冷凍庫食材の分類

2022年7月8日放送の「あしたも晴れ!人生レシピ」は「冷凍庫活用術」

冷凍王子こと西川剛史さんが冷凍の大活用術を伝授。
保存の方法や冷凍調理のレシピの他、冷凍するだけで食感が変わる意外な食材も登場。
夏にうれしい簡単ひんやりスイーツも。

冷凍王子こと冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんが教えてくれました。。

こちらでは冷凍庫の活用術のまとめです!

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冷凍庫の活用術

今回のテーマは 冷凍庫の活用術です。

冷凍王子流 上手な冷凍の極意

①買ったらすぐに冷凍する

使いかけの食材を冷蔵庫に放置し期限ギリギリなことに気付いて冷凍したことはありませんか?
例えば ビタミンや鉄分などの栄養素を含む ほうれんそうの場合。
マイナス18度の家庭用冷凍庫に入れた場合
半月たっても ビタミンCの量は75%残っています。
しかし5度の冷蔵室に入れたままにすると5日後には 65%まで減少。
すぐに冷凍すれば栄養素を保つことができるのです。

今日使わない分は その日のうちに冷凍するのが大事。
スーパーで買い物する時にもその日に食べるものか 冷凍するのかというのを考えて購入することが大切。

とにかく空気を遮断する

袋のまま、トレーごと、袋の口が開いたまま…
3つに共通しているのは食材が空気と触れた状態にあることです。

冷凍庫の中は乾燥しているため食材から水分が抜けてしまいます。
水分が抜けた部分に空気が入り込むと食材は酸化。
風味や食感が落ちてしまうのです。

空気を遮断するためにおすすめのアイテムは冷凍用の保存袋と ラップ。
使い方にもポイントがあります。

保存袋から空気を抜く方法

1.食材を入れ平らにしてジップの真ん中のみ残して空気を抜く。
2.さらに底から丸めながらしっかり空気を抜き封を閉じる。
※保存袋は厚さが 0.06ミリ以上のものが気密性が高くおすすめ。

ラップの包み方

食材の表面に ラップが密着するように丁寧に はり付けることが大事です。
ただしぐるぐる巻きは中が見えなくなるのでNG。
冷凍保存中の保存性を高めるためにさらに冷凍用の保存袋に入れるのがおすすめ。
西川さんのおすすめはラップと保存袋のダブルガード。
匂い移りも防げます。

ラップを使わずに保存する方法

レモンの輪切りなど 薄く平らなものは保存袋のフィルムに はり付かせるだけで保存できます。

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③できるだけ速く凍らせる

食品を冷凍する時食品の質を落とす温度帯があります。
通称 魔の温度帯。
マイナス5℃からマイナス1℃の間は通過時間が長いと
水分が凍る際 氷の結晶が大きくなり食品の組織を損なうのです。
一般的な冷凍庫で冷凍にかかる時間を示したグラフをみると
魔の温度帯の通過に約2時間半かかっていることが分かります。
膨張した氷が細胞の組織を壊して水分や うまみが ドリップとして流れ出してしまいます。
「ゆっくり凍結」は解凍した時にドリップが多く食材の風味を落としてしまうのです。

できるだけ速く凍結させるためには薄く平らにして冷凍する。

空気を抜いた保存袋をさらに薄く平らにします。
薄く平らに均等の厚さにするということが大事。

平たくすることで 他にもメリットが。
薄く平らに冷凍すれば均一に冷凍することができます。
均一に冷凍すれば解凍ムラがおきません。

そして小分けに冷凍する方法もあります。
ラップを半分に畳んで小分けにした肉を挟み空気が入らないように包みます。
ポイントは食材の間に少し隙間をつくっておくこと。
冷凍後は必要な分だけハサミで切り取って使います。
冷凍前の一手間で食材のおいしさが アップします。

冷凍庫整理術

開閉時間を減らすのが大事。
できれば10秒以内ぐらいに抑えるのが理想。
冷凍庫の開閉時間を減らすために西川さんがおすすめするのは
どこに何があるのかが一目で分かる冷凍庫内の定位置化。
(肉魚・野菜・ごはん・冷凍食品・パンうどん・こまごましたものなど)

特にこまごましたものや使いかけのものはまとめておくと便利。
ブックエンドや容器で仕切ると縦置きにして 整理がしやすくなります。

野菜の冷凍方法などはのちほど。

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まとめ

冷凍庫の活用術冷凍術の紹介をしました。
ぜひ参考にしてみてください。

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