洗濯物の生乾きレベル)
長時間密閉されたことで
ポイントを伸ばしたようです。

1位:レンジで1回だけ温めた容器
→300ポイント(納豆レベル)

なぜ、こんなににおいが残ったのでしょうか?

それは電子レンジで加熱するとニオイ分子が
運動性を高めて揮発し、
密閉された状態で逃げ場がなくなり
容器の中に入ってしまうのだといいます。

電子レンジOKの保存容器の注意書きをよく見ると、
カレーなど油分の多いものを入れて温めるのは
NGだと書いてありました。

油分の多い食材は温まりすぎて
耐熱温度を超えることがあるのだといいます。


【保存容器の臭いを消す方法】

ベイクアウト法といい、
プロが部屋の消臭をする際に
よく使うやり方です

『用意するもの』

ドライヤー
霧吹き

『やり方』
1.霧吹きでプラスチック保存法器をしめらせる

2.ドライヤーであたためる

※このとき、容器が変形する恐れがあるので
手で触れるくらいの温度をキープする

3.容器が乾いたらさらに霧吹きでしめらせる

これをニオイが消えるまで繰り返す

(番組で使った容器では10分程度)

番組では、実際にスタッフが
長年らっきょうを入れていた
保存容器で検証。

この方法で、数値は297→254に。
納豆レベルがややニオイを感じる程度
まで下がりました。

※プラスチック容器の耐熱温度は本体は
140度、ふたは100度なので、
ドライヤーであまり温めすぎると変形してしまうので
注意してください。

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