はちみつ

2016年2月3日のNHK「ためしてガッテン」では
「あなたのせきをチェック!止め方&見分け方SP」が放送されました。


病気が隠れている危険な咳をたんの色で見分ける方法や
はちみつでセキを和らげる方法などを紹介。

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せきが出る仕組みとは?

なぜか長引いたり、夜に決まって出たり。
「このセキ大丈夫かな?」と思った経験は誰にもありますよね。

人間だけがセキをするのかと思ったら動物もセキをするそうです。
しかし実は哺乳類と鳥類しかセキはしないとのこと。

セキはどうして出るのでしょう。

私たちは横隔膜を動かして呼吸をしています。
息を吐く時は横隔膜がちょっと上がる。
吸う時は横隔膜が下がる。

異物や病原体が入ってくると気道の粘液がキャッチしからめ捕ってくれます。
その時セキセンサーが働き2つの命令をだします。
「蓋を閉じよ!」と「横隔膜スタート!」

気道のフタが閉められると同時に横隔膜が上がってきます。

そうすると空気が圧縮され、
その勢いでセキが出て病原体を外に出てくれるのです。

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咳の目的
強烈な風圧で肺に入った異物を吹き飛ばすため
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危ないセキと大丈夫なセキ
その境目が分かると安心ですよね。

先ほど咳をしてのどから出たもの。
これが「たん」です。

肺に異物が入ってくるとからめ捕ってくれるのが
気道から分泌された“たん”です。

という事はセキで出てきたたんを見れば肺に
どんな病原体がいるか分かるというわけなんです。

「たんから病気がわかる」

73歳の森川さんは去年の冬しつこいセキに襲われました。
10日目になると息切れのようにひどくなり体を起こすと楽になるとのこと。

62歳の切池さんも同じ症状に悩まされていて、
ひどいセキをしているとき泡だった変なたんが出てきたとのこと。

スタジオでは泡だったたんは心不全の可能性があると解説。

診察した佐藤医師によるとレントゲン写真を見て
灰が水浸しになっている肺水腫の状態だと話したのです。

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肺水腫
肺に水がたまってしまう症状
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心不全だとなぜ肺に水がたまるのか。

夜寝ていると下半身の血液が心臓に急激に戻ろうとするが、
心臓が弱っていると一度に血液が受け入れられない。
それで手前の肺で血液が渋滞をおこし肺胞に水が染み出していくという。
それを押し出そうとたんとなって泡状のものが出たと解説。

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心不全のセキ
夜中にセキが激しく、起き上がると呼吸が少し楽になるようなセキは
心不全のセキである可能性がある。
また泡状のたんが出たら危険信号なのですぐに病院に行ったほうがよいとのことです。
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おととしまでNHK名古屋放送局で気象キャスターを務めていた植木さんは、
1か月以上続くしつこいセキに悩まされていました。
しかし、藤田保健衛生大学病院で処方された薬を飲んだところ
たった2日で治ったとのこと。

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原因は何なのか内視鏡写真を見ると、
肺のところに副鼻腔炎の鼻水が達していたのでした。

鼻水というのは鼻の中でつねに作られていて、
通常は食道のほうに流れます。

副鼻腔炎で粘っこくなった鼻水が大量に作られ
食道に流れこむときに気道の方に入ってしまうと後鼻漏という状態になります。

そしてそれを押し出そうとして、
黄白色のたんと共にセキが出るとのことです。

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後鼻漏
朝方にまとまったたんが出る場合は、
後鼻漏の可能性があるので耳鼻科の受診がオススメ。
薬で簡単に治る可能性があります。
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日本医科大学呼吸ケアクリニック所長の木田厚瑞先生が
たんについて解説。

問題のないセキもありますが、
ちょっとやっかいな病気が隠れていることもあります。

それを見分ける一番のポイントは、口から出てくる「たん」です。

番組では6種類に分けられていました。


【たんから病気がわかる】

透明→正常(健康)

あわ状→心不全

黄白色→後鼻漏

緑色→重い気管支の炎症(気管支肺炎、気管支拡張症に感染を伴うもの )

さび色→肺炎球菌性肺炎

白に赤い斑点(わずかに血が混じっている)→肺がんや肺結核など
(血が少量でも無視してはいけないとのこと)

呼吸器系のお医者さんがセキから疑う病気は、ぜんそく、後鼻漏、
胃食道逆流症(逆流性食道炎)の3つ。
胃食道逆流症は現代人に増えているそうです。

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胃食道逆流症によるセキ
胃液が気管に入り酸の刺激で生じる
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たんが伴うセキはとめてはいけない。

セキや痰は肺のSOSのサイン
止めるよりも原因を探ることが大切


痰を楽に出すスゴ技

たんを出そうといて式ばかりしているとのどや胸が痛くなったりしますよね。

兵庫医療大学の玉木彰教授がたんを楽に出すスゴ技を開発しました。

これまで広く行われてきた方法は「ハフィング」
息を強く「ハッ!」と吐き出すことでたんを出す方法。

それを改良した方法が「パフィング」

パフィングのやり方
1.まず大きく息を吸い込む。
2.閉じた唇をパッという形で息を開放する

ハフィングは口を開けて強く息を吐きたんを移動させます。
一方パフィングは唇を閉じてためた空気を一気に開放します。

これなら強くたんを追い出せそうですね。。

はちみつが咳止めに効果

この冬各地でセキに悩む人が急増中です。

そうした中ある身近な食品がセキ止め薬よりも高い効果を示す
という研究成果がアメリカで発表されました。
それははちみつ

実は日本でも既に使っている小児科がありました。
子供にも大好評のこのセキ止め。

セキ止め薬に負けないぐらいの効果がある事が最新の研究で分かったんです。
粘膜保護作用があり、喉を潤してくれるのだとか。

【かぜのセキを和らげるハチミツの使い方】
お子さんには寝る前に小さじ2のハチミツをお湯で半分程度に薄めて
スプーンで少しずつあげてください。

1歳未満の赤ちゃんにはあげないでください。

大人にはコーヒー1杯に小さじ2程度のハチミツを入れて飲むと
カフェインとのダブル効果でセキが和らぐ。