古民家

2022年8月6日放送の「サタデープラス」自己流ライフ 
今回は「物々交換で0円生活を目指す家族」から”幸せな生き方”を学びます。

幸田直人さんと妻のふみさん夫婦の1日の様子やHP、ブログ、フェイスブックの紹介をします!

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物々交換で0円生活を目指す鳥取県三朝町の幸田家家族

鳥取県三朝町は断崖絶壁に仏堂が建つ、国宝投入堂や
850年以上の歴史がある三朝温泉など、観光スポットに恵まれた町。

今回の自己流ライフの主人公は
幸田直人さんと妻のふみさん夫婦、
そして、3人のお子さんがいる5人家族。

広々とした敷地約200坪にに6つの建物が建ち並ぶ幸田家の自宅。
およそ築60年で年季が入っています。
そして驚きなのが台所の奥にあるリビング。
もともと玄関だった場所をリビングにリノベーション。
たった2日で作る直人さんですが、実は建築経験はゼロ。
すべて本を見ながら独学で行ったそうです。

さらに鶏小屋も直人さんが新たに作りました。
そのほかにも木材を置くための木材置き場、
子どもたちが遊べるように作ったツリーハウス、バーベキューなど
直人さんが新たに作り上げていったのです。

資材はすべて譲ってもらったため、建築費用はほぼ0円。
しかも、手作りするのは建物だけではありません。
家の自家発電の設備も。
自家発電の知識が全くなかった直人さん。
本を買いあさり、一から勉強し、電気工事に必要な国家資格を取得。
なんと10年がかりで太陽光パネルの設置や蓄電システムを組み上げたのだそう。
発電量によって変動があるものの、電気代はほぼ0円。

さらに電気だけでなく、生活用水も井戸水を使用しているので0円。
野菜も米もすべて自給のため食費も0円。

幸田家の1日に密着

独学で手作りをしながら0円生活を目指す、幸田さんご夫妻の一日に密着。
午前7時。
朝ごはんの担当はふみさん。
早速、キッチン横の倉庫に何かを取りに行くようです。
幸田家でおよそ40羽の鶏を飼育。
毎日およそ10個の卵がとれるんだそう。
そして今からみそ汁を作るようですが、みそは自家製みそ。
自宅のすぐ近くにある畑で大豆を作っている幸田さんご夫妻。
毎年2月に収穫した大豆を使って家族みんなでみそ作りを行っているのです。
しょうゆも手作りの真っ最中。
ごはんは鉄釜で炊きます。
冬場はまきストーブで調理を行うため、ガス代は0円。
しかし、夏場、まきストーブを使うと部屋が蒸し風呂状態になるため、代わりにガスを使用しているとのこと。
0円を目指すといっても、家族に無理はさせない。
それが直人さんのポリシーなのです。
そしてきょうの朝食は、目玉焼きとごはんとみそ汁。
シンプルだけど、食材すべてが手作りの0円朝食。

午前8時。
朝食を終えたところで、ふみさんがさきちゃんを保育園へ送迎。
幸田家の車は電気自動車。
自家発電をしているため、この車にかかる燃料費は0円なのです。

一方、直人さんは近所の大家さんのお宅へ。
大家さんは体調を崩されて療養しています。
実は幸田さんの自宅は家賃1万5000円の賃貸物件。
大家さんが不在の間、草刈りや家の掃除を行うことで
家を管理する代わりに家賃を0円にしてもらっています。
家の管理をすることで、家賃1万5000円が0円に。

なぜここまで直人さんは0円生活にこだわるのでしょうか。
目覚めたきっかけは、大学時代にありました。
農業に興味があり、岩手大学農学部へ進学した直人さん。
そのかたわら、2年間、農家に住み込み、田舎暮らしを体験。
自給自足で暮らす田舎の人たち、その姿を見て、
お金を使わずとも生活できることに気付いた直人さん。
大学卒業後、地元鳥取に戻り、26歳から0円生活を始めたのです
そして、知人の紹介で出会った、ふみさんと30歳のときに結婚。

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でも実際のところ、どのくらい0円で生活できているのでしょうか?
幸田家の1か月の支出は6万円5000円ほど。
食費や電気代、水道代はほぼかかっていませんが、
子どもたちの教育にかかるお金が3万3000円。
インターネットや携帯電話など、通信費に1万円。
そのほか、保険や税金、ガス代、雑費に3000円と、
毎月必要な出費が6万円程度はあるそうです。

では収入はどうなっているのでしょうか?
太陽光パネルの設置やウッドデッキの増設など、依頼があれば
なんでも請け負うスタイルで、毎月およそ8万円の収入があるそうです。
見積もりとかも取って、きちんとした仕事としてやっているとのこと。

午後2時。
次女のさきちゃんが帰ってきました。
すると直人さん、農作業用の軽トラに余った食材を荷物を積み始めます。
車で走ること20分。
ここで作業中の男性に声をかける直人さん。
こちらの男性に余っていたスイカを手渡します。
そして、鹿と物々交換。
害獣として捕えた鹿と幸田家で余っていたスイカを交換しました。
次の物々交換へ。
持ってきたお米と交換するのは再びスイカと交換。
そして、知り合いの建設会社にスイカと卵を渡し、いらなくなった洗面台をもらいました。
廃材は自宅の一部に利用しているとのこと。

16時、調理師免許を持つ直人さんが鹿を解体しミンチにしてソーセージを作りました。

午後6時。
小学生の2人も帰宅したところでお客さんがやって来ました。
今からご近所さんと一緒に鹿肉バーベキュー。
月に2回ぐらいはしてるとのこと。
きょうのメニューは、さばいた鹿肉のももとリブロース。
そしてメインの鹿肉ソーセージ。
さらに野菜とお米は、自家栽培のものを使用。
この豪華な最高の晩さんがすべて0円。

幸田さんは「自分にとっては、もう自給自足が生き方だし、理想の暮らしだし、
それ自体がイコール幸せなのかなって思います。」といいます。

幸田家のHP、カフェ、ブログ、フェイスブック

HPはこちら
いちまいのおさら

カフェもありますが、不定期のようです

お店 いちまいのおさら
住所 鳥取県東伯郡三朝町坂本1608

ブログはこちら↓
いちまいのおさらとわたしの暮らし

暮らしの見える小さなカフェ いちまいのおさら

まとめ

TBSテレビサタデープラスの放送より
物々交換で0円生活を目指す家族幸田家の紹介をしました。
ぜひ参考にしてみてください。

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