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腰痛の女性

2016年7月30日放送の「世界一受けたい授業」は
「本当は怖~いSP」

その中の「長引く腰痛の原因は脳の錯覚だった!?
腰みがきで改善!最新腰痛対策! 」を紹介!

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腰痛は脳の錯覚?

現代人の体の悩みで肩こりをおさえトップ。
今や、2800万人が悩んでいる腰痛。

最近では子供も腰痛で悩んでいて、
中学3年生の約4人に1人が
腰痛を経験したことがあるというデータも。

アメリカの研究によると、椎間板ヘルニアや圧迫骨折など
原因が分かっている腰痛は全体の約15%。
残りの85%は通常の検査では
原因が特定できていないとのこと。

そこで、近年、腰痛の原因が脳の錯覚だという新事実に
注目が集まっています。

今まで2万人以上の腰痛患者を救ってきた
福島県立医科大学整形外科教授の大谷晃司先生
によると、なかなか治らない腰痛の原因は、
腰ではなく脳が関係しているのだそう。

3ヶ月以上続く腰痛の事を慢性腰痛とよびますが、
原因の1つに脳の錯覚からおこる
錯覚腰痛というものが意外にあるそうです。

愛知医科大学の研究によると、
荷物を待った男性の写真をを写真を見せると、
腰痛がない人はなにも感じないが、
腰痛持ちの人11人にみせると全員腰が痛そうと
不快感をあらわに。

さらに7人は写真をみただけで実際に
腰に痛みを感じたといいます。

過去に腰痛で辛い思いをし、
それが恐怖の記憶として残っている場合は
痛みの感覚が鋭く、この写真を見るだけで
敏感に反応してしまう。

また、そもそも腰痛は、痛みの刺激が
電気信号として脳に伝わります。
それによって脳が興奮状態になると
腰痛が起こります。

脳の興奮を沈め、痛みの感覚を抑えるのが
脳の背外側前頭前野(通称、DLPF)
と呼ばれています。

アメリカのノースウエスタン大学の研究によると、
慢性腰痛の人は健康な人と比べて
このDLPFCの体積が最大で約10%も少なく、
機能が低下していることが分かりました。
つまり、健康な人が1の痛みにしか感じないものが、
慢性腰痛の人は同じ痛みでも
50~100もの痛みに感じてしまうのです。

これこそが 実際の痛みよりも強く感じてしまう
錯覚腰痛と呼ばれるものの正体なのです。

腰痛の新常識

【腰痛の新常識①】
腰痛になったら安静にするのは間違い!

以前は腰痛持ちは安静が大切といわれていましたが、
症状が出た直後をのぞいて、多少痛みがあっても
可能な範囲で体を動かす方が腰の回復が
早くなることがわかっています。

腰痛発症後4日以降を目安に、
無理をしない範囲で動きましょう。

【腰痛の新常識②】
最新の腰痛治療では、抗うつ薬が処方される。

抗うつ薬には鎮痛作用や、
一部慢性腰痛に直接効果があることがわかっています。
※抗うつ薬は医師の処方が必要です。

痛みが続くと不安定な精神状態に。
また家庭や会社などのストレスがより
腰の痛みを感じやすくさせる原因にも。

福島県立医科大学附属病院では
精神的な理由が原因の腰痛患者に対し、
整形外科と心身医療科で連携して
治療するリエゾン(連携)診療を行い、
成果をあげているそう。

抗うつ薬を処方することで、
患者さんの気分が前向きになり、
腰痛改善が期待できるとのこと。

大谷晃司先生によると、
長いあいだ腰痛に悩んでいた患者さんが
恋をしたら治った人もいるとのこと。

自分がやりたい事をやる事が
非常に大事。

他にも犬を飼ったという事で
腰痛が治った方もいるとのこと。

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腰みがきとは?

福島医大会津医療センターの
白土修教授が提唱した方法。

虫歯にならないために
毎日歯磨きするのと同じように、

腰痛の痛みのもととなる原因を
毎日の簡単な運動で取り除き
強い腰を作るのが腰みがきです。

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腰みがきの方法


【基本編:腰と背中のストレッチ】

腰と背中のストレッチ

1.仰向けになり、片方のひざを曲げ両手で抱える。

2.ひざを胸につけるようにゆっくりと引き寄せ、
5秒キープ。
足を元の位置にもどす。

これを10回繰り返し、その後反対の足も行います。

ひざを引き寄せたり、戻す時は、
腰まわりから背中を伸ばすイメージを持ちながら
ゆっくりと行う。

腰まわりの血流が良くなるため
腰みがきされ、腰痛を楽にする効果が
期待できます。


【基本編:太ももの裏側のストレッチ】

太ももは腰痛と関係がないように思われる場所ですが、
腰のすぐ下の筋肉なので、そこをほぐすと
腰まわりの筋肉の緊張がとれ、
腰痛の改善が期待できる。

太ももの裏側のストレッチ

1.仰向けになり、片方のひざを腰のあたりまで上げ、
ひざの後ろに両手をまわす。

2.上げた方のひざから先を天井に向かって伸ばし、
5秒キープ。元の位置に戻す。

足を伸ばした時、太ももの裏側がよく伸びている
ことを意識する。

これを10回繰り返し、その後反対の足も行う。



【応用編:腹筋強化】

腹筋強化

1.仰向けになり、両ひざを立て
足を肩幅ぐらいに開く。
そして、両手を太ももの上にのせる。

2.あごを引き、手を滑らせながら
床と背中の間の角度が、
30度~45度になるまで上半身をゆっくりと起こし、
そこで5秒キープ。
その後、元の姿勢に戻す。

この時、腹筋を意識しながら行うことで、
より腹筋強化につながる。
これを10回繰り返す。

もし、起き上がる体勢が辛いときは、
起き上がろうとお腹に力を入れるだけでもOK。


【応用編:背筋強化】

腹筋強化とセットで行うと効果的なのが、
背骨強化の腰みがき

腹筋と背骨をバランスよく鍛えられ、
背骨をしっかりと 支えられるようになる為、
腰の痛みが出にくくなる。

背筋強化

1.クッションや畳んだバスタオルなどを
下腹部あたりに挟み、うつ伏せになる。

2.あごを引いたまま、顔と床の間が
10cmくらいになるまで上半身をゆっくり起こし、
ここで5秒キープ。
元の姿勢に戻す。

この時、お尻から背中まで意識しながら行う。
これを10回繰り返す。

槙原寛己さんが挑戦!

現役時代、剛速球投手として
名をはせた槙原寛己さん

腰痛歴30年で、咳をしただけで、
腰に痛みが走ってしまうことも
あるのだそう。

検査の結果、腰痛の症状別指数をみてみると
腰椎機能に特に問題があるようです。

背骨の下の方にあり、
上半身と下半身を支える役割がある腰椎の機能が
悪いことをあらわしています。

特に体を反らすと痛みが起こる伸展型腰痛と判明。

その後、先生から腰みがきをレクチャーしてもらい、
自宅や楽屋などで1日5分。
2週間4種類の腰みがきを実践!

2週間後、腰痛の症状別指数の
すべての項目がよくなっていました。
2週間前は少し腰を反らせても痛かったのが、
今は痛みを感じない程度まで腰痛が改善したのです。

また、年齢や職業、性別も違う腰痛持ちの4人にも
2週間腰みがきをしてもらったところ、
4人全員腰痛が改善したという結果が出ました。

まとめ

先生によるとつづけることが大事で
回数についてできる範囲で少しずつ増やしていく
ということでいいそうです。

1日5分ということでこれなら続けやすいですね。

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