キッチン家電

2022年2月12日に放送の「サタデープラス」の
ケチじょうず 72歳の節約一人暮らし生活に密着

エッセイストの小笠原洋子さんに密着し、1日1000円で過ごす「ケチケチ生活」を紹介

スポンサードリンク

エッセイストの小笠原洋子さん

エッセイスト、小笠原洋子さん72歳。
2019年に発行した自身の節約術をまとめた著書、おひとりさまのケチじょうずがヒット。
同世代から熱い支持を得ています。

20代は京都の画廊で勤務。
30代は東京の美術館で学芸員となり、そのかたわら、大学の非常勤講師も務めてきました。

現在は東京都郊外の高齢者向け集合住宅で、一人、年金暮らしをしています。
そんな小笠原さんが掲げるのは、1日1000円以内生活。

自身が考えた節約術を駆使し、できるだけお金を使わずに生活するのが小笠原さんのモットー。
そんな小笠原さんの1日1000円以内、ケチ上手な節約生活に密着します。

小笠原洋子さんの節約術

朝ごはんの準備を始める小笠原さん。
早速、ケチ上手な節約術が。

お豆腐やもずくなどのプラスチック容器は、お皿代わりにするなど、再利用。
使えるものはむだにしない、それが小笠原さんのケチ上手術。

朝は、毎日パン。
パンを焼いている間に、きな粉とおからとみそを混ぜた、オリジナルの栄養ドリンクを作ります。

パンのトッピングから飲み物まで1年間毎日、全く同じメニューなんだそう。
朝食代はこれでおよそ180円。
そんな朝食の時間、小笠原さんの楽しみが。

それは朝食を絶景食堂という名前の景色を見ながら食べること。
絶景食堂と名付けたこの場所は、家の中の特等席。
ベランダの外には雑木林があって季節の移ろいを感じながら食事を楽しみます。

朝食を終えると、洗い物。
ここでも小笠原さんのケチ上手が。

洗い物はキッチンペーパーで汚れを落としてから、お湯で洗い落とすのが小笠原流。
そうすることで、洗剤はほとんど使わず、1年に1回、買い換えるくらいなのだそうです。

朝食後は歯磨き。
小笠原さんは1日5回歯を磨くそうなんですが、歯磨き粉の形がちょっと変わっています。
これもケチ上手な小笠原さんの節約術。

歯磨き粉は真ん中で切ってふたをし、逆から使うのが小笠原流。
こうすることで、むだなく最後までしっかり使えます。

こんなケチ上手な生活を40年以上続けている小笠原さんは、貯金が大好き。

貯めたお金でドイツを9回も訪れ、ドイツ人の画家、フリードリヒについてまとめた、
美術エッセーを出版しています。

続いて発見したのが、冷蔵庫に貼られた謎のシールたち。
値段のシールや商品を包装しているシールなど、すべて保管しておき、セロハンテープ代わりに。
使えるものはなんにでも代用するのが小笠原流。

お昼12時。
昼食の準備を始めた小笠原さん。
何を作るのかというと永遠のひと鍋料理。

きのう食べたという、ひき肉と春雨としめじの鍋スープ。
ここに新たな具材を入れることで、味に変化が生まれます。
毎日、汁を少しずつ残し、これを繰り返す。
それが永遠のひと鍋料理。

鍋を洗わずに済み毎日新しい味を楽しむことができるケチ上手術。

スポンサードリンク

毎日、新しい味になってしまうので、味が予測できないのがマイナスポイント。
ちなみに、この日の昼食代はおよそ350円。

2時。
お昼はいつも外出するそうで、準備を始めます。

小笠原さんは新しい洋服をほとんど買いません。
持っている半分以上が若いころに着ていたものです。
あまりお金がなかったので、大事に着てきました。
お母さんが成人式のために買ってくれたという、52年前のコートは、いまだ現役。
ずっと大切に使っています。

ほかにも、お母さんが着ていたワンピース。
胸元にブローチを取り付けてリメークしました。

では、お気に入りのコートを羽織ってお出かけ。
別にこの日は特別なわけではなく、いつもおしゃれコーデな小笠原さん。

小笠原さんの趣味は散歩。
毎日、お昼ごはんのあとは散歩に出かけるそうで、
長いときで4時間も歩くそうです。
散歩の道中、お気に入りのお店に寄り道。

その一角にパン屋さんが。
家からも近いので、時々買いにいくそうです。
遠方からわざわざ買いにくるお客さんも少なくないという人気のパン屋さん、モイベーカリー。
このお店でパンを買うのが、小笠原さんの一番のぜいたく。
自分へのご褒美として、月に1度だけパンを買うのだそうです。

今日は肉みそのおやきと、チーズとオリーブのカンパーニュ。
合計620円購入。
月に1度だけのかなりの大奮発。

続いてスーパーに向かい、お買い物。
半額のキュウリなど
さっき買ったパンでサンドイッチを作るための材料を購入。

パン屋さんとスーパーでの買い物を終えて、
先ほど買ってきたキュウリをカットしますが、ここでもケチ上手な節約術が。

まな板の上に、保管していた厚紙の箱をばらして敷き、その上で調理。
そうすることでまな板を洗わずにすみます。

4時。
電気は手元が暗くなったらつけますが見えるかぎり使わないとのこと。
これから満月になると月明かりが結構楽しめるのだそうです。

そんな小笠原さんの月々の水道光熱費は、水道代1500円
電気代が2000円、ガス代が2000円で、月々5500円ほど。

そして午後5時。
夕食の準備。
小笠原さんは毎日お酒をたしなむそうで、小皿料理をいくつか作って、
3時間ほどかけてゆっくり楽しむんのだそうです。

ちなみに、きょう一日で使った金額は、
パン屋さんでの620円と、スーパーでの394円の合計1014円。

小笠原洋子さんは頭の中ではケチをしようとか、
ケチではないとかという意識は全くないのだそうです。
節約の工夫がひらめくこと、そんなことが楽しいのだそうです。

まとめ

TBSテレビサタデープラスの放送より
小笠原洋子さんの節約術の紹介をしました。
ぜひ参考にしてみてください。

スポンサードリンク