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ラップ

2016年6月28日放送の「あさイチ」のスゴ技!は「ラップ使いこなし術」

ラップの種類、冷凍ご飯にする包み方、お椀の包み方、
スマホの砂よけまで活用術を紹介

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冷凍ご飯のあけ口がわからない

ラップの使い方に悩んでいる主婦の西城さん。

西城さんは、冷凍したごはんをレンジにかけたあと
開け口が分からなくて困ることがよくあるんだそうです。

早速、達人のもとへ。
ラップメーカーの大森麻希子さんを訪ねて、茨城・小美玉市へ。

冷凍する前に一手間加えるだけで簡単に解消することができます。

1.包む際にラップの手前を1~2cm折り返す。

ラップでご飯を包む

2.奧のラップも重なるまで折ってラップを密着させる。

3.側面の空気を抜く

4.側面のラップ折り、端を少し外側に折り返す。

ラップでご飯を包む

活字だとちょっとわかりづらいですが、
こうすると簡単に開くことができ、
開け口も見つけやすくなります。

食品包装を研究して40年の広瀬和彦さんによると
これはとても理にかなった方法。

折り返しを入れるだけで空気を巻き込む。
くうげき?ができて底の部分が自然と熱くならず。
スムーズに開けることができる。

それから折り返しをすることによって厚みが増すので
両端を引っ張ってあげると自然に立ち上がってくるとのこと。

温めるときラップに穴が開いてしまう

ネットクラブのアンケートで、
温めるときラップに穴が開いてしまうというお悩みが。

これは油分の多い食品の場合によくあることなのだそうです。

油分が多いと温度が高くなりがち。
場合によってはラップの耐熱温度を超えてしまって
そこに食品が触れて溶けて、穴が開いてしまう。

そのため、深めの器でラップと
内容物が触れないようにする。

また、きちんと密着するのではなくて
ふんわりとふたをするとよい。

加熱時に蒸気圧で内圧がかかって膨れて、
ラップフィルムが耐えきれなくて破れてしまう。

冷蔵庫に保存する場合は
ぴったり密着させればいいのですが
加熱する場合は蒸気の逃げ道を作るということで
やわらかくかけてくださいとのこと。

また、ラップが溶けてしまったら
物質が食品にうつるんじゃないかと心配する人もいますが、
体に悪いものではないので食べてしまっても大丈夫とのこと。
食べてしまったとしても消化されずに排出されます。

木製のお椀にラップがぴったりくっつかない

続いて西城さんは木製のお椀にラップが
ぴったりくっつかないと悩んでいます。

そこで達人のもとへ。
すしを握って40年以上の達人遠藤哲男さんです。
遠藤さん愛用の業務用ラップ。

同じ素材のものがホームセンターなどでも売られています。
その素材とは塩化ビニル樹脂。

これがすしおけにもぴったり密着する性質を
持っているんです。

はり方にも達人の技があります。
塩化ビニル樹脂はよく伸びる性質があります。

そのため引っ張ったあと縮む力が働くので、
しっかりラップが器に密着するんです。

では、お悩みの木製のおわんでも試してみます。

実は、器の素材によっては塩化ビニル樹脂でも
くっつかない場合があるんです。
木製のおわんにはくっつきませんでした。

しかし、おわんのふちに軽く水をつければ
ラップをぴったりとくっつけることができます。

ラップを研究して10年以上の堀井貴央さんによると
凸凹した素材の表面に水をつけることによって
ラップのようなつるつるしたものとの
接触面積が広がることでよくくっつく
ようになるのだそうです。

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ラップの種類は3種類

実は、ラップの素材は大きく分けて3つあります。

塩化ビニル樹脂→伸びがよく器にくっつきやすい
液体が漏れにくい

ポリ塩化ビニリデン→においや湿気などを通しにくく
家庭で最も多く使われています。

匂いや湿気、酸素などを通しにくく、
1日以上保存するのに適している。

ポリエチレン→お手ごろ価格でたくさん使え家計に優しいラップ

3種類のラップ。
特徴を知ってうまくつかいこなすとよいです。

ポリ塩化ビニリデンの特徴

ポリ塩化ビニリデンについて
ポリ塩化ビニリデンは塩由来の成分7割、
石油来の成分3割できている。

ポリ塩化ビニリデンの分子構造は
塩由来の塩素、そして石油由来の炭素と水素から
できています。
この分子たちは、お互いにくっつきやすい性質があるため
においや湿気などは通しにくいのです。

一方、そのほかのラップは密度が低いために
おいや湿気などを通しやすいのです。

しかし、切りやすいだけにきっかけがあるとすぐ
切れてしまいます。

切れて切り口がわからなくなってしまった場合は、
乾いたスポンジで幅方向にこすると
端がめくれてきます。

スマホの砂除けにもラップ

5月の大型連休に家族で海に行った木村さん。
夏も2人の子どもを海に連れて行きたいのですが
お悩みがあるんだそうです。

砂ぼこりがすごくて、
スマホで写真をたくさん撮れなかったそうです。

そこで、ラップが登場。
ラップを巻いてもスマートフォンの操作ができるので、
ちょっと砂をよけたいときにおすすめ。

でも、ラップをしわなく貼るのは難しく、
しわがあると指が引っ掛かって操作がしづらいだけでなく
破れてしまって、貼った意味がなくなってしまうことも。

さらに、写真を撮ってみてもレンズに貼ったラップが邪魔をして
きれいに撮れません。

そこで、達人のもとへ。

スマートフォンの液晶保護フィルム貼りの達人
新谷俊和さんです。

スマートフォンのアクセサリー専門店で
今まで2万枚以上の液晶保護フィルムを貼ってきた達人です。

3種類のラップの中で
どれがいちばん貼りやすく、
しわになりにくいかチェック。

選んだのはポリ塩化ビニリデンのラップ。
ほかの素材と比べて張りがあり、
丈夫だからだそうです。

まずは、ラップを貼る準備。

1.眼鏡クロスなどのきめの細かい布で
液晶画面を拭く
2.セロハンテープで細かいほこりを取る

3.スマホ2台分くらいの幅を切り、
中央にスマホを置く。

4.カードを使います。
ラップを伸ばしなんがらカードが沿うように動かす。

均等に圧力をかけ、多少カードが曲がるぐらいの
力でラップを表面に沿わせると気泡が抜けていく。

スマホにラップ

5.次は、裏面。
レンズのある部分には、
なるべくラップが重ならないように折り畳む。

スマートフォンをラップで巻いて快適!
ビーチライフをどうぞ。

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