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「あさイチ」で紹介された
放っておくと危ない!あごの不調

顎関節症の原因の1つであるといわれる
食いしばり(歯の接触癖)のチェック法や
改善解消トレーニングの紹介!

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顎関節症の原因の食いしばり(歯の接触癖)

顎関節症は
「あごが痛む」、「口が開かない」
「あごを動かすと音がする」といった症状がでます。

特に女性に多いといわれています。

その主な原因のひとつが、無意識にしている
「食いしばり(歯の接触癖)」や「歯ぎしり」。

通常は上下の歯は3ミリ位開いていますが
弱くても接触している(食いしばっている)ことで
筋肉が緊張してしまい、あごの筋肉のコリに
つながっていたのです。

パソコンやスマホ、料理、読書など、
下を向いて作業をするときに歯の接触は
多く起こります。

長年あご関節症に悩んでいた40代の女性、関根さんは
事務の仕事で1日8時間ほどパソコンを使って
作業していました。
そのことが「あごこり」を誘発していたのです。

また、睡眠中の歯ぎしりでもあごこりは起こります。

昼間の歯の接触を脳がクセとして覚えてしまい
寝ているときに歯ぎしりが起こるのです。

顎関節症(あごこり)チェック

「口を開き、指を縦にして3本入るか」。

2本以下しか入らなかった場合、
顎関節症の可能性があります。

※人によって指の太さなどにばらつきがありますので、
あくまでも「目安」になります。

※顎関節症のくわしい診断基準・治療方法などは、
日本顎関節学会が公開している「顎関節症治療の指針2018」をどうぞ。

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顎関節症治療の指針

歯の接触癖チェック法

歯科医師の木野孔司さんに、
無意識に歯を接触させているかどうか、
チェックする方法を教えてもらいました。

唇を閉じたときの「歯の位置」

「上下の歯が触れていない」→接触癖なし

「歯全体が触れている、前歯のみ触れている、
奥歯のみ触れている」→接触癖あり

唇を閉じたとき、どちらが楽か

「歯を離しておく方が楽」→接触癖なし

歯をつけていた方が楽」→接触癖あり

歯の接触癖改善解消トレーニング

「歯の接触癖(食いしばり)」を
解消するためのトレーニング法も
教えてくれました。

行動療法が効果的とのこと。

1.ふせん紙に歯をリラックスさせる言葉を書く
(「リラックス」、「歯を離す」、「歯をつけない」など)

2.①を部屋の目につくところに貼る

3.ふせんを見たら、脱力して歯を離すようにする

ただ、2週間ほどすると慣れてしまうので
2週間ごとににふせんの色やデザインを
変えます。

先ほどの長年あご関節症で悩んでいた関根さんも
この行動療法を行い「2ヶ月たつかたたないかで
あごの痛みがやわらいできた」といいます。

マウスピースの使い方

マウスピースも歯の食いしばり解消に効果的ですが、
正しい使い方があります。

1.就寝時のみにつける
1日中使用しているとあごの位置がずれる
可能性があるため注意が必要。

2.使用期間は2週間。
その後1週間あけ、また2週間マウスピースを
つけるようにするとよい。

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