焼肉
2023年12月17日に放送の「がっちりマンデー!!」は
「焼肉きんぐ」と「丸源ラーメン」の会社がスゴかった!

焼き肉業界売上げ1位「焼肉きんぐ」
そして、ラーメン店チェーンの中で売上2位にまで上がってきている「丸源ラーメン」。
実はこの2チェーンを運営しているのは物語コーポレーション。
物語コーポレーションの驚きの戦略の紹介です!

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>物語コーポレーションの驚きの戦略とは?

物語コーポレーションの歴史は1949年に愛知県豊橋市のおでん割烹「酒房源氏」からスタート。
2007年から「焼肉きんぐ」、2001年から「丸源ラーメン」を展開。
物語コーポレーションは他にも「ゆず庵」「お好み焼本舗」など17ブランドを展開中。

焼き肉業界売上げ1位「焼肉きんぐ」の良いとこ取り戦略!?

焼肉きんぐは現在、焼肉チェーン業界の売上ランキングで1位を獲得していて、
その最大の特徴は食べ放題制度です。
特に人気のある「きんぐコース」では、約130種類のメニューが100分間、3498円で食べ放題。
実は焼肉きんぐは、焼肉チェーン業界に後発として参入しましたが、
その後発ならではの戦略を展開しています。

ファミレスのようにロードサイドに出店することで、ファミリー客を獲得する独自の戦略に。
郊外の土地を活かし、ライバルも少ないため、コストを抑えつつ大規模な店舗を展開し、
店舗数は10年で200店舗も増加したのです。

また、焼肉きんぐは2009年にタッチパネル式注文を導入しました。
これはカラオケ業界で既に使用されていた技術を応用したもので、
注文がスムーズに行えるため、従業員は料理提供に集中でき、人件費削減にもつながりました。
お客様は焼肉を自分で焼くことが一般的ですが、
店内には「おせっかいマスター」と呼ばれるスタッフがおり、
客席を見て気になるテーブルがあれば、代わりに焼いたり焼き方を教えたりするサービスが提供されています。
このサービスは、愛知県でおでん屋を営んでいた物語コーポレーションが提供していたものを導入したものです。

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さらに、季節ごとにテーマを決めてフェアメニューを提供するなど、
焼肉きんぐは季節感を大切にしています。
毎回行く度に違うメニューがあるのでお客さんは飽きない。
この発想は、他の焼肉チェーンが取り組んでいなかった新しい試み。

焼肉きんぐが新しいアイデアを次々に導入できる秘密は、物語コーポレーションの社風にあります。
社内には至る所に「明言のすすめ」が掲示されています。
ある日の丸源ラーメンの外観や看板のデザインを決める会議では会長から新人社員まで参加し
バンバン意見を言っていました。
これにより、議論の場が広がり、様々なアイデアが生まれ、次々と新しいサービスが生み出されています。

ラーメン業界売上げ2位「丸源ラーメン」の全自動キッチンとは

ラーメンチェーン業界売り上げ2位の丸源ラーメン。
厨房には、自動ゆで麺機があり、職人技で行う麺茹でや湯切りが、
ハイテクマシーンによって同時にいくつも同じクオリティにできます。
その一方でスープと具材の調理は、注文を受けてから1杯ずつ手鍋で仕上げています。
ハイテクマシーンと手作りを組み合わせることで、平均6分で提供できる速さと、
手作りならではの美味しさを両立しています。

さらに店長にはプレジデントという名前が与えられ、店舗に関して権限が与えられて裁量権が店長にあるとのこと。
メニューは全店同じですが、サービス面は店長の裁量で独自サービスができるとのこと。
例えば西新井店では、お客さんにおしぼりを渡すこと。
子供連れの場合は子どもに先に料理を出し、ある程度満たしてから親の料理を出すなど、
専門店のようなサービスが提供できるとのことです。

まとめ

TBSテレビがっちりマンデー!!の放送より
物語コーポレーションの紹介をしました。
参考にしてみてください。

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