野菜、農園、農業

2022年6月11日放送の「サタデープラス」の「自己流ライフ」
奥様の夢!独学で家を建てた夫婦に密着・手作りで楽しむ田舎暮らしとは?

“自分の生き様”を貫き、幸せ一杯に暮らしている家族のライフスタイルに密着。
今回は「独学で家まで建てた夫婦」から“幸せな生き方”を学びます。

佐賀県唐津市の山間部に住んでいる本山清さん早穂さん夫妻に密着します。

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佐賀県唐津市に住む本山夫婦

奥様の夢だった家作り!手作りの田舎暮らしを楽しむ夫婦。

その家族が住んでいるのは、佐賀県唐津市。
呼子のイカが有名で、多くの観光客が訪れる人気のスポット。
そんな唐津の山間部に住んでいるのが。今回の自己流ライフの主人公
本山清さんと妻の早穂さん。

自宅は奥様の早穂さんが設計し、夫婦2人で建てた手作りの家。
その家の中は。天井高3.5メートル、26.5畳の広々としたリビング。
日の光を多く取り入れるために、片側は全面ガラス張り。

自宅というよりまるでおしゃれなカフェのようです。
本山さんご夫妻には、男の子の双子と女の子、3人のお子さんがいます。

間取りは3LDK。
リビング以外にも、靴を履いたまま過ごせる、くつろぎスペース。
夫婦がパソコン作業を行う仕事部屋。
そして、家族全員で寝る寝室と、個性の違う3つの部屋が。
理想の家をみずからの手で作り上げた早穂さん。

理想を追い求めるのは、家だけではなく自宅の畑で40種類もの野菜作り。
そして150本の果樹園まで。
さらに、鶏や羊など家畜もみずから育てています。

本山さんご夫妻の一日に密着

朝7時。
早穂さんの一日は、子供たちを起こすことから始まります。

一方、清さんの一日は家畜の餌やりと、朝食用の卵集めから始まります。
自給自足に憧れる彼女の提案で節約も兼ねて、鶏を飼うことにしたのです。

さらに鶏だけでなく、羊も飼っている本山さんご夫妻。
畑は8000平米あって自分たちで草を抜いたり刈ったりしてたら手が足りないため。
家の裏にある本山家の畑。
その広さはサッカーコートと同じ8000平方メートル。
草刈りどうしようかと言ってたら、奥様が羊を飼おうって言いだしたのだそうです。

朝8時。
家畜の世話を終えた清さん。
そのまま朝食の準備を始めます。
この日の朝食は、目玉焼きと卵かけごはん。

午前9時、朝食を終えると早穂さんが子どもたちを保育園まで送迎。
そのあとは。早穂さん、パソコンに向かって仕事を始めました。
実は早穂さん、家を建てた経験を生かして、図面を描いたり、
内装の提案を行う、フリーの建築プランナーをしているのです。

毎月の収入は?
月に換算したら、数万円から2桁いくときもあればという感じ。
月収は10万円程度ですが、生活費はおよそ6万円しかかからないので、十分暮らしていけるとのこと。

一方、早穂さんが働いている間は、清さんが率先して、洗い物や洗濯など、家事をこなしていきます。
人づきあいの得意な早穂さんが外で働いたほうがいいと清さんみずから主夫業を受け持っているそうです。

午前11時。
ここで早穂さん、作業着に着替え、母屋の隣へ。
現在、さらに家を大きくするために、母屋の隣に新たな建物を建築中なのです。

高校卒業後は、美容師専門学校に進学するも、美容師に興味を持つことができず、フリーターに。
そして、23歳の時に小さい頃の夢だった家造りに挑戦することを決意。
その資金のため、魚をさばく工場や、中洲でホステスなどひたすら働き、700万円を貯蓄。
30歳にやっと土地を買いました。
福岡から車で1時間ほどで行ける立地のよさにひかれ、今の土地を購入。
しかし、建築に関する知識が全くなかったため、なんと30歳から専門学校で建築を勉強。
そして37歳で母屋を建築し始めるのですが、そのとき、建築助手として手伝ってくれたのが、
7年間大工をしていた清さんだったのです。

午後2時。
今度は畑仕事へ向かいました。
現在、40種類もの野菜を作っていて、野菜を買うことはほとんどないとのこと。
そして早穂さんが畑でやってみたかった夢が果物作り。
桃や梨、ぶどうなど、1カ月かけて150本もの苗木を植えたそうです。

夢を実現するために、日々楽しく奮闘する早穂さん。
さらに養蜂にも挑戦しており、この日は養蜂の専門家に来ていただき、初めての採蜜。
巣箱の中には、蜂の巣がぎっしり。
大成功です。
そして蜂の巣を取り出し、抽出する器械の中へ。
圧縮するとおいしそうな蜂蜜があふれ出てきました。

蜂が入っても逃げられての繰り返しで3年目の悲願達成に、感無量の2人。
将来的には商品化しようと考えているそうです。

午後5時。
家族そろって車でお出かけ。
向かった先は車でおよそ20分の距離にある呼子漁港。
今晩のおかずを調達しに来ました。
家族みんなで夕食のための魚釣り。
アジなど夕食となる十分な魚が12匹釣れました。
この魚が本山家の最高の晩さんに。

午後7時。
本山家の最高の晩さんは、取れたての新鮮な食材で作る夕食

まずは、畑で取れたで取れたそら豆とえんどう豆を使ったピースごはん。
といだ米に料理酒と塩、昆布を加え、豪快に豆を入れます。
土鍋で30分炊けば、ピースごはんの完成。

そしてメインのおかずは取れたての魚を使った魚介アヒージョ。
オリーブオイルの中に取れたてのニンニク、魚を入れて、塩のみで味付け。
弱火で20分ほど煮込めば、完成。
魚のうまみがしみ渡る、魚介アヒージョ。
小ぶりなので丸ごと食べられるそうです。

ほかにも自家栽培の木くらげを使った野菜炒めや、
自宅近くで取れた野いちごのスムージーなど、全5品。
かかった食材費はほぼゼロ円。
最高の晩さんが出来上がりました。

手作りの家で、手作りの野菜と取れたての魚。
夢が詰まった最高の晩さんです。

まとめ

TBSテレビサタデープラスの放送より
独学で家を建てた佐賀県唐津市の本山夫婦の紹介をしました。
ぜひ参考にしてみてください。

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