【サタデープラス】北海道移住の金子夫婦コテージねこのしっぽ!幸せ自己流ライフ！

川、渓流

2022年8月20日放送の「サタデープラス」幸せ自己流ライフ！
釣りが好きで北海道移住夫婦の生活

金子哲也・文江夫婦の知床フィッシングガイド＆コテージねこのしっぽの紹介です。

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金子哲也・文江夫婦知床フィッシングガイド＆コテージねこのしっぽ

きょうのご家族は趣味が高じて移住を決意。
退職後の年金で北海道生活を満喫する夫婦。
北海道の東部、知床半島の付け根に位置する斜里郡清里町。
自然豊かな田舎町で暮らすのが、今回の主人公のお２人。
金子哲也さんと文江さんご夫婦。
４年前、栃木県から清里町に移り住みました。

4年前、哲也さんの退職金をもとに建てられた、平屋の一戸建て。
夫婦２人暮らしには十分な広さの１ＬＤＫ。
白と黒のツートンカラーがおしゃれです。
自宅の奥にあるのが夫婦で経営する一棟貸しコテージねこのしっぽ。
2階が寝室で、最大5人まで宿泊可能。
キッチンやお風呂、洗濯機も備わっています。
田舎町とはいえ、網走や摩周湖といった人気観光地までは車で１時間圏内。

しかし、貸しコテージをやっているものの、予約が多いのは夏のみ。
1年のうち9か月は赤字になるため、
生活のほとんどは年金と退職金で賄っているそう。

北海道に移住し、幸せな時間を過ごす金子さん夫婦。
その一日に密着しました。

朝7時半、朝食の準備です。
今日のメニューはサラダにヨーグルトといろいろありますが、
中でもごちそうなのがトースト。
近所にパン屋さんがないので、ホームベーカリーで焼いているそうです。
さらに北海道で多く自生するハマナスを使った手作りジャム。
手作りのパンに手作りのジャムをつけていただきます。

何やら身支度を始める哲也さん。
２人は大の釣り好き。
その情熱たるやすさまじいもの。
倉庫のほうをのぞかせてもらうと本格的な長靴やライフジャケット、
クーラーボックスなど、全部釣り道具。
釣りざおもたくさん。

ご夫婦は趣味の釣りだけのために栃木県から北海道に移住までしちゃったんです。
この日は渓流釣り。
やって来たのは、自宅から車で１５分。
日本有数の清流、斜里川。
川の中をのぞいてみると魚がたくさんいます。

高校時代からつきあっていたお2人は、22歳のときに結婚。
２人の子どもに恵まれました。
高校卒業後、旧国鉄に就職し、60歳の定年まで勤め上げた哲也さん。
その間、４０年にわたり没頭していた趣味が、釣りでした。
休日はもっぱら釣り優先。家族旅行でさえも、行き先は必ず釣りができる場所。
文江さんも、もともとは釣りに無関心だったんですが。
一緒に連れていって、天然のイワナを釣らしてあげたらそれからはまったのだそうです。
それ以来、毎週末のように夫婦で釣り旅行へ。
すると５０歳のころ、初めて訪れた北海道で転機が。
本州の渓流釣りとはまた違うなって。
すっかり北海道の釣りに魅せられ、年に４回は栃木から通うように。
しかし、そこにはお金の問題が。
飛行機代やホテル代などで、毎回２０万円近くかかっていたのです。
期間を決めて来ると、雨が降って川が増水して、きょうは釣りができないときも。
こっちに住んでいれば絶好調な期間だっていうときにぽっと行けるっていうのがいいなと思ったのだそうです。

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北海道で大好きな釣りがしたい。
そこで２人は、一大決心。
退職金で移住。
貸しコテージと釣りのガイドを始めました。
およそ２時間釣りを楽しんだお２人。
きょうの釣果はオショロコマ５匹に、ヤマメ１匹。
午前１１時、帰ってきました。

実はこの町に移住を決めたもう一つの理由があるとのこと。
それは２４時間掛け流しで入れる温泉。
自宅の中に源泉掛け流しの温泉が。
この温泉は権利を一度購入すれば、あとは毎月１万円ちょっとを払うだけで入りたい放題。

時刻は午後３時。
お友達がやって来ました。
移住して４年、今ではすっかり地元の方とも仲よくご近所づきあい。
ご近所さんから食材を分けてもらううちに、もう一つの楽しみが。
それは料理。
夫婦２人でいろんな料理に挑戦しているとのこと。

時刻は午後６時。
夕食の準備です。

地元のそば粉を使って、そば打ち。
移住してから、自治会でそば打ちを習い、今も腕を磨き続けているんです。
１時間かけて出来上がった手打ちそば。

北海道に移住してできた新たな趣味、料理に目覚めた金子さん夫婦。
最高の晩さん。
１品目は地元のそば粉を使った哲也さんの手打ちそば。
たっぷりの熱湯でゆで上げたら、冷たい摩周湖の伏流水できゅっとしめて、こしとおいしさを引き出します。
お２人が釣ったオショロコマはから揚げで。
骨まで丸ごと食べられます。

そしてこちらは、地元の人から頂いた鹿肉をジンギスカンで。
２人が大好きな趣味、釣りと料理で彩られた食卓。最高の晩さんです。