心臓、ハート、医者

「あさイチ」で紹介された
疲れた心と体に!オキシトシン活用術。

ここではタッチケアのやり方などについて紹介!

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オキシトシンとは?

ハグやキスなどスキンシップをすると
オキシトシンと呼ばれるホルモンが出るとのこと。

オキシトシンは「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」とも呼ばれています。

オキシトシンは、わたしたちの心と体に良い影響を与えることが
最新の研究でわかってきています。

ストレスや痛みを和らげたり、
血圧を下げたり、ダイエットや美肌にも効果が期待できるといいます。

アメリカ・ウィスコンシン大学の博士の研究によると、
7歳から12歳かの女の子61人に大勢の前でスピーチをさせました。

スピーチの直後に「あること」をしたところ、
体内でオキシトシンが増えたのが確認でき、
ストレス値も激減しました。

その「あること」とは「母親と電話する」

自分が信じられる、好きな人の声を聞くと
オキシトシンが出るとのことです。

カップルの恋人

オキシトシンは老若男女関係なく、
日常生活のちょっとしたことで分泌を促すことができます。

例えば、ハグやキスといったスキンシップは最も有効なのですが
会話、ゲーム、食事。
オンラインでも、一緒に食事をするとオキシトシンの分泌が期待できます。

1人だけでも、映画や本で感動したり、
ヨガやストレッチなどの運動をしたりするとオキシトシンが分泌されます。

離れている相手と電話で会話することも効果的です。

ペットと暮らしている人は、
ペットとふれあうことでもオキシトシンが分泌されます。

犬とのふれあいやほかの動物でもo.k。

赤ちゃんの映像などでもキシトシンが分泌されるとのことです。

北欧のオキシトシン活用法

スウェーデンでは、早くから
オキシトシンの持つ力に注目。

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スウェーデンの小学校や保育園では
肌に触れるケア「タッチケア」が指導されていました。

実は触れる事によって体の中に出てくるオキシトシンを
さまざまな医療に応用する取り組みが行われています。

カロリンスカ大学病院では
さまざまな病気の患者に対してタッチケアが行われています。

特に効果があるのは体に痛みを抱える人。

ある患者さんは5年前から肩と腕に強い痛みを訴えてました。

しかし、タッチケアを1週間続けると痛みが軽くなり
体が楽になったそうです。

数年前からリウマチで体中の痛みに苦しんでいる永井さんは
痛み止めの薬もさまざま試しましたが
効果はほとんどありませんでした。

そこで永井さんは
背中を10分間ゆっくりさするタッチケアを受ける事に。

まず驚いたのは焼けつくようだった手の痛みが軽くなった事。

痛くてたまらなかった首や腰も楽に動かせるように。

ただ、タッチケアは症状の緩和であって
病気が治るわけではないとのことです。

高血圧の人に背中のマッサージを10分間、
週に3回続けてみたところ、血圧が平均10も下がったという
研究結果が多数あるとのこと。

今最も注目されているのは認知症への効果。

徘徊や乱暴な言動・行動が多かった大泉さんは
娘さんがタッチケアを毎日10分1週間続けたら、
行動すべてが変わってきて、乱暴な言葉もなくなり、
徘徊もなくなったそうです。


タッチケアのやり方

タッチケアは家庭で簡単に行うことができます

1.いすの背やテーブルにもたれて、楽な姿勢をとります。

2.両の手の平を背中にピッタリとつけ、全体をなでます。
1回10分程度行ってください。

※1秒間に5センチ程度のゆっくりとした動きで、
手の平でアイロンをかけるようなイメージで行います。

タッチケアは、される人よりも、
する人の方がより多くオキシトシンが出る、
という研究結果もあるとのことです。

1人でもできるタッチケア

リラックスした状態になり、
手の平で優しく包み込むように
腕・胸・腹・腰・脚を順番になでます。

1秒間に5センチ程度のスピードでゆっくりと行います。

専門家によると、5分程度行うとオキシトシンが出てくるとのことです。

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